志賀高原の「四十八池」は、静寂の中に広がっていました。
背後の山は湿原の木道から望んだ「志賀山」です。
右が「裏志賀山」、左が「前志賀山」・・・
8月25日、私たちは軽井沢のホテルから、中軽井沢~草津経由で「志賀草津火山ルート」を走り
熊の湯・「ほたる温泉」のリフト乗り場の駐車場に車を置きました。
ホテルを9時15分に出発した時、ナビは11時50分の到着時間を示していましたが
主人が快調に飛ばし、11時過ぎには到着しました。
ここからリフトに乗って「大沼池」までの往復ハイキングが4時間半、
「志賀山」登山のコースが3時間半です。
私たちは四十八池まで行って「裏志賀山~前志賀山」を歩く周遊登山コースを行きました。
前山リフトに乗り4分、頂上駅で降りると「前山湿原」が広がっていました。
表示板の左奥にポコンと姿を見せているのが目ざす「志賀山」です。
7月には「ワタスゲ」が咲き乱れているという前山湿原は、ススキが揺れ、
アキノキリンソウが黄色い色を添え、初秋の気配が漂っていました。
渋い「ワレモコウ」がよりいっそう秋の風情を感じますね。
そしてあちこちに見られた秋の代表的なお花の「エゾリンドウ」
ゴマナ | コウゾリナ |
道端の花々を楽しみながら砂利道を進むと、針葉樹林の中に水面を広げる「渋池」が現れます。
池に映る山は「横手山」でしょうか・・・
モウセンゴケのオレンジ色が印象的でした。
積乱雲がモクモクと湧き出し、やがて雨を降らせるのでしょうか?
池に映る夏雲を写して見ました
熊よけの金属製の菅を叩きながら、オオシラビソの森の中を行きます。
志賀山分岐で、帰路「志賀山」から下ってきた時に利用する道を左に見て、
さらに緩い登りを進めば「四十八池」に到着です。
リフトを降りてから、1時間ちょっとの歩きでした。
「四十八池」(しじゅうはちいけ)は多数の池塘が点在し、
背後に「志賀山」を配する美しい湿原です。
潤いに満ちた風景に心が安らぎました。
木道の入り口に東屋がありベンチが備わっているので、ここでコンビニで買ってきたお弁当を広げました。
隣のベンチには70代初めのご夫婦がホテルで作ってもらったと言うオムスビを食べながら
「大沼池まで行ってきた」と話しかけてきました。
「行きにドンと下るので帰りが大変だった」とか・・・
往復のバスと志賀高原の温泉ホテル二泊つきの、大手旅行社のフリーツァーに参加し、
埼玉からやって来たそうです。
参加者が、各自自由に過ごす志賀高原の3日間。
「車の運転がきつくなったら、それがいいなぁ~。その方が第一安いし・・・」
と主人が感心して頷いていました。
池塘に映った「裏志賀山」(2037m)です。
湿原を横断してから私たちはあの山を目指します。
オヤマノリンドウ | ||||
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湿原の中に咲いていた初秋の高山植物をnon_nonさんのソースをお借りしてまとめました。
下の小さな画像をマウスオンしてスライドショーでご覧下さい
お花の詳しい名前はブログ仲間の「山小屋さん」に教えて戴きました。ありがとうございます
湿原を横断し、木道の突き当たりで「大沼池」コースとは左右に分かれます。
私たちは急登の「裏志賀山」を目指しました。
でも、最近はもっぱら夏の志賀高原が多くなりました。
高山植物も楽しめますし・・・
百名山の「本白根山」も「コマクサ」が素晴らしかったです。
今回歩いたようなハイキングコースもたくさんあるようです。
温泉も多くて、春夏秋冬楽しめるところのようですね。
次回は雪の無い「横手山」でしょうか・・・
私が知っている志賀高原は真っ白な世界だからとても新鮮です。
横手山の山頂のパン屋さんで焼きたてのパンを食べて細くて狭い急なすり鉢状の上を必死で滑り下りたのを思い出します。高山植物を見ながらの山歩きは楽しそうですね。
一昨年の紅白で歌われた「吾亦紅」・・・
良かったですね。私も聞き惚れました。
晩夏の高原で見られる「ワレモコウ」、とても地味なお花ですが、この季節なくてはならない色彩ですね。
最近は園芸種もたくさん出ていて、主役を引き立てる好い脇役で活躍している感じ・・・
大人になるとこのお花の良さが分ってくるように思います。
今回のハイキングでたくさん見られて満足です。
高原の爽やかな風の中を歩き、充分に心が癒されました
そして、生まれ故郷の北海道に良く似た風景が見られる長野は何となく懐かしさが感じられる県ですね。
お隣同士の越後の国も信濃の国も、ウインタースポーツのメッカですね。
最近は登山で訪れることが多く、冬はすっかりご無沙汰です。
久しぶりにスキーやスノーシューもしてみたくなりましたね。
貴女と一緒に歩いた感じです。良かった!
吾亦紅の写真貰いました。待ち受け画面にしました!
一昨年のヒット曲「吾亦紅」は作曲家杉本真人氏本人の歌唱です。
親不孝の数々、時期遅れのお墓参りに墓前で揺れてたわれもこう。
それは亡き母にほとほとと肩を叩かれたような。しっかり生きよう!
そんな詩なんです。この花の持つ雰囲気、そして貴女の絶妙の写真。ありがとう!
こうして心の潤滑油を得て、またまた頑張れるんですよね。フレー・フレー!
それにしても9月でこの暑さ!お大事に^^♪
志賀高原。お隣長野県ですのに雪の
季節以外にしっかりと訪ねたことが
ありません。良いですねぇ。
この画像を見ながら少しでも涼しさを感じてくだされば嬉しいです。
この標高2000m近い高原は、秋の気配が漂っていました。
早く里にもこの爽やかな風が吹いて欲しいですね。
母は今のところ落着いていて、お食事もベッドの上ではなく、車椅子で皆と一緒にテーブルを囲んでいました。
スタッフさんのきめの細かい介護に感謝ですね。
お母様を心配しつつもこうした旅で息抜きされることは
次への元気の源として大事なことだと思います
異常なまでの暑さが続く毎日ですが
高原には秋の気配が見てとれるのですね
その秋が一日も早く里へ下りてきてくれることを願いたいです
高原のすがすがしい写真を見せていただいて
秋はそこまでやってきているんだなとちよっぴりほっとした気持ちになれました
満足な画像がありませんでした
志賀高原の池めぐりは車で何度かしていますが、「四十八池湿原」まで歩いたのは初めてです。
とても良い所でした。
志賀高原は素敵なハイキングコースがたくさんありますね。
これからも色々歩いてみたいと思いましたよ。
私も6月から心の休まる暇がありませんでした。
今のところ、施設の看護婦さんやスタッフさんの手厚い看護を受け、落着いています。
食事も車椅子で皆と一緒にいただいているようです(ミキサー食を食べさせてもらっていますが)
血尿もなくなり熱も出なくなりました。
「腎盂炎の完治は無理」と言われ、バルーンは外せませんが、このまま元気でいて欲しいですね。
清里・軽井沢・志賀高原も例年にない暑さでしたが、吹く風に秋の気配が感じられましたよ。
大まかな名前しか判らない私です
今後とも宜しくお願い致します
ホテルの支配人からは追分宿から「石尊山」登山を勧められました。
目の前に「浅間山」がドカン!と望めるそうですが、この日は浅間は雲の中・・・
結局、緑とお花が豊かな志賀高原まで足を延ばし、優しいハイキングで癒されました。
今の私の体力ではこの程度が丁度良いですね。
最近の母は落着いていて、このまま元気に居て欲しいと願うばかりです。
清里や志賀高原の爽やかな秋の気配の風に触れ、可憐な高山植物に出会い、私も癒されました。
この夏は猛暑と心労でクラクラ来ていましたから・・・
思い切ってこのような時間をとり、とても良かったと思っています。
しんと静まりかえった池塘に山の姿が写りこんで絶景ですね。
モウセンゴケのオレンジ色もきれいです。
志賀山へ登られたんですね。
ここは小・中学生もよく列をなして登っているところですね。
ウメバチソウが咲いていたなんて見られてうらやましいです。
アキノキリンソウやワレモコウの咲く姿が美しくエゾリンドウやオヤマリンドウの紫色は見ていて感激します。
四十八池へ行ってからいよいよ裏志賀山へ登るわけですね。
羨ましいです。
ワレモコウも咲いていたのですね。
もう涼しくなってもいいはずなのに、昨日はこちら38℃越え・・・
私も数年前に清里のソフトクリームを食べました。
美味しいですよね~
窓から色々な山が見渡せましたよ^^)
ご両親、体調の方はいかがでしょうか?
私のほうは母が8月後半に入退院をしました。
無事退院できました。山行きは中止になりましたが、来年があるかな・・・
あります。
もう少し遅い時期で、紅葉がきれいでした。
リンドウは花が葉っぱの下からたくさんでている
のでエゾリンドウと呼ばれている花だと思います。
茎の頂点にだけ咲いていればオヤマリンドウです。
シオン?とありますが、これはゴマナです。
キク科の花ですが、葉っぱや茎がザラザラしています。
オトギリソウもこれはシナノオトギリと呼ばれる
花のようです。
イワオトギリとの区別は葉っぱで行ないますが、
その場で確認しないと難しいです。
ワレモコウを見ると秋を感じます。
この暑さももう少しのようです。
今日も凄い猛暑です。
清里と志賀高原ゆっくり見せていただきました。
清里では同じようにソフトクリームを食べましたよ。バームクーヘンも美味しかったです。
秋の装いの湿原の風景、とっても気持ちがよいですね。
ススキ、キリンソウ、ワレモコウ、リンドウ、
ウメバチソウみんな大好きな花たちです。
noaママさん、携帯を気にしながらではありますがとてもよい旅となりましたね。
magamikも一緒に楽しませていただきましたよ。
ありがとうございました。