お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

BK191 ~1日目~  ピーナツバタームースなど

2006年06月12日 | CSCA

今週からは、BK191  Production Kitchen というコースです。

School Cafe では、パンやクッキー、マフィンなども売っているのですが、それらはCulinaryのクラスの担当になり、私たちが作るのはいわゆるケーキだけです。

クラスのメンバーを3つのグループに分け、それぞれChocolate, Custard and Tarte, Entremeを中心に作っていきます。私は一番面白そうなEntremeを希望しました。このコースでは終わりまで同じチームで活動するらしいので、他のチームが何をしてるのかよく分からないのがちょっと残念なのですが・・・。

前のコースから引き続き同じChef が指導してくれるという話だったのですが、事情があって変更になったみたいです。入学当初に教えてくれていたChef になりました。前のChef はクラシックなタイプのデザートはあんまり好きじゃないみたいで、ヨーロッパやNYで今流行っている最先端なケーキを作っていきましょうっていう感じだったのですが、今のChef はまた別のタイプのようで作る種類も大幅に変更になったようです。アメリカの人に受けるような慣れ親しんだ味のケーキを洗練された形で作りましょう、ということで。例えばPBJという名前のケーキはピーナツバター&ジェリーサンドと同じ味の組み合わせで、Concord Grape Jelly, Jelly Glacage, Peanut Butter Mousse, Chocolate Peanut Butter Filling, Buttered White Bread Baseをそれぞれ作り、ケーキの形に組み立てるようにします。ピーチコブラーはStreusel Base の上にPeach Compote Filling を載せ、その中にはCreme Brulee が入っているとか。今、Sprinklesなどでカップケーキが流行っているので、毎日違う種類の色んなカップケーキも作るみたいです。

今日と明日はまだ実際に売り物を作るのではなく準備のみということなので、時間にも余裕がありました。Entremeは8人のチームなのでそれぞれ手分けして色んな物を作り、私が主に作ったのは Peanut Butter  Mousseと、Pot De Creme。Peanut Butter Mousse、味見してみたらとーってもおいしかったです。材料はピーナツバター、ゼラチン、粉砂糖、生クリームだけなのですけど、これは出来上がりが楽しみ。

このコースでは作ったものは全部売り物なので、残念なことに自分で食べられないんですよね・・・。色々味見してみたいのにな~。自分で作ったものをCafeで買うのもなんだし。最後にChef のチェックを受けてOKが出たものだけをCafeに並べるのですが、OKじゃなかった物も持ち帰りは不可なんだそうです。まさかとは思うけど、わざと失敗して持ち帰りたい人が出るかもしれないからね~、と。売り残った分だけはもらえるらしいんですけど。

今日は出来上がったものは全然ないので、写真も無しです。なので今日はこないだオープン直後に行った牛角の写真をちょっとご紹介しますね~。

Old PasadenaのGreen沿いにあります。

店内は天井が高くて、いい雰囲気。

席に案内されるまでちょっとだけ待ったんですけど、その間も何が飲みたいか聞いてくれてお茶や水を持ってきてくれたり、メニューの説明なども丁寧で気持ちのいいサービスでした。味はどれも普通かな~って感じだったのですが、このAburi Style Ahi Tuna(奥のお皿です。焼いてるのもそう。)は気に入りました。ごま油で味付けしてあるのかなあ。たれなしでも充分おいしかったです。これはまた食べたい。