「7月2日は暦の上で半夏生! 我が家の庭に半化粧が咲いています」
との写真入のメールが、山口の高校時代のクラスメートから届きました。
私も偶然前日に我が家近くの「舞岡公園」で写真に収めていましたよ
夏至から数えて11日目の日を「半夏生」と言い(7月2日のことが多いが、年によって1日のこともある)
その頃に、花が咲くことから「半化粧」(はんげしょう)、
ドクダミ科・ハンゲショウ属 のお花です。
叉、葉の半分ほどが白くなることから「片白草」(かたしろぐさ)とも呼ばれているらしい。
ウィキペディアによると、この暦の上での「半夏生」は農家にとっては大事な節目の日で、
この日までに農作業を終え、この日から5日間は休みとする地方もあるらしい。
この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、
この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりしたそうです。
「半化粧」のお花は山の水辺に群生することが多いようですが
「舞岡公園」では古民家の裏側の水路の回りに咲いていました。
両親の顔を見に行く時も、買い物や銀行周り、はたまたお稽古事など
どこに行くにも車を使うことが多い私、週2日は思い切り歩きたくなります。
腰や膝のことを考えれば、できるだけ緑の中の「土の道」が好い・・・
そこで私が選んだのが我が家から車で7~8分の所にある「舞岡公園」です。
暑い中でも自然の風を受けながら、緑の木陰を歩けば運動にもなるし、
第一家のクーラーをかけずに済み、電気の節約も兼ねられ一石二鳥と思いました。
(熱中症は要注意ですが・・・)
電力不足が叫ばれる昨今、この夏をどう過ごそうかと思案中
取り合えず7月1日の午前中と7月3日の午後3時過ぎに、実験的に歩いてきました。
「舞岡公園」は横浜市が管理していますが、地元市民団体によって運営されている自然公園です。
周辺の市街化が激しい中で、約30ヘクタールの公園区域内には豊かな緑と湧水があり、
市内でも残り少なくなった昔ながらの田園風景が残されています。
このブログでも何度か紹介していますが、アクセスなどはこちらのサイトを参考にして下さい。
有料駐車場もあります。
この日の午前中は「夏雲」が湧いていました。
人の姿も少なくて、時々ウグイスとホトトギスが競うように鳴いていました
横浜の特徴的景観である谷戸の地形を生かした田んぼの中に「アオサギ」の姿が・・・
ドジョウを食べているようです。
「舞岡公園の古民家」
市民が「ふるさと」をしのびながらの散策・休養や、水田・畑づくりなどの
農体験への参加が利用の中心となる公園ですが、
利用の拠点として明治初期の古民家(旧金子家住宅主屋)が移築復元されています。
田舎を持たない私は、このような家で生活した経験はありませんが
開放的で風通しが良く、この時期に暮らすには打ってつけの間取りですね
縁側に腰掛けているだけで、心地よい風が吹き渡り、私は暑さを忘れて眠くなりました
実際に7月3日の日曜日に再度訪ねた時は、父子で将棋をしていたり(自由に中で遊べます)
ファミリーでお昼寝中の家族も居ましたよ。
クーラー要らずの住居でした。
私は父の会社の「社宅住まい」が多かったので、この様なカマドの台所に立った事はありませんが
母方の伯母が嫁いだ佐渡の家は、昭和30年代中頃まで、こうした土間の台所だったような・・・
軒の広い家は落ち着きますね。 | 廊下に置かれた「駒」などの昔ながらの玩具で遊べます |
昔の農具も並べられていました。 | 「納屋」に吊るされた新玉ねぎも風情が感じられますね。 |
60代後半より上の方々には胸がキュンとなるような風景かも知れませんね。
特に仕事をリタイヤをした殿方は、ふる里に帰りたくても妻子がウンと言わず、
望郷の思いは募るばかりと聞きます。
(そういう方、高校のクラスメートにも居ましたね)
ここはそんな元企業戦士だった殿方たちが嬉々として、ふる里体験をしている場所なのです。
更に歩いて行くと「リョウブ」の木にたくさんの蝶が乱舞していました
蝶の名前はサッパリ判りませんが、こちらは「ツマグロヒョウモン」でしょうか?
そしてこちらは「クロアゲハ」?
我が家近辺でもたくさん見られる蝶です。
古民家の周りや田んぼの周りには夏の花々が咲き出していました。
ウツボグサ | もう「萩」の花が咲き出した! |
ムラサキシキブの花? | オカトラノオ |
「あそこにカワセミがいるよ」と
大きなレンズのカメラを向けているオジさんが教えてくれました。
私の200mmの望遠レンズではこれが限界・・・
瑠璃色が辛うじて分る程度でした。
2台のカメラを入れたザックを背負い、山用のポロシャツに山用ズボン姿の私・・・
家事の時も畑作業の時もこのスタイルが一番楽で便利です。
色気もヘッタクレもありませんけど
3日の日曜日にウシガエルの声がする「池」まで行ったら、ズラリと大砲のようなカメラが並んでしました。
前々日にカワセミを教えてくれたおじさんも居て、今回も「あそこ!あそこ!」と示してくれましたが・・・
私のレンズではとうてい無理
でもその中に混じって見ている私は、だんだんオジさん化してきている感じ
梅雨が明けたらいよいよ「夏山シーズン」到来です。
今年の私は山に登れるのかしら?と不安がいっぱいですが、
先ずは体を作らねば・・・
それには体重を2kg減らして、せっせと土の道を歩いてトレーニングね
父がお世話になっている施設の近くには「荒井沢市民の森」もありますし
週に2回は「自然公園歩き」を実行したい
計画停電は二度と経験したくありません。
運動と電気節約を兼ねた私の夏の「自然公園散策プラン」
一体どうなりますか・・・?
私の父は色々あってもサラリーマン、戦時下の都内から都下北多摩郡に移住。
我が家は平屋建ての普通の民家でしたが、周囲には農家が点在しこの古民家の様な(こんなに立派では無かったかな)建物がありました。
庭先の七夕飾りもその頃を想い出させてくれます。
花を撮る女性の姿は多く見ますが、小鳥を狙うカメラマンには女性の姿は少ない様に思います。
一番下の写真、下部の土の所がカットされて緑の絨毯に曲がりくねった道一本だったらもっと絵になるのではと思いましたよ。
最近は久しく舞岡公園には行ってませんでした~
冬に時期には野鳥を撮影にしょっちゅう行ってました。
カワセミもこの池で何度か撮影致しました、比較的良く来てくれる池ですからね。
ハンゲショウは花が咲く時期には必ず葉を白く化粧しますよね、
花が地味な分目立ちやすく白く化粧して昆虫をおいで~おいで~誘うのですね、
賢いこの草花の技だといえますね~
チョウガきれいに撮影されてますね、
リョウブの花の蝶はツマグロヒョウモンの雌でね、
クロアゲハ(雌)もタイミングよく撮影できて良かったですね、ナイスショット!
ムラサキシキブの花も早くも咲きだしましたか、
色ついた果実もきれいですからね~
この夏は白馬へいこうと思って毎日せっせと歩いていますが・・
まだまだ不足かも、暑いから思うようには歩けませんね、苦労してます。
小さな花がとってもきれいにはっきりと!
写すのが難しい花だったと思います。
田園風景っていいですね。
公園内に古民家があって見学できるというところがいいです。
カワセミ!ゲットしたんですね。
なんでも写っていれば私だったら大感激です。
カワセミというだけで燃えてしまう心 これくらいが丁度いいと思います。
もっと欲が出てきたら体力が必要になるでしょう。
色々な写真と身近な話題を綴られて
もう大作となっています。
写真もきれいなものが多かったです。
これからの季節花だけでなく、蝶達の
姿も良いですね。
古民家、涼しくて風通しの良い建物でしたよ。
写真教室に入ってまだ三回しか先生に会っていいませんが・・・
とにかくピントが大事と、今はそればかりを考えてシャッターを押しています。
構図も大事ですね。
最後の画像、確かに写楽さまのおっしゃるとおりかと・・・
これからも色々助言を戴きたく思います。
よろしくお願い致しますね。
私は「灯台下暗し」的な・・・
近すぎてつい存在を忘れていましたが、1時間程度散策するには打ってつけの公園でした。
ハンゲショウ「そろそろお化粧してるかな?」と、古民家で作業中のオジさんが咲いている場所を教えてくれました。
本当に白いお化粧していて、ラッキーでした。
虫を吸い寄せるための化粧とは・・・
人間の女性も似たようなものですね。
鳥のオスメスも難しいのに、蝶にも区別があるのですね。
この公園には何度か通わないととても覚え切れません。
白馬は3回登っていますが、危ない所はさしてなく、アルプス入門編の山ですね。
とにかく高山植物のお花が綺麗で・・・
私の中では「大雪山」と「白馬岳」が東西の横綱だと思っています。
コメントがついていけないよ~!
半化粧! 私の事を紹介して貰ってうれしいです!
私の写真の様に、雨に濡れた半化粧の方が、より風情が有ったかもしれませんね~!
雨の日は散歩にいかないか~!
我が家は、あじさいも盛りを過ぎて、時計草と、ノウゼンカズラが満開です。
皇帝ダリアの幹も2mを越えました。
日々時は移り、花たちもどんどんと様変わりしていきます。
年々歳々、花相似たり、歳々年々人同じからず!
人間だけ歳取っていっちゃうね~!
激しく同意します。
この暑いときにやられたら、冷蔵庫の中身も心配ですし、カセットコンロでの鍋料理も嫌ですし…
私はしょっちゅうスポーツクラブに通っていますが
そしてそこもエアコンはいつもより効いてないし、照明も暗めですが
それでも家に帰るよりはまし!といつもより長居する人が多いようですよ。
よって向きの自由は利かず、難しかったですね。
上の画像はお花に、下の画像は葉っぱにピントをあてたつもりです。
これ以上カワセミに魅せられると、体力だけでなく、時間とお金もかかりそうで危ないです
自分なりのブレーキが必要だと思っていますよ。
自然公園ながらも、横浜にまだまだこの様な風景が残っていること自体が奇跡ですよね。
我が家にもカエルの声が聞こえてきて、時々「私はド田舎に住んでいる?」と思うことがありますよ。
この自然公園は植物のみならず、生き物達が生き生きと活動している自然豊かな所ですね。
蝶は常に羽ばたいていましたから、TVのシャッター速度優先モードにして望遠レンズで撮りました。
最近では、私の初心者用のキャノン「キッス」だけでは物足りなくて、埃をかぶっている主人の40Dを内緒で借りて撮っています。
カメラ2台をぶら下げて歩き回る変なオバサンと見られているかしら・・・?