三重県津市の郵便局訪問をしていて、ある店(?)を見つけました。たくさんの琺瑯看板がついています。また、サトちゃんもいました。
特に目に着いたのがトップの写真の正面にあった琺瑯看板です。富士宣傳号とは何かわかりません。号と付いていることから、雑誌か写真集だろうと思いました。販賣や宣傳などの旧字体が使われ、おまけに横書きが右から左になっています。相当古そうです。
札幌に帰って調べたところ、なんと富士宣傳号は自転車だとわかりました。販売(製造?)会社の日米商店は明治32年の創業だそうです。戦後は日米富士自転車となったそうです。このfujiというブランドの流れを汲むのが、アメリカのFuji Advanced Sports社だそうです。これは、どうやら戦前のもののようです。驚きでした。この琺瑯看板は設置されてから、相当の時を刻んでいます。
下の写真が左側です。
福助というと靴下や足袋を思い出します。タビックスという足袋とソックスの両方の性質を持った製品もありました。しかし、福助の菓子パンは聞いたことがありません。調べてみてもわかりません。どこにあったパン製造会社で、どのようなパンを製造していたのでしょうか。
酒は伏見の明けごころは、わかりました。「明けごころ」という銘の酒を醸造していた有井酒造㈱は京都市伏見の酒造会社でした。しかし、平成7年に酒造業から撤退したそうです。
その2では、この店(?)の正面上と右面の琺瑯看板などを紹介したいと思います。
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