しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

ウナギの完全養殖に成功!水産総合研究センター で、ウナギが食べたくなった

2010-04-13 07:11:22 | Weblog
 4月8日、ニュースを見て驚きました。水産総合研究センターが人工授精で生まれたニホンウナギに卵を産ませ、孵化した幼魚を育てる完全養殖に成功したとのことです。ウナギはこれまでも養殖されていましたが、日本に辿り着いたシラスウナギを育てるという養殖です。近年、シラスウナギの捕獲が激減しており、今後はこれまでどおり、私達がウナギを食べることができるかわからない状態となっています。かなりの朗報です。
 ニホンウナギの生態は良くわかってはいないそうです。最近になって、産卵場所がグアム島に近いスルガ海山付近だということが分かったそうです。

 単に養殖してしまうと、ストレスのせいか雄のウナギばかりになってしまうそうです。そこで、水産総合研究センターでは、稚魚の段階で女性ホルモンを注射する。餌を変え、女性ホルモンを含むものにしたそうです。卵の成長を促すために、サケから抽出されたホルモンを注射するなどもしたそうです。こうした技術を駆使し、完全養殖ができたそうです。

 今回の独立行政法人の事業仕分けでは、このウナギの完全養殖に成功した水産総合研究センターも対象になっています。きちんと事業内容、研究成果等を理解した上で、仕分けしていただきたいと思います。政治家がプロの目で望むことができないなら、政治家をお辞めなさいと言いたいです。

 で、やっぱりウナギが食べたくなりました。我が家の財務大臣に言うと、昼の弁当を作らないから、食べてきたらとの返事です。そんな!おこづかいが足りません。しかし、財務大臣も食べたかったのか、しばらく外食していないし、明日、デパートに行く用があるから、たまに言いかと考えてくれました。
 翌日、9日の夕食が日本産ウナギのうな重になりました。トップの写真です。この日は一割引だったとのこと。ここのうな重はタレがあっさりとして、甘くなく、私好みです。焼き具合も良く、おいしいかったです。私は今後も、ウナギが食べることができる日本を望んでいます(大袈裟な)。
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