お菓子時々パン日記

LAで製菓学校を卒業後、オランダ、ロンドン等を経て今は名古屋在住です。
私の作るお菓子やパン、その他色々の日記です。

BK181 ~14日目~  飴細工仕上げ

2006年06月09日 | CSCA

今日の授業は

・Written Final Exam
・Final Practical Exam: Assemble of a final Sugar Showpiece

でした。

まず最初に筆記テストから。今回はマークシートだったのでそんなに難しくなかったです。

それから、昨日できなかった鳥の胴体を作りました。今日も何度も作り直して、でも納得いく形には出来なかったのですが、もう時間もなくなってしまうので適当なところで終わらせてしまいました。

で、飴細工を組み立てていったんですけど、途中なんども崩れたり壊れたりして、またまた半泣き状態に。よくテレビでコンテストの時に大きな飴細工が崩れ落ちたりしちゃってますけど、私のみたいな小さいのでもそうなっちゃうんだなあ、と。部品を作り直したり、鳥の羽を組み立てなおしたり、思ったよりずっと時間がかかってしまいました。やっと出来上がったのがこちらです。

鳥も、羽や尾で体の形は結構ごまかせたような。

基本的に全員同じパーツで組み立ててあるのですが、色が違うので全然印象も違っていて面白かったです。

ピンクっぽかったり、

オレンジだったり

みどりだったり。

これは落ち着いた色合いで好き。

この人は鳥の胴体、綺麗な形でした。

今日で授業は終わりです。卒業まではあと3週間あるのですが、その間は学校付属のSchool Cafeで売っているケーキを作るProduction Kitchenというコースになります。今のChef がそのまま指導してくれるのですが、今までカフェで売ってきたようなアメリカっぽいケーキ(キャロットケーキとか。もちろんヨーロッパっぽい物も並んでます。)ではなく、もっとCool でSexyな最先端なスタイルのケーキを作るわよ!と張り切ってくれているので、楽しみ。


BK181 ~13日目~  飴細工

2006年06月08日 | CSCA

今日の授業は

・Blow Sugar

でした。

ガラス細工のように、ポンプで空気を送って飴を膨らませて形作ります。

見てると別に難しくなさそうなんですけど、これがほんっとに難しかったです・・・。これで鳥の体の部分を作って、羽や尾はPullde Sugarで作りましょうっていうことだったのですが、羽とか作ってる時間なんて全然なし。というか、体の部分もできませんでした。今日はこれしかすることなかったのに。ずーっと試してたんですけど、どうしてもいびつな形になっちゃうし、Chefにも何度もマンツーマンで見てもらったんですけど、出来ない。もう半泣き状態でした。結局クラスの中で出来てた人は1人くらいしかいなかったんじゃないかなあ。明日も時間あるから大丈夫よってChef は言ってたけど、明日は全部組み立ててPresentationしないといけないので、心配。羽や尾は家で作ることにして、飴を持ち帰ってきました。

こちらは、Chefが今日仕上げていた作品。鳥と花には、エアスプレーで色をつけてあります。

授業のあとは、違うキャンパスでチョコレートのセミナーがあるというので参加してきました。早めに到着して最前列の席をキープしてから、近くにあるLe Pain Quotidienへ。アイスカフェオレと、アップルアーモンドタルト(みたいな名前だった気が)を買ってきてお昼ご飯。

思ってたよりも甘さ控えめでおいしかった。

このセミナー、明日筆記テストやノート提出があるし行こうかどうしようか迷ったのですが、講師は Captain TEAM USA at 2003 Coupe du Monde だった人だし、内容も 

Chocolate Techniqus & More!!
Origins of Couverture & a Chocolate Tasting!!!

だと書いてあったので行くことにしたのです。当然デモだと思ってたのに、内容は3時間ずっとチョコレートの講義でした・・・。座ってるだけで、ちょっと味見しただけで、思ってたのと全然違ってたのでちょっと残念。デモ見てみたかったな~。カカオの栽培とか、チョコの出来るまでとか、それなりに面白かったけど、折角すごい人が講師なのに話聞いてるだけなんて。


 
家に帰ってからはノートのまとめやテスト勉強、鳥の羽や尾を作ったりしてました。


BK181 ~12日目~  飴細工

2006年06月07日 | CSCA

***先週の金曜日分に、ジンジャーブレッドハウスの写真をたくさん追加しました***

 

今日の授業は

・Pulled Sugar Flowers

でした。

やっぱり基本はバラでしょう、と私はすっかりバラを作る気で行ったんですけど、違いました。Chef がこういう花を作るのよー、と見せてくれた本には菊の写真が。うーん、ちょっとがっかり。バラのが難しいのかなあ。
飴を引っ張って、細い花びらをたくさん作ってから、中心になるものに貼り付けていきます。

Chef は昨日壊れてしまったものを作り直して、今日はここまで作ってました。明日は鳥や枝を足すんだそうです。

一番上のが今日作った花です。なんだか海底っぽいですね。私たちは組み立てはまだしてません。私が作った花はこちらです。

Presentationする金曜日まで壊れないでいてくれるといいなあ。

 


BK181 ~11日目~  飴細工

2006年06月06日 | CSCA

今日の授業は

・Poured and Cast Sugar Work

でした。

昨日の続きです。今作っているこのShowpieceが、Final Practical Examになるんだそうです。だから気に入らなかったら授業中に何度作り直してもいいわよ、と。形は基本的にChef のデモと同じように作っていき、色だけは自分の好きにしていいそうです。大きすぎると壊れやすいからサイズには気をつけてね~と言いながら自分の作品を組み立てていたChef なのですが、ふとした拍子にそれが崩壊・・・。テストの直前にも起こりうることだから、心配な人は予備も作っておきなさいと言われました。

今日は葉っぱに見立てたような細長い丸い棒と、台座になる部品をいくつか作りました。グラニュー糖に卵白を少し入れて湿らせたものを型にぎゅっと押し込めて型抜きした物も作った。これは台座と本体(?)の間に入るみたい。

飴はちょうどいい固さのうちに作業しないとすぐ固くなってしまうので、なんだかんだと忙しくてカメラは持っていたものの写真は全然撮れませんでした。固くなってきたら電子レンジでちょっと温めるんですけど、クラスに一台しかないからちょっと不便。

明日は花を作るんだそうです。

写真が全然ないのもなんだか寂しいので、今日は夫がこの前行ったインドやイラン、韓国のお土産のお菓子をご紹介しますね~。

これはイランのお土産。サフランキャンディです。サフランが入ってるのがよく分かります。珍しいですよね~。なんとなくまだ食べてないんですけど、どんな味なのかなあ。

これはSoan Papdiというインドのお土産

最初はおそるおそる(笑)かじってみたんですけど、さくさくしてて、ちょっとミルクっぽいおいしいお菓子でした。ついつい手が出てしまい、すぐなくなってしまいました。リトルインディアに行ったら同じようなの売ってるかなあ。

これもインド。Badam Halwaと書いてあります。

ねっちりしてて、あ~、外国のお菓子なんだなあっていう味。

こちらは韓国のお菓子です。繭みたいですね~。お店で出来たてを試食した時にはふわふわでおいしかったそうなのですが、時間がたっているせいか、ねっちりした歯ごたえ。というか、噛み切るのが大変。中にはナッツが入っていました。箱にはハングル文字のほかに、宮中茶菓って漢字で書いてありました。あと、カタカナでクルタレって書いてあった。なんだろう、クルタレ。


BK181 ~10日目~  飴細工

2006年06月05日 | CSCA

今日の授業は

・Poured and Cast Sugar Work

でした。

今週はずっと飴細工の勉強です。まず、ビデオを2本見ました。暗いし、朝早いし、眠気に襲われて大変でした。

そのあとは、Chef のデモ。今の教室は湿度が多目だからということで、グラニュー糖ではなく、Isomaltという色づかない砂糖を使います。こちらの方が湿度を吸収しにくいんだそう。Poured Sugarは、320度(華氏)まで熱した砂糖をマットの上に流して固めるだけです。色はパウダーカラーを足してつけるのですが、好きな色でいいと言われたのでChef と同じ緑にしておきました。明日は花の作り方を習うらしいのですが、それにはPulled Sugarというのを使い、それは砂糖がまだ熱いうちに手で何度もひっぱって空気を入れ、ツヤをだしておきます。ツヤが出た状態で冷ましておき、明日また暖めて使うのだそう。花の芯にする(?って言ってたと思う)用に、Isomalt、キャラウェイシード、カソナードの上にも砂糖をたらして、固めました。

Chef は今日ここまで組み立ててました。

明日、花とか鳩(?って言ってたような)とか作って、これに足すんだそうです。私が今日作ったのはこちら。

明日、上手に出来るといいなあ。


Citrus Bistroでブランチ。

2006年06月04日 | 外食(LA)

今日は、カルテクの敷地内にある Citrus Bistro に行ってきました。朝からかなり暑くて陽射しも強かったので、車から降りてお店まで歩くのもちょっと辛い・・・ので、テラスはやめて店内へ。

天井が高くて明るくて、気持がいいです。

飲み物と一緒に、あたたかいクロワッサンが。ジュースはグレープフルーツです。おいしかった。

私はシトラスパンケーキを。

パンケーキふわふわです。ベリーとナッツが散らしてあり、パンケーキの中にはオレンジが一緒に焼かれてました。添えてあるアップルソーセージがおいしかった。

夫は、スモークサーモンのベーグル。

このサーモンも生っぽくっておいしかった~。ベーグルが見えないくらいびっしり乗ってます。

食べている途中で、お店の中央ではチョコレートフォンデュが準備されました。いちごとかマシュマロとか、それ以外にケーキなども色々。これ、前に来たときも食べたかったんですけど、お腹が一杯になってしまい諦めたのです。今回もやっぱり無理だった・・・。次回は、これだけ頼もうかな。

このお店、ちょっと分かりにくい場所にあるせいかお休みの日は混んでないし、サービスもいいし、その割にお値段もお手頃。お勧めです。平日のお昼は学校があるのでちょっと混んでるみたいです。

ブランチのあとはOld Pasadenaに行き、ショッピングの合間にお気に入りのアイスクリーム屋さんへ。

いつも混んでるんですけど、今日は暑さのせいかお店の外まで行列が出来てました。でも食べたかったので並ぶ。やっと涼しい店内に入れても、人でぎっしり。

こんなふうに冷たい石の上でトッピングと混ぜてくれるのはCold Stoneと一緒ですね~。Cold Stoneもおいしくって好きだけど、お店の雰囲気はアットホームなこちらの方が好き。

アイスは6種類、トッピングはたーくさんあるので、どうしようかいつも迷う迷う。

今日はフレンチバニラに、ラスベリー、クリームチーズ、ピスタチオを混ぜ込んでもらいました。

でもこの組み合わせは失敗・・・。ピスタチオは無しにしたほうがよかった。なんか、ばらばらな味。まあでもおいしいんだけど。Cold Stoneは濃厚なおいしさですが、ここはさっぱりめなので、暑い日にはこちらの方が嬉しいです。

だいぶ前から看板だけが出来ていて店内は工事中で、いつになったら開店なのー?と思っていたLe Pain Quotidienの前を通りかかったら、メニューと一緒にバゲット1本くれました。ラッキー。今週の水曜にとうとう開店だそうです。楽しみ。


BK181 ~9日目~  ジンジャーブレッドハウス

2006年06月02日 | CSCA

今日の授業は

・Gingerbread House

でした。

前日に家で屋根だけ作っていこうと思っていたのですが、作り出したらなんだか楽しくなってきて、木とか柱とか色々作ってしまいました。気がついたら12時過ぎていて、ちょっと寝不足・・・。

まず、屋根をアイシングでつけました。これが意外と難しくって。型紙通りの大きさならぴったりはまるはずなんですけど、ジンジャーブレッドが焼いているうちにちょっと膨らんでしまい、そして屋根瓦やら壁にもフォンダンを貼り付けてあるのでもっとかさばってしまい、ちゃんとはまるようにナイフで少しずつ削ったり屋根を貼り付けなおしたりして手間取ってしまいました。そのあとは、煉瓦を敷き詰めたり、庭に芝生(ドライのディルを使ってみました)を生やしたり。出来上がりはこちら。

玄関のアップ。

木は、マシュマロを溶かしてフードカラーで色を付けたものに、シリアルを混ぜ込んで形作りました。煉瓦はジンジャーブレッドです。窓辺にある植木には、花代わりに緑と赤の粒胡椒をつけてみました。

みんなが作った家を見て周るのも楽しかったです。みんな色々考えますね~。こちらは壁にリングイネが貼り付けてあります。

大きな灯台。キャンディたっぷりで重そう。

これはBear Beachというタイトルがついてました。クマやサカナが泳いでいて可愛い。

ちょこんと出てるニワトリが気に入りました。

マジパンで作ってある犬やウシも可愛かった。

砂漠をラクダが歩いてます。全面にシナモンがふってあるので、近づくといい香り。

これ、近くで見て大ウケしちゃいました。本物のアスパラやブロッコリー、パイナップルの葉を使ってあります。

これもウサギがあちこちにいて可愛かった。畑にはキャベツとスイカとにんじんが。

細かいところまで綺麗に出来てます。

最後に、とにかく誰もが認めた今日一番上手だった人のものです。

テーマはアップル。りんご農園です。

入り口には看板がかかっいて、ちょっと写真では見えにくいのですが窓の中にはキャラメルアップルが並んでます。電気もついてる。

煙突も本物みたい。ジンジャーブレッドに刻みをつけてから焼き、そこにロイヤルアイシングを塗りこんだんだそう。

庭に積んであるカボチャも上手だったし、鍬や鋤もプレッツェルやアイシングで作ってあって、見ていて楽しかったです。

ジンジャーブレッドハウス、思っていた以上に作るのが楽しかったので、またクリスマスにでももっと時間をかけて作ってみたいな~。


BK181 ~8日目~  ジンジャーブレッドハウス

2006年06月01日 | CSCA

今日の授業は

・Gingerbread House

でした。

昨日の続きです。

昨日帰ってきてから、どういう風に飾ろうか考えていて、白い壁に緑の屋根でグリーンゲイブルズっぽくしようかなあ、と。でもだったら最初っからちゃんと考えて、窓とかそっくりにすればよかったな~。色はアイシングを塗ればいいのかなあと思ってたんですけど、Chef に聞いてみたらフォンダンを薄く伸ばして板状にして貼り付けるといいと教えてくれたのでそうしてみました。フォンダンはウエディングケーキを作ったときのと同じものです。窓をたくさん作っちゃったので、なかなか手間がかかりました。今日中に家は完成させちゃって土台も作り出したいなあと思っていたんですけど、そんな時間は全然なし。今日はここまで作りました。

思ってたより大きかった、この型紙・・・。幅は30センチくらいあります。組み立てようとおもったらなんかパーツの数が少なくて、よく見てみたら屋根はそれぞれ1枚の型紙で2枚ずつ焼かないといけなかったらしいので、またジンジャーブレッドの生地を作って焼き足したりとバタバタしちゃいました。家で作業してもいいと言われたので持ち帰ってきたかったんですけど、継ぎ目のロイヤルアイシングが全然乾いてなくて不安定なので置いてきました。屋根は持ち帰ってきたので、これから屋根瓦を貼り付けちゃう予定。玄関の前にひさしをつけてポーチも作りたいんですけど、時間あるかな~。

ジンジャーブレッドハウス、作り出してみたらなかなか面白いです。もっと時間をかけられればいいのにな~。家だけならまだしも、土台になる庭も作らないといけないし。明日の9時半には、もうPresentation です。

みんなが作ってるのを見てみたら、ピラミッド型とか、ジンジャーブレッドで作った木とか暖炉とか、出来上がりが楽しみなのがたくさん。明日もたくさん写真撮ってきますね~。