花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

ワインに酔いしれて(1)・ロッシーニの夕べ

2014年05月21日 | 
アウトドァー派の私に欠けているものの一つに「生の音楽鑑賞」があります。
CDなどで聴くことは好きなのですが、中々生の音楽に触れる機会がありませんでした。

そんな中「生のオペラを聴きながら、お食事を楽しむ会があるのですが行きませんか」
お嫁ちゃんのR子さんが声をかけてくれました。


話はGWの頃の話題に戻りますが、R子さんの友人が企画したこの催し
売り出しが遅くなり、チケットがまだ余っているそうです。

主人も誘いましたが「俺はパス、2人で行って来い」と、スポンサーになってくれましたよ

孫たちは同じサッカー少年団のお母さんで、今回の企画のポスターやチラシつくりに協力した
もう一人の友人のご主人が預かってくれるらしい・・・


場所は川崎駅近くのラ チッタデッラ(LA CITTADELLA)にあるイタリアンレストラン

ここはイタリアのヒルタウン(丘の上の街)をモチーフに作られた商業施設で、
首都圏最大級のシネコン「チネチッタ」と大型ライブホール「クラブチッタ」を中心に、
ショップ&レストランや、美容・リラクセーション、保育施設、ウェディングなどのサービスが集まる
楽しみいっぱいのエンタテイメントの街なのだそうです


ラ チッタデッラ3Fの「イルピノーロ川崎」が、この日の会場です。

お店はネットで調べて来ましたが、ここのチネチッタには以前何度かご近所仲間と
映画を観に来ているので迷いませんでしたが・・・

会場セッティングのお手伝いがあり、早めに家を出たR子さんと友人は散々迷ったそうで
「お義母さん、こんなお洒落な場所に来たことがあるなんてすご~い」と
妙に感心されてしまいました。

そう・・・
夫たちがまだ現役のサラリーマンだった頃、私たちご近所仲間は
映画・歌舞伎・文楽・美術館と良く行きましたわ。


綺麗なフラワーアレンジメントの飾られたテーブルセッティングの会場で

まずはグラスにシャンパンが注がれ
ヴェルディー作曲オペラ「椿姫」より♪乾杯の歌♪で宴は始まりました。

前菜はゴマをまぶした地鶏のインボルティーニパスタは「青さノリのタヤリン」に白ワイン付


オペラ「セリビアの理髪師」や「ウイリアムテル」などで有名なロッシーニは音楽で大成功を収めますが
やがて料理に専念し、トリュフを探す豚を飼育する為に作曲活動を引退してしまう程の食通でした。

彼はパリでレストランを経営しますが、彼の生まれたイタリアのお料理は実はフランス料理の先祖だった
と言う様なお話が、支配人兼ソムリエの女性から紹介され宴は進みます。


ソプラノ・テノール・バリトンのオペラ歌手とバイオリンとチェロの演奏で
ロッシーニ作曲、オペラ「セリビアの理髪師」より♪蔭口はそよ風のように♪

ヴェルディー作曲、オペラ「リゴレット」より♪女心の歌♪
モーツァルト作曲、オペラ「フィガロの結婚」より♪もう飛ぶまいぞこの蝶々♪などが披露されます。

そしてお料理のメインディッシュは牛フィレ肉フォアグラのオーブン焼き

ロッシーニ風のメインディッシュは赤ワイン付ガトーショコラ、ジェラート添えのデザート

声量豊かな聞き覚えのあるオペラの音楽を鑑賞しながらいただくお食事とイタリアワインは
まことに贅沢なひと時でした。


この方、バリトンの刈野賢一さんはオペラ界では名の知れた方だそうです。

プッチーニ作曲、オペラ「トゥーランドット」より♪私の太陽♪と
♪誰も寝てはならぬ♪を熱唱しフィナーレでした。

嫁と姑で楽しんだ夜でした♪同じ席に座った者同士も打ち解けて・・・

お隣の席のご夫妻は我が家近くの小学校の校長先生をしていた方で
お嫁ちゃんの横須賀の実家近くに住んでいるとかで、偶然R子さんのお母さんの知り合いでした

最後に各テーブルのフラワーアレンジメントが抽選となり、R子さんも引き当てましたよ


夢のような宴が終わり、後片付けを手伝っていくというR子さんと別れて
イタリアの街角のような雰囲気の中を歩いていると・・・

聴いてきたばかりの「トゥーランドット」の音楽が流れてきました。

水と光と音楽の織り成すショー噴水です幻想的なムードに包まれ、とてもロマンティック

最高15mまで吹き上がるショー噴水は一見の価値がありました。

そんなこんなで寄り道をしてから電車に乗ったら、R子さんとお友達にバッタリ・・・
結局3人で最寄りの駅からタクシーで一緒に帰りました

息子一家も我が家近くに家を建て、越してきてから5年になり
R子さんも子育てしながら地元に馴染んで、ママ友もたくさんできたようです。
地域の情報などは私より詳しくなりましたね。


            


孫のハー君の「端午の節句と誕生日」祝い(5月3日)
オペラ音楽とイタリアン料理を楽しんだ翌々日は息子宅でハー君のお祝いです。
いつものように両家のジィ~ジとバァ~バが集まりました。


「ロッシーニの夕べ」の宴のテーブルに飾られていた生花も彩を添え
まずはシャンパンで乾杯しました。


我が家が持参した「フランスワインの白」も開け、濃厚な香りと味も楽しみました。

いつものように午前中はハー君とトイザラスに行き、希望の誕生祝を購入
去年はラジコンヘリで、今年は大きなラジコンカーでしたね。


生クリームがあまり好きではないハー君の希望で、今年はバースデーケーキはやめて
一個一個のアイスクリームになりました。

ろうそくの点火がないないのはちょっと寂しいけど、それだけハー君も大人になったということでしょう。


10歳の誕生日を迎えた初孫に、ジジババも感慨深いものがありますよ。

最近は地域の少年サッカーチームに入って土日は練習や試合の日々
4年生になったので学校のクラブ活動も始まり、バスケ部に入ったとか・・・

水泳やテニスも習っているので、スポーツ漬けの毎日
それだけ元気だということで、バァ~バも嬉しいです。

いつか勉強に目覚める日も来るでしょう・・・
その日まで、まずは体力をつけることが大事だと思います。



コメント (28)
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