花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

「山陰の旅」から無事帰宅・・・

2006年10月04日 | 旅日記

昨夜、山陰旅行から無事に帰ってきました。
ツァーでしたが、目的の「足立美術館」では2時間近くの時間が与えられ、充分に堪能できました
アメリカの専門誌による調査で、4年連続日本一になった「名庭園」は見ごたえがありましたね。
ちなみに2位は京都の「桂離宮」だそうです。

横山大観の収集で有名な美術館ですが、作品は撮影禁止
お庭も決められた所のみ・・・
こちらはお茶室に通じる庭園です。
午後から晴れたのですが、あいにく逆光で、主人は雲待ち状態でした
私は大観、上村松園、小林古径と、日本を代表する作家の作品を丹念に鑑賞・・・





足立美術館は島根県安来市にあります。
今回参加したのは「天の橋立と足立美術館、出雲大社正式参拝の旅」という2泊3日のツァーでした。
京都~兵庫~鳥取~島根と巡る旅は中味が濃くて、流石に少々疲れました。
詳しい旅行記は「中欧紀行」を終えてからUPする予定ですが、何故今回この旅に参加したか?


いきさつを少し綴ってみたいと思います。
このブログを立ち上げた最初の頃には何度か紹介しましたが、我が家の夫は55歳の時にサラリーマンを早期退職して、突然「植木職人」となりました。
私に何の相談も無くです

一年間、県立の職業訓練学校のエクステリアコースで学び、色々な免許を取りました。
その後修行の為、家の近くの大きな造園会社に就職、一年後に国家資格を取り独立しました。
その時、一緒に造園会社を退職した大ベテランの職人さんが主人の片腕となってくれて随分と助けられました。

今では5月から12月までは途切れることなく仕事に恵まれ、ひょんな事からオーストラリアのパースにまで弟子ができて、仕事の暇な冬はジャパニーズガーデンを教えに出かけています。

サラリーマン時代は広告マンとして時代の先端を行くような仕事をしていましたが、今では作業着に地下足袋姿です。
カンガルーハットにバンダナがトレードマークですが
本人は嬉々として仕事をやっていますので、これで良かったのでしょう・・・

最近「お前さんが百名山を目指すなら、俺は勉強のために百名庭園を目指す」が口癖になりました。
去年は仲間と「桂離宮」「修学院離宮」のお庭を見学・・・
今年は私と一緒に「足立美術館」見学となった次第です

尚、足立美術館のホームページはこちらです。


コメント (26)
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