猛暑が続いて畑の作業が遅れ(出る気がしないのです)、大根のタネもまだ蒔けずにいます。
7月末にポットに蒔いたブロッコリーやキャベツの苗も、この3日間のドライブ旅行で全滅しました
秋野菜の高騰は必至ですよ~
台風の被害が心配ですが、大地の潤いと涼しさのためには適度に降って欲しい雨ですね。
「裏志賀山へ」
私たちは「四十八池」の木道を左に折れて、古くて素朴な「志賀山神社」の鳥居をくぐりました。
「前志賀山」との分岐までの登りはおよそ40分、山登りというよりハイキングですが・・・
ゴツゴツとした岩の急峻な登山道が続きますので、トレッキングシューズでないと危険です。
こちらは「オオカメノキの実」でしょうか・・・
山はもう秋の風情で、このような赤い実があちこちに見られました。
ヤマハハコ | ゴゼンタチバナの赤い実 |
梅雨が明けて間もないころの「夏山」を歩くと、
小さな可愛い白いお花を付けた「ゴゼンタチバナ」がたくさん見られますが
この8月下旬には赤い実になっていましたね。
急登を頑張って、汗と息切れで水分補給が欲しくなる頃、「大沼池」が望める展望台にでます。
ベンチもあって一休み・・・
視線を右側に移動すると、歩いてきた「四十八池湿原」が広がっています。
カメラのズームを効かせると、お弁当を広げた「東屋」も見えていました。
右側のブルーの建造物は工事中の「公共トイレ」のようです。
紅葉の季節には立派に完成していることでしょう・・・
足元には可愛いベル状の「シャジン」の花が咲いていました。
この花を見ると「鳥海山」を思い出します。
大ぶりの「シャジン」が登山道の両側に並んで咲いてる「シャジンロード」が続いていました。
あの鳥海山のお花に比べると、こちらはこじんまりしているので「ヒメシャジン」でしょうか?
※山小屋さんのご指摘により「ハクサンシャジン」と判明しました。
この先の分岐を右にとり、裏志賀山頂まで往復します。
「志賀山神社」の祠で「無事の山行」を祈りました。
山歩きをすると、日本人の古来からの「山岳信仰」が実感できますね。
「山には魔物が住んでいる!」「山には神が住んでいる!」
自然発生的に信仰心が生まれる空気が山にはあるような気がします。
祠の先に裏志賀山頂上(2037m)の展望台がありますが、木々が茂って何もないところでした。
「立ち入り禁止」の綱が張られた所から身を乗り出して「ブルーの大沼池」をカメラに収めました。
「何だか北海道の原生林に囲まれたペンケ・パンケの湖を望んだ時と似てるわね」
「大沼池は一時間歩けば湖畔まで行けるけど、ここから見ると確かに神秘的!」
空模様が怪しくなってきたので先を急ぎます。
「前志賀山山頂」へ
分岐に戻ってドッと下り、鞍部から「前志賀山」を目指します。
眼下に小さな池が見えていました。
20分で登れる「前志賀山」ですが、突然スコールのような雨が落ちてきました。
慌ててザックから雨具を取り出し、一眼レフカメラをしまいます
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雨の中、たくさんの「オヤマリンドウ」が揺れていて
そろそろ終りの「タテヤマウツボグサ」の群落も見られました。
マウスオンでご覧下さい
三角点が在る「前志賀山頂上」(2035,5m)に到着です。
雨の頂上には単独行の男性が一人いただけでした。
晴れた日は「北アルプス」も見えるらしいのですが、この日は残念ながらパラボラアンテナが立つ
「横手山」が望めるだけでした
志賀高原で最も標高が高く眺望のよい横手山は、山頂までスカイレーター(動く歩道)と
スカイリフト・渋峠ロマンスリフトで、歩かずに楽々標高2305mの横手山頂に登ることができるようです。
山頂からは北アルプス連峰を始め、噴煙を上げる浅間山、富士山、そして運がよければ
日本海にぽっかり浮かぶ佐渡島を望むことができるそうなので、いつか行ってみたいですね。
前志賀山頂上からは急な下りが続き、雨で濡れた登山道は滑るので、用心してユックリと降ります。
地図では分岐まで30分と記されていますが、とても無理!
雨はやみましたが登山道に笹が生い茂り、スパッツのない我々は結局40分以上かかりました
ようやく分岐に出て、行きに歩いた道をリフト駅に向っていると
今ハヤリの「山ガール」が二人、小走りで我々を追い抜いていきました
黒いタイツにカラフルな山スカート姿で「わぉ~!ファッショナブル」
山に若い方々の姿が増えるのは好いことですね
行きと同じ様にリフトに乗って下ります。
汗と雨で濡れて衣服もグチャグチャ・・・
下に見えている「ほたる温泉」に寄って行くことにします。
リフト乗り場のおじさんのお薦めで、一番左「に見えている茶色の建物のホテルに行きました。
設備は古かったけど、源泉かけ流しの白い濁り湯がとても良かった
雨がやんで、雲が流れて・・・
雲の間から薄日が漏れていました。
ゆっくりと写真を撮りながら、休み休み4時間半かけて巡った「四十八池~志賀山」ハイキング
大満足でした
家の中で暑い暑いとだらけているのが恥ずかしいような気分です
同じ汗を流しても雄大な自然を目にし、
可愛い花を見て季節の移ろいを感じるのとでは大違いですね。
それと旦那さまと同じ趣味をお持ちということも・・・
雨にぬれた体を温泉で癒してこれまた至福の時を味わったのですね
大満足の笑みがこちらまで伝わってくるようです
ゆっくりと山歩きを楽しまれた感じが
よくわかりました。高山性の植物も沢
山見かけていますね。うらやましいです。
とどめは温泉。これ最高です。
関西は適度な雨程度の台風でしたが、夕方のニュースで関東はずいぶんひどい様子でした。
noaママさん宅は大丈夫でしたか。
山は秋なんですね!
シャジン、リンドウ、タテヤマウツボグサどれも大好きな花です。
雨に降られたのがちょっぴリ残念でしたが、
ご主人様と仲良く登山でき、心強かったことと思います。
山ガールなんて初めて知りましたよ!
山スカートとはどんなスカート?
幸せそうなnoaママさんが見えるようですよ。
美しい画像でたのしませていただきました。
ドライブ旅行の中日、この程度のハイキングなら付き合ってくれました。
夏の山行としては「アルプス級の山々」を歩きたいところですが、母の様態が急変した時にすぐに戻れないし・・・
第一今の私の体力ではとても無理と諦めが先立ちました。
花々を愛でながらノンビリと優しい風景の中を歩くのが、今の私には丁度好いようです。
最近は山よりも、その後に入る温泉の方がお気に入りになりつつありますよ。
主人もそれを愉しみに付き合ってくれたようです。
とても好いお湯でした
毎年、夏には高山植物を見ないと落着かない私・・・
お盆を過ぎると「山のお花」もメッキリ少なくなりますが、小さい秋を感じながらこれだけ見られたので満足です。
ロボタンさんは本格的な山をやられているようですね。
私も5年前くらいまでは、毎年夏のアルプスを縦走していましたが、最近はすっかり筋力も衰えました。
もっぱら軽い山でお茶を濁しています。
簡単なハイキングでも、これだけの「高山植物」に出会えましたので嬉しい限りです。
北アルプスや南アルプスの一面に広がる「お花畑」には及びませんが・・・
ヨガ教室に出かけた午後2時頃から凄い雨となり、車のワイパーが効かないくらいでした。
我家は高台にありますので雨の被害は心配ないのですが
友人達と「奈良旅行」に行っていた主人が新幹線が止まり、帰宅が遅くなりました。
今はもう雨もやみ、涼しい風が吹いています。
これで暑さも収まれば良いのですが・・・
母の入退院が続き「夏のバカンス」を楽しむ余裕もありませんでしたが、夏の終わりに思い切って行って
良かったと思っています。
高原はもう「初秋の風景」でしたよ。
山ガールのスカートはミニの巻きスカートで、私もズボンの上から身に付けたくなりました。
垂れたヒップが隠せそうです
志賀山ハイキング、とても上手にまとめられて感心しています。
写真はいつも素敵ですが。
何よりも、ハイキングを楽しんだ満足感が伝わってきました。
歩く機会が無くて、かなりストレス抱えてるせいか、羨ましくて!
下から、雄大な山を眺めた覚えがありますが。
裏志賀、前志賀と広がってるのですね。
ゴゼンタチバナ(お花ね)、ヤマハハコ、シャジンは、常念で一度に見ました!
オオカメノキの花の頃は、鬼無里だったなぁ・・・
山で履く筈のスカート、何故かテニスコートでヒラヒラさせてます!
たどりました。
どちらから歩いてもよいコースです。
私が歩いた時は秋だったので、紅葉がきれいでした。
シャジンとありますが、これはハクサンシャジンです。
ツリガネニンジンの高山種でタカネツリガネニンジンとも呼ばれています。
葉っぱが輪生し、背丈が低いのが特長です。
またリンドウは花が茎の頂点に集まっているので、
オヤマノリンドウのようです。
この時期、山でたくさん出会えます。
今年の富士山には山ガールが多かったようです。
びっくりするようなスタイルのよい女性に
出会うこともあります。
思わず振り向いてしまいます。
まだまだ気持が若いようです。(笑)