昨日一昨日と冷たい雨が降りましたが、今日15日は穏かな日和となりましたね。
午前中に、借りている菜園の「里芋」を掘り起こしました。
今年の4月にご近所仲間と岐阜の根尾谷の「薄墨サクラ」を見に行った時に買った「里芋」を
畑に10個ほど植えましたが、それが5~6倍に増えました
4月下旬に堆肥を混ぜて植えただけ、特に追肥もしないでほったらかしでしたが・・・
お正月料理にたくさん使えそうです
「子孫繁栄」の縁起物ですものね。
この所の暖かさで、早生の冬野菜は育ち過ぎのようです。
大根は時々ドキッとするような形のものが出現しますね。
「これはハー君のフグリのようなのが付いているから彼にやれ」と夫が笑います
おっと、品の良さを心がけているわがブログには相応しくない言葉
ところで昨日は父の91歳の誕生日でした。
去年は施設の応接間を借りて賑やかに「卒寿」のお祝いをしたものです。
昨日、父のいる施設の応接間の前を通ったとき、1年前の元気だった母の姿を思い出し、
ちょっと心が揺れました。
先週、厳しい状況から脱したといわれ、気分的にはホッとしていましたが
母はまたまた高熱が出て肺炎を疑われています。
ケースワーカーさんが転院先の「療養型病院」を探してくれていますが、
今はそれどころではないようで、年内はこのまま今の病院で点滴治療となりました。
前回から再開したエジプト紀行、ご興味のある方は引き続きご覧下さい。
「コム・オンボ神殿」の見学を終え、
次は80km北にある「エドフ」の町を目指します。
ナイル川に沿って北に走るバスの右窓の向うに鉄道が見えました
エジプトの鉄道は、カイロを中心に北のアレキサンドリア、そして南のルクソール経由
アスワンまでの1本が南北に貫いて走っています(赤い線)
外国人観光客は、カイロからの夜行寝台列車「ナイルエキスプレス号」で
南部にやって来る人々も多いようですが・・・
外国人が利用できる列車はこのナイルエキスプレスと一部の特定列車のみだそうです。
カイロからルクソールまでが9時間、更にアスワンまでは3時間半を要するとか・・・
(青く囲った都市が、今回私たちのツァーが泊まって滞在した街です)
本線から支線が分かれて、貨物列車がたくさん走っていました。
一帯はサトウキビ畑が広がっています | 収穫したサトウキビをロバが運んでいる |
トラックも列車もサトウキビが満載! | エドフの近くに製糖工場があるようです |
モモちゃんの話だと、エジプト人の砂糖の消費量は一人/一年間に20kg~30kg・・・
エジプトは、中東最大の砂糖消費国であり、消費量の約3分の1を海外より輸入しているそうです。
「エジプトの料理やデザートは油と砂糖が多いので太ります。糖尿病も増えています。」
「僕は1991年にカイロ大學文学部日本語学科を出て、日本の明治大學に2年、留学しました」
「TVでおしんを観て憧れ、日本には4年いました」
とモモちゃんが自分の事を語り出しました。
「東京について新宿から宿舎のある多摩センターまでタクシーに乗ったら、あまりの値段の高さに驚いた」
「地下鉄に乗りたくて改札を入ったら、皆電車に向って走って行くので逃げるドロボーかと思った」
「日本は寒くて雨が多く、地震もあるし、皆いつも忙しそう・・・」
「お料理もサッパリしていて量も少ないので痩せます」
「エジプトに戻ったらいつも晴れていて、今でなくても良いというユックリな気持ちの毎日」
「太り出したら、時々日本に行って痩せてきます」
「それからビックリしたのが友人と諏訪湖のホテルに泊まった時・・・」
「突然大砲の音が鳴り響き、戦争が始まったのかと思ってベッドの下に隠れました。花火の音だった」
漫談のようなモモちゃんのお話でした。
この日は、菊丸さんはじめ、バス内のトイレを使う人が増え始めました。
皆さん、お腹の調子は大丈夫ですか~
「エドフ」の町
ルクソールとアスワンの中間に位置する「エドフ」は、かって上エジプトの州都として栄えました。
大勢の若者が動く車にしがみついている光景にはビックリ
この日は若い人々の姿が多く(それも男ばかり!)、とても賑わっていました。
町には観光馬車が列を成していて、ナイル川クルーズの西洋人観光客が大勢利用していました。
このエドフの町の中に「ホルス神殿」があります。
「ホルス神殿」
ハヤブサの姿をしたホルス神に捧げた神殿で、エジプト国内でも最も保存状態がよい遺跡の一つと言われています。
現在残るこの神殿は紀元前237年に着工され2世紀かけて完成した壮大なものです。
巨大な「塔門」はルクソールの「カナルック神殿」に次ぐ規模です。
幅79m、高さ36mの塔門には王がホルス神と妻のハトホル女神に
捕虜のいけにえを捧げている様子が彫られています。
門の入り口の両脇には一対の「ホルス神像」が立っています。
塔門を入ると32本の列柱に囲まれた広い中庭に出ます。
そして正面が第一列柱室、奥には至聖所があります。
この入り口にも「ホルス神像」が・・・
太陽と天空の神「ホルス」はエジプト航空のマークでもお馴染みですね。
柱頭にはパピルスをモチーフにした装飾が | それぞれ少しづつ違っていて面白い♪ |
モモちゃんの即興劇を混じえての講義が始まります | ホルスはハヤブサの姿をした神 |
プトレマイオス朝の歴史と | ホルスのあだ討ちの物語が刻まれています |
外国の神話の世界は中々覚えられませんが・・・
ホルスはオシリスとイシスの子で、父はその弟セトに殺されます。
物語はホルスの復讐物語へと進みます。
母イシスとホルスの母子の愛情物語は、アスワンの島に浮ぶ「イシス神殿」で見ることが出来ました。
その時お勉強した「神話」をもう一度復習しましょう・・・
ホルスの妻のハトホルは、古代エジプト神話の愛と幸運の女神ですね。
塔門の外側にある列柱
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エドフの町の郊外でランチタイムです。
マウスオン・クリックで三枚の画像をご覧下さい
この日のお料理は「ファッタ」という家庭料理だそうですが・・・
何やら昔食べたケチャップライスに良く似ていますね。
横に添えられた硬いお肉は一体何のお肉でしょうか?
バスの中でお腹が痛い!と言ってトイレに駆け込んでいた、親しくなったツァー仲間の女性に
「大丈夫?」と話しかけると
「仲間からアジアを旅行する時に必ず持参する下痢止めの薬をもらって飲んだら、大分良くなったわ」
「どうも、ホテルの朝食でイチゴを食べたのが原因みたい」と・・・
ちなみにこの薬の名前をお仲間の方から聞きました。
中外薬品(株)の「下痢止め」というお薬だそうです。
早速、メモさせて戴きました
心強かったと思います。
行っておいて本当に良かったですね。
家庭菜園の方もよく出来ていますね。お正月に便利のようです。
お母様の用様子が心配ですが、頑張ってお過ごしくださいね。
naoママさんはお元気に、旅をされ、沢山の写真を撮られ、楽しんでこられたスーパーウーマンですよ。
お父様の91歳のお誕生日おめでとうございます。
お母様がご一緒でない寂しさ、お察しいたします。
あとは、自然に任せて・・・顔を見せてあげて下さい。
今日は、寒い一日でした。お風邪をひきませんように。
エジプト旅行記楽しく拝見しました~
モモちゃんの話は愉快で楽しいね、
「地下鉄て改札を入ったら、皆電車に向って走って行くので逃げるドロボーかと思った」
「太り出したら、料理の量の少ない日本に行って痩せてきます」とか
「突然大砲で、戦争が始まったのかと思ってベッドの下に隠れたら花火の音だった」など
まさしく漫談聞いてるみたいだったでしょうね。
家庭菜園もされてるのですか、「里芋」「大根」
立派なのができましたね、以前伊豆に住んでたころ、
同じように菜園をしていて新鮮野菜を食べきれないくらいに出来て
近所の方々に差し上げてました。
ご尊父様の91歳誕生日おめでとうございます。
きっと親が行かせてくれたのでしょうね。
帰国して5日目から父がヘルペスで顔半分が腫れあがり、あの時からバタバタが始まりました。
両親二人ですから落着く暇がありません。
エジプト行きは仲間の一人が行けないということで、10ヶ月遅らせる案も出ていましたが・・・
もう先延ばしが出来ない年齢だと思い、決行して良かったです。
今回のガイドさんはピカイチでした。
流石に日本で勉強した方は違いますね。
今日は母の熱も下がって、少しホッとしました。
今度の日曜日のハイキングを、キャンセルした事を後悔しましたよ。
暫く更新がなかったので心配しておりました。
エジプト旅行はそれなりにハードですが、ツァーの内容次第ではお歳を召していても大丈夫かと思います。
ただ衛生面とお食事がちょっと心配ですね。
必要なのは頑丈な足と胃腸と言うところでしょうか・・・?
11月から2月までがベストシーズンで、さほど暑くはありません。
日本の秋と言う感じです。
母親の事は長期勝負と覚悟しました。
ブログはいい気分転換になっていますから、間があきつつも何とか続けています。
父のお祝いコメントをありがとう御座いました。
エジプトでは、義務教育がありません。
そんな中でも大學に行き、日本に留学までしたモモちゃんはエリートさんなのでしょう。
「おしん効果」で日本語を学んだと言いますからTVの影響も凄いものがありますね。
このエジプト旅行から帰国してすぐに父が目の横のヘルペスで病院通いが始まりました。
その後ガンが見つかり、バタバタして・・・
まさかその間に元気だった母が倒れるなんて、未だに信じられない思いです。
父の方は元気に91歳の誕生日を迎えました。
お祝いの言葉をありがとう御座いました。
やはりガイドさんから聞いたことと風景と
で興味をそそられます。古代の遺跡のレ
リーフにも神話があってのものとか。
色々勉強になります。まだ見ぬエジプト。
一度計画が立っていたにもかかわらず、テロ
のために中止となった経験があります。
いいなぁ..。
私たちも、いつものメンバーの一人が行けなくなり、延ばすことも考えましたが・・・
いつ政情が変わるか判らないお国柄、ピラミッドの中に入れるのも今の内と・・・
老親が居るのも大きな理由でしたが、そんな不安もあり決行しました。
行って良かったと思っています。
キリスト教もそうですが、このような遺跡と神話は密接に関わっていますから、その神話が判らないと興味も半減します。
今回のガイドさんは熱心に即興劇で教えてくれました。
暑い国なのにみなさん長袖それにジャンバー姿のお子たちも見ました、
海外旅行者は半そでノースリーブなのに・・
世界遺産と民族の不思議が詰まっているように思いました。
naoママさま説明ありがとうございます。
ガイドさん私たちも面白かったですよ。
日本庭園にあこがれたと言っていました。
東京には何度も来られてと・・京都も大好きと
弁護士資格も持ってるそうでした。
農園収穫美味しそう・・
エジプトは人類の文明の発祥地でもあるので興味は前から持ってはいました。
日本にも多くの遺跡がありますが、混乱する事があってもエジプトにこれだけの遺跡が残されているのを見ると、
日本でも開発の前に自分達の遺跡をを大切にして欲しいと思います。
お父様の誕生日おめでとうございました。
お母様は心配なご様子ですね、良くなったり悪くなったり。
しかし一喜一憂しても心労が増えるばかりですから、息抜きや気分転換を上手にしてください。