『ソーシャルワーク研究 Vol.32 No.1 2006』
関西の公立病院に勤務するソーシャルワーカーの論文。
とある学会(社会福祉学会もしくは、日本医療社会事業学会)での発表を聞いたことがあり、とても簡潔で的を得ている!と感激した覚えがある。
「家族」を「介護者」ではなく、「がん患者と共に生活をする人」として扱い、そのニーズを導き出し、今後の課題を提起している。
ソーシャルワーカーが書いたものであるため、うなずけるものも多く、理解しやすい。
「医療者との関係が良好であるからこそ、その他の心理面・社会面のニーズが生まれる。しかしそれを充足させることは、今は不十分である」という指摘は、「よりよい生活」をサポートできるソーシャルワーカーの出番だ!と感じた。
また、病院→在宅への移行は医療者同士の申し送りでなされていることが多く、このことで、「心理・社会的視点」が欠落させた状態を継続させてしまっている-点を指摘。
その視点、より具体的に検討していく余地があるだろう
関西の公立病院に勤務するソーシャルワーカーの論文。
とある学会(社会福祉学会もしくは、日本医療社会事業学会)での発表を聞いたことがあり、とても簡潔で的を得ている!と感激した覚えがある。
「家族」を「介護者」ではなく、「がん患者と共に生活をする人」として扱い、そのニーズを導き出し、今後の課題を提起している。
ソーシャルワーカーが書いたものであるため、うなずけるものも多く、理解しやすい。
「医療者との関係が良好であるからこそ、その他の心理面・社会面のニーズが生まれる。しかしそれを充足させることは、今は不十分である」という指摘は、「よりよい生活」をサポートできるソーシャルワーカーの出番だ!と感じた。
また、病院→在宅への移行は医療者同士の申し送りでなされていることが多く、このことで、「心理・社会的視点」が欠落させた状態を継続させてしまっている-点を指摘。
その視点、より具体的に検討していく余地があるだろう