8月2日(日)、琴似発寒川で、札幌市さけ科学館主催の公開さかな調査が行われ、参加しました。1昨年にも参加しています。
まず、魚を捕まえるための3つの方法が実演されました。誰でもできるのが、たも網による捕獲です。コツも教えていただけます。下流に網を置き、川底の石をはぐると一発で魚が採れ、歓声があがりました。草の生えている辺りは踏みつけての捕獲も行いました。実演した方によると、この琴似発寒川で、たも網を使ってサクラマスを採ったことがあるとのことでした。たも網は馬鹿にできません。次は投網の実演です。これは技術を習得するのは大変だそうです。
最後が、トップの写真のエレクトロフィッシャーです。子供たちに川に手を入れないように注意がされました。電流が川に流れるからです。電流を川に流し、魚に電気ショックを与え、一時的な仮死状態にします。魚が腹を上にして、浮いてきます。たも網で掬います。百発百中です。しばらくすると、魚たちは何事もなかったように元に戻ります。通常、河川の魚類調査では投網と電気ショッカーが用いられます。投網もエレクトロフィッシャーも使用するには許可が必要です。
採取した魚についての説明もありました。また、子供たちにヤマメを除く魚に触れる時間もありました。
この日は、ヤマメ、シマウキゴリ、ウグイ、ジュズカケハゼ、スジエビが採取されました。なぜかフクドジョウが採れませんでした。
下の写真はこの日、採取されたヤマメです。
琴似発寒川にはサクラマスが遡上しますが、ヤマメの放流もかなり行われているため、このヤマメは全てが自然のものかどうかはわかりません。
ヤマメの雄は2年目の春に川に残るか、海に下るかの選択をしなければなりません。川に残るのは成長の良い強い雄だそうです。雌と一部の雄がパーマークと呼ばれる黒い斑点模様のある体から、スモルトと呼ばれる銀色の体に変化させ、海へ下ります。海で一年を過ごし、川へと帰ります。成熟するのを川の深みで待ち、札幌では9月の下旬に上流に上がってきます。
サクラマスたちが川の上流に遡上してくるまであと2ヶ月を切りました。昨年はその紅色の姿を見ることができませんでした。今年は多くのサクラマスが遡上して来て、その姿を見せてほしいと願っています。
まず、魚を捕まえるための3つの方法が実演されました。誰でもできるのが、たも網による捕獲です。コツも教えていただけます。下流に網を置き、川底の石をはぐると一発で魚が採れ、歓声があがりました。草の生えている辺りは踏みつけての捕獲も行いました。実演した方によると、この琴似発寒川で、たも網を使ってサクラマスを採ったことがあるとのことでした。たも網は馬鹿にできません。次は投網の実演です。これは技術を習得するのは大変だそうです。
最後が、トップの写真のエレクトロフィッシャーです。子供たちに川に手を入れないように注意がされました。電流が川に流れるからです。電流を川に流し、魚に電気ショックを与え、一時的な仮死状態にします。魚が腹を上にして、浮いてきます。たも網で掬います。百発百中です。しばらくすると、魚たちは何事もなかったように元に戻ります。通常、河川の魚類調査では投網と電気ショッカーが用いられます。投網もエレクトロフィッシャーも使用するには許可が必要です。
採取した魚についての説明もありました。また、子供たちにヤマメを除く魚に触れる時間もありました。
この日は、ヤマメ、シマウキゴリ、ウグイ、ジュズカケハゼ、スジエビが採取されました。なぜかフクドジョウが採れませんでした。
下の写真はこの日、採取されたヤマメです。
琴似発寒川にはサクラマスが遡上しますが、ヤマメの放流もかなり行われているため、このヤマメは全てが自然のものかどうかはわかりません。
ヤマメの雄は2年目の春に川に残るか、海に下るかの選択をしなければなりません。川に残るのは成長の良い強い雄だそうです。雌と一部の雄がパーマークと呼ばれる黒い斑点模様のある体から、スモルトと呼ばれる銀色の体に変化させ、海へ下ります。海で一年を過ごし、川へと帰ります。成熟するのを川の深みで待ち、札幌では9月の下旬に上流に上がってきます。
サクラマスたちが川の上流に遡上してくるまであと2ヶ月を切りました。昨年はその紅色の姿を見ることができませんでした。今年は多くのサクラマスが遡上して来て、その姿を見せてほしいと願っています。