しなしなの記録

 しなしなの趣味の記録です。洋楽カラオケ、郵便局訪問、川、猫など

観光地百選という切手で存在を知った昇仙峡は、山梨県にありました

2010-11-10 21:53:46 | Weblog

 私は小学生高学年から中学生ぐらいまで、切手収集をしていました。その頃、観光地百選というシリーズの切手がありました。その当時のお小遣いでは、とても買うことのできない高価な切手でした。切手図鑑をよく眺めていました。しかし、どこにあるのか、よく分からない観光地が有りました、赤目四十八滝、丸沼・菅沼と昇仙峡です。
 以前、赤目四十八滝は三重県にあることが分かり、出張で鳥羽市に行ったとき、わざわざ寄りました。今回、昇仙峡が山梨県にあることを思い出し、是非、行ってみたいと考えました。

 トップの写真は切手にもなっている覚円峰です。山の頂が、切り立った崖になっています。その頂上は、覚円という僧侶の修行の場だったとの言い伝えがあるすです。
 同じく、切手になったのが下の長潭(ながとろ)橋です。



 何と1925年(大正14年)12月5日に開通した、コンクリートのアーチ橋です。昇仙峡の入口に架けられています。当時としては画期的で、美しい橋梁です。アーチ部分のコンクリートは年月の割りに白いです。何らかの補修がされたかもしれません。

 峡谷ですから当然なのですが、昇仙峡は岩が多く、かなり流れが早いです。そして、川の流と石や岩が織り成す光景は美しいです。下の写真のように絶妙な配置になっています。



 川にある岩には、名前が付されているものがあります。下の写真は大砲岩です。



 分かりやすいです。確かに大砲です。

 次の石は、猫石との名前が付されています。



 下流側から眺めた、この角度からは、猫の意味がよくわからないです。しかし、上流から見ると、石が、猫が川に降りていく姿に見えました。

 昇仙峡は、もみじ狩、紅葉の美しい所としても有名です。しかし、私が行った10月31日は紅葉には早過ぎました。まだ、ほとんど緑の状態です。しかし、紅葉しているもみじも有りました。



 山肌が気持ちの悪いのが有りました。



 真ん中の部分が、恨みの表情を浮かべた人の顔に見えなくありません。

 下の写真の石門は、写真だとトンネルのように見えますが、実際は左の石と覆い被さった岩には、隙間があります。



 ずっと進んで行くと、仙娥滝が有ります。



 滝は美しいと感じるとともに、どんな滝も感動を覚えます。どうして滝は感動するのでしょうか?

 昇仙峡は、様々な風景が広がります。美しく、面白いです。観光地百選という切手になるはずです。私にとって、昇仙峡は期待していた以上に素晴らしいところでした。
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