コクーン Cocoon (1985年 米) 118分
1988年吹き替え (DVDにはこのテレビ音源が入っています)(注1)
役名:アート・セルウィン (ドン・アメチー)
ドン・アメチーさんが1985年(第85回)アカデミー助演男優賞に輝いた作品です。
本国の俳優も吹き替えも大ベテランが束になって出てきます。(笑)
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「コクーン」
Cocoon 1985年 米
1988年4月24日(日) テレビ朝日 日曜洋画劇場
キャスト:
「コクーン」(DVDの裏に載っていたクレジットは4名のみでした。)
アート・セルウィン(ドン・アメチー):納谷悟朗
ジャック・ボナー(スティーブ・グーテンバーグ):井上和彦
キティ(ターニー・ウェルチ):横尾まり
ウォルター(ブライアン・デネヒー):石田(弦)太郎
以下聴き取り
ベン(ウィルフォード・ブリムリー):宮川洋一
ジョー(ヒューム・クローニン):永井一郎
バーニー(ジャック・ギルフォード):八奈見乗児
マリリン(メアリー)<ベンの妻>(モーリン・スティプルトン):麻生美代子
さらに御教示頂き追加(注2)
アルマ<ジョーの妻>(ジェシカ・タンディ):島美弥子
ローズ<バーニーの妻>(ハータ・ウェイ):瀬能礼子
べス<アートのガールフレンド>(グエン・バートン):中西妙子
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老人ホームで暮らす老人達。
いつも留守の隣家にあるプールを無断借用していましたが、そのプールで泳ぐうちになぜか若さを取り戻すと言う、ちょっとしたお伽話です。
ドン・アメチーさんは踊ってみせたり大奮闘。
悟朗さんも何となくちょっと弾けていて楽しかったです。
悟朗さん、宮川さん、永井さん、八奈見さん、良いですね!
宮川さんは静かで、いかにもリーダー格でした。
永井さんは、コクーンの恩恵で、病気だったのが回復して、ちょっと悪いクセが出てしまうほど。
妻のジェシカ・タンディさんが潔癖に対応して、面白かったです。
ドン・アメチーさんは往年の二枚目、やはり一番カッコイイ役でしょうか?
悟朗さんは最初の方に比べて、元気になってきた後では、声を若干若くしていらっしゃって細かい所もサスガでした。
体力的、精神的に若さが蘇ってきて、はしゃぐ仲間達を尻目に頑固な八奈見さんも良かったです。妻ローズが亡くなったあたりの演技が最高でした。
ブライアン・デネヒーさんは、私はどちらかと言うと悪役の印象ですが、ここでは、亡くなった仲間の事を思って涙する等なかなか繊細な役でした。
設定も面白かったです。
そして最後は宇宙へ旅立つ老人達。
頑固に残る八奈見さんも、ある意味立派だと思いました。
皆が悲しんでいる中、ベンの孫が空をあおいで笑っていたのが良かったです。
監督:ロン・ハワード
翻訳:額田やえ子
字幕:戸田奈津子
20世紀 フォックス ホーム エンターテインメント ジャパン 株式会社
(注1)自称吹替評論家様調べ
(注2)自称吹替え評論家様、吹替映画CLUB様資料
相変わらず女性の声が苦手すぎです。(苦笑)
なお、「コクーン2」のテレビ版(1991年吹き替え)も、ほぼ同じキャストだそうです。
もちろん、ドン・アメチー=納谷悟朗です。(自称吹替評論家様調べ)
残念ながら「コクーン2」のDVD版は、ビデオ版流用。(dick様、評論家様)ドン・アメチーは大木民夫さん。
*文章を少し訂正しました。(2018年9月6日)