お昼の12時はとうに過ぎていて・・・
空腹で全然馬力が出ませんでしたが、ドロドロの山道を登ってようやく「小仏城山」に到着です。
南側に相模湖が見えていました。
高尾山口から6.1KMを歩いてきた事になりますね。
東海自然歩道はこの陣馬山に向かう縦走路から分かれて相模湖に向かいます。
私たちはどのコースで帰りましょうか・・・
先にお腹を満たす事が先決で、茶店でお豆腐の入った温かいナメコ汁とオデンを頼んで、持ってきたオムスビと一緒に戴きました。
大根の大きい事
味がしみ込んでいてとても美味しかったです
動かないと急速に冷えてきて、フリースとヤッケを慌てて着込みました。
Yさんと相談の結果、来た道を戻り「薬王院」経由で下って、ケーブルカーに乗る事にしました。
日当たりの良い尾根道は、どこもドロドロ状態・・・
そんな中、唯一見つけたお花です。
再び高尾山の頂上に戻りましたが、もう富士山は見えません。
ただ、弱いながらもまだ陽が出ていて、雪が降りそうな気配は全然感じませんでした。
頂上からそのまま人通りの多い道を下り、極彩色の建物の方へ入っていくとそこは「薬王院」の一番奥にある「奥の院・不動堂」でした。
高尾山「薬王院」は天狗信仰のお寺でもあります。
こちらはご本尊のある「飯縄権現堂」の大天狗です。
そしてこちらが対に並んでいる小天狗です。
ご本社である飯縄権現堂の建物は、綺麗な透かし彫りの装飾が施されていました。
「薬王院」の主な建物をnon_nonさんのソースをお借りして纏めましたのでご覧下さい。
高尾山「薬王院」 | ||||
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ザックを背負った私たちは、上の一番奥から階段を下って行きましたが、本来は右側の写真から順番に進む「薬王院」です。
奥まで階段を登ってくる人は少なくて、お参り目的の人々はほとんどが「大本堂」の前で手を合わせていました。
まだお正月の名残があるのか?、いつもより何となく華やかな雰囲気です。
受験の願掛けの若い人々の姿も見られて、それなりに賑わっていました。
境内には春を告げる「梅」が咲き出していました。
2時半を過ぎて、山の空気はいっそう冷たくなってきましたが、高尾山の薬王院にはまだまだお参りに登ってくる人々がたくさんいました。
こちらは以前、おみやさんの所でも紹介されていた「十善戒」・・・
Yさんが「”間違った考え方をしない”というのが自信無いわ」と呟きました。
何が正しくて、何が間違いなのか?が混沌とした世の中ですものね。
そんな事を話しながら歩いて、ようやくケーブルカーの駅に着きました。
万歩計の数字は22000歩を越えています。
「久しぶりにたっぷりと歩いた感じ、又気軽に歩き回りましょうね~」
こうして私たちの新年初ハイキングは終了しました。
いつも、思うのですが、どこでも、その場所、施設などの、情報、説明を、詳しくされて、貴重なガイドブックになっているんですよね。その上名文で。とてもありがたいです。
十善戎の最後は、何が基準なのでしょうか。
難しいですね。頑固にならず、柔軟でありたいとは、思ってます。
シモバシラは 不思議な植物ですね
まるで ガラス細工のようです
ここのシモバシラは かなり大きいようですね
梅が咲いているのに 感動しました
雪に埋もれている札幌では 考えられない光景で 見るとほっとした安堵感のようなものを感じます
十善戒・・・
さすがに 善いことが書かれていますね
老いも 若きも この戒めを守れば 今の世の中もよくなるはずですが・・・
もう少し若い時は年間30回を数えるほど登ったことがありますが、薬王院へ寄ることは殆ど無く、山頂も余り立寄りませんでした。何時も歩くコースを変えては楽しんでいました。
昨年の秋以降、体調を考えてケーブルを使い、初めて薬王院辺りの紅葉を見てあまりの美しさに感動しました。
小仏城山の茶屋で昼食をとられたのですね。私たちもよくオデンを買って食事をすることがあります。薬王院までは一年中
物凄く混雑しています。ツアーで来られた人達は殆どここまでですね。節分の豆まきも凄いんですよ。
高尾山の草花は学術的にも有名で沢山の本も出ています。
早春の花の多さでも本当に良いところです。1年たって又勉強しなおさないと名前も皆忘れてしまいました。春が待ち遠しいです。
唯一つ見つかったと言う花の名前は「ミヤマシキミ」という
花の蕾です。初夏の頃花が咲いて、初冬に赤い実になりますが、その実は有毒です。
それをカラーコピーして仲間に廻したりもしていました。
それがPCのブログなら簡単に出来ると思って始めたようなものです。
山をやる人同士の情報交換もできるし・・・
ですからこれが本来の私のブログの姿なんですが、誤算は山仲間が誰もPCをしなかったという所なんでよ
でも、知らない人同士の情報交換も嬉しいものですね。
ですから写真はあくまでも記録が目的なんですが、皆様の綺麗な芸術的な写真を拝見するに付け、記録一辺倒なのも味気ないかな~と、少々反省しているところです。
少し勉強しなくては・・・
このところお天気も悪く出かけられませんが、参考にさせて頂きます。
行けば見られるという訳ではないようですから、今シーズンは
難しいかもしれませんね。
シモバシラを見てから随分歩かれたのですね。
薬王院迄は行った事があります。
天狗信仰の山なのですね。
夏に良く行く群馬の迦葉山も天狗の山です。
日本一大きな天狗のお面があり、夏の沼田祇園祭では
天狗神輿として女性によって担がれます。
シモバシラの氷花までご覧頂きありがとうございます。
この氷花は気象条件でどんどん育つものらしいのですが、雨や雪が降ったり、暖かかったりすると消えてなくなるようです。
今年の高尾山は寒さが厳しい日が続いたので、大きく育ったようですが・・・
23日の雪で今は見られないでしょう・・・
北海道は雪や氷の塊との戦いのような日々ですから、こんな繊細な氷花は無理なんでしょうね。
寒い中でも梅が咲きだしていました。
我が家の白梅も咲き出し、紅梅の蕾みも膨らんできました。
春はすぐそこまで来ているようです。
「冬来たりなば、春遠からじ」ですものね。
私がおみやさんに届けられましたから、大丈夫とは思っていましたが・・・
今までもおみやさんの「高尾山たより」からたくさんのことを学ばせていただきました。
今回の「シモバシラの氷花」は衝撃的でしたね。
本当に珍しいものを教えていただき感謝しています。
私が思っていた以上に高尾山は懐が深くて、見どころがたくさんある山のようです。
これからは春夏秋冬季節を問わずに楽しんでみようと思っています。
ミヤマシキミ・・・
どなたかのブログで、真っ白な雪の中にシキミの真っ赤な実がなっている写真を拝見したばかりです。
高尾山でも見てみたいものですね。
「氷花」は雪が消えないと、埋もれてしまって見えないと思います。
雪が消えて、寒さが続いて・・・と言う条件が又あれば見られるかもしれませんが、いずれにしても「ビジターセンター」にTELして、情報を確認してから出かけられると良いでしょう。
今日、デジカメ教室の先生にも「氷花」の撮影に行きたいと相談を受けましたよ。
カメラをやる方は興味が沸くようですね。
一緒に行った仲間は山仲間なので、今回は歩くのが目的でした。
シモバシラの氷花を見てから、まだまだ倍近くも歩きましたよ。
平日行くとこの小屋は締まっています。
人にもあまり会いません。
春先にここから相模湖に降りるとイチリンソウが咲いているところがあります。
大きな花ですからすぐに分かります。
ミヤマシキミの蕾はあちこちでみられます。
実は有毒ということですが、これを食べる鳥もいます。
免疫ができているのでしょうね。
高尾山は気楽に行ける山ですが、最近遭難騒ぎもあるようです。ケーブルで簡単に登れるのも考え物ですね。