自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

愛情の瞬間

2020-02-28 | 吹き替え
ジャン・ギャバンさん主演の「愛情の瞬間」(1952年作品 87分)です。
この作品も初期の吹き替えとしてご紹介した事があります。

結婚10周年に舞台女優の妻に愛人が居ると知ったピエール。(ジャン・ギャバン)
妻の告白に二人のこれからが託される。
愛が試される瞬間です。

悟朗さんはマドレーヌの愛人ダニエル役のダニエル・ジュランさんです。
ギャバンさんの声は早野寿郎さんです。
森山さん版があるか検索してみたのですがない様でした。(?)

***


「愛情の瞬間」 フランス版ブルーレイの表紙(2017年9月13日発売)


ピエール役のジャン・ギャバンさん(早野寿郎)と妻マドレーヌ役のミッシェル・モルガンさん(木村俊恵)
当時48歳のギャバンさんです。


舞台女優のマドレーヌ

*クリックすると拡大します。


マドレーヌとダニエル・ジュランさん扮するダニエル(納谷悟朗)

***

「愛情の瞬間」
La Minute de vérité 1952年 仏、伊
米題:The Moment of Truth 
1964年6月11(木)、12日(金) フジテレビ テレビ名画座
*2日連続で同じ作品を放送したそうです。

マドレーヌ(ミッシェル・モルガン):木村俊恵
ピエール(ジャン・ギャバン):早野寿郎
ダニエル(ダニエル・ジュラン):納谷悟朗

***

<オマケ>


ダニエル・ジュランさんとミッシェル・モルガンさんは「Retour de Manivelle」(1957年作品)と言う映画でも共演なさっていました。

*クリックするともう少し大きい写真をご覧になれます。

***

*自称吹替評論家様
*IMDb他


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黒鯨亭

2020-02-21 | 吹き替え
ドイツ映画の「黒鯨亭」(1934年作品)です。
以前キャストを載せた事があります。

悟朗さんは主役のエミール・ヤ二ングスさんを吹き替えられているそうです。
エミール・ヤニングスさんはかっぷくの良い方で、悟朗さんのイメージとは違うので面白いと思いました。
(滝口さんや熊倉さんのタイプの方です。笑)
エミール・ヤニングスさんの息子役は若山弦蔵さんだそうです。
昔の吹き替えはスゴイですね。

キャスト詳細をお持ちの方がいらっしゃいましたら宜しくお願い致します。

***

「黒鯨亭」はフランスのマルセル・パニョールの戯曲「ファニー」のドイツ版です。

陽気な黒鯨亭の主人ペーター(エミール・ヤニングス)は息子のマルチン(フランツ・ニクリッシュ)を誇りに思っていた。
マルチンには恋人のファニー(アンジェラ・ザロツカ)が居たが、彼は海の男。 
ファニーを置いて海へ出て行った。
マルチンは知らなかったがファニーは妊娠していた。

初老の商人パニース(マックス・ギュルストロフ)は全てを承知でファニーと結婚した。
ファニーは幸福に暮らしていたが、そこへマルチンが帰って来た。

***

<2020年3月9日追記>

自称吹替評論家様に教えて頂き声のキャストを追加しました。
また「嘆きの天使」の吹き替えはないそうです。
どうも有難う御座いました。

***


「黒鯨亭」ポスター
後方 マルチン(フランツ・ニクリッシュ/若山弦蔵)
ファニー(アンジェラ・ザロツカ/杉田郁子)、ペーター(エミール・ヤニングス/納谷悟朗)


ファニー(杉田郁子)、ペーター(納谷悟朗)

***

「黒鯨亭」
Der Schwarze Walfisch 1934 独
米題:The Black Whale
1966年12月14日(水) フジテレビ

ぺーター(エミール・ヤニングス):納谷悟朗
ファニー(アンジェラ・ザロツカ):杉田郁子
マルチン<ペーターの息子>(フランツ・ニクリッシュ):若山弦蔵
パニース(マックス・ギュルストロフ):不明
ジョセフィン(ケーテ・ハーク):相田恵子 ジョセフィーヌ?

***

エミール・ヤニングスさんは第一回アカデミー賞主演男優賞を受賞しています。(「肉体の道」 1927年作品)
またマレーネ・デートリッヒさんのデビュー作「嘆きの天使」(1930年作品)にご出演です。
ドイツでは有名な俳優さんでしたが、ナチスを支持した為、第二次大戦後の映画出演はありません。


「嘆きの天使」より
ジェニングスさんとマレーネ・デートリッヒさん


もう一枚

***

*「嘆きの天使」の吹き替えはありますか?
ご存じの方はお願い致します。

<2020年3月9日>

「嘆きの天使」の吹き替えは無いそうです。
ウィキペディアの資料に1971年12月12日(NET 日曜洋画劇場)で放送とありますが、これはリメイクだそうです。(クルト・ユルゲンスさん主演)
自称吹替評論家様資料。どうも有難う御座いました。

***

エミール・ヤニングス
Emil Jannings
1884年7月23日~1950年1月2日 スイス出身

***

*自称吹替評論家様
*IMDb他 


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黒ばら

2020-02-14 | 吹き替え
タイロン・パワーさん主演の「黒ばら」(1950年作品)です。
以前に少し載せた事があります。
珍しい悟朗さんのタイロン・パワーさんの吹き替えです。
(私の知る限り悟朗さんのタイロン・パワーはこれ1作のみです。)

13世紀のイギリス。
ウォルター(タイロン・パワー)は同志トリストラム(ジャック・ホーキンス)とレジスタンス活動の末、国外に逃亡し中国へ向かう商人のキャラバンに紛れ込みます。
オーソン・ウェルズさんが蒙古人のバヤン将軍に扮しています。

***

<2020年2月17日追記>

KAMEちゃん。様にキャスト詳細を教えて頂きました。
本当にどうも有難う御座いました。

***


「黒ばら」 北米版DVDの表紙 (20世紀フォックス 2007年5月1日発売)


日本版DVD (ブロードウェイ 2015年2月4日発売)
ジャック・ホーキンスさん、タイロン・パワーさん


ウォルター役のタイロン・パワーさん(納谷悟朗)


ウォルター、マリアム役のセシル・オーブリーさん(松尾佳子)


ウォルター、マリアム

*クリックすると少し拡大します。


ウォルター(タイロン・パワー/納谷悟朗)、トリストラム(ジャック・ホーキンス/寺島幹夫)

*ホーキンスさんは「ベン・ハー」のアリアスの人です。お若いですね。
声がお分かりになる方がいらっしゃいましたら宜しくお願い致します。


バヤン役のオーソン・ウェルズさん(内海賢二)


タイロン・パワーさんとセシル・オーブリーさんをもう一枚

***

「黒ばら」
The Black Rose 1950年 米
1972年3月16日(木) 東京12 木曜洋画劇場 午後9時~10時56分
解説:芥川也寸志

ウォルター(タイロン・パワー):納谷悟朗
マリアム(セシル・オーブリー):松尾佳子
バヤン将軍(オーソン・ウェルズ):内海賢二
トリストラム・グリフィン(ジャック・ホーキンス):寺島幹夫
エドワード王(マイケル・レニー):大木民夫
ルー・チャン(アルフォンゾ・ベドーヤ):加茂嘉久
マームード(ロバート・ブレーク):沢井正延
ロジャー・ベーコン(ヘンリー・オスカー):宮内幸平
ウィルダーキン(ギビー・マックローリン):千葉順二
中国の大臣(ベレリー・インキジーノフ):肝付兼太
中国の隊長(レイ・オン):藤本譲
ウォルターの祖父():諏訪孝二 
王子():田中亮一 
イングランド人():北村弘一 
将軍の部下():松岡文雄 

***

*自称吹替評論家様
*KAMEちゃん。様
*IMDb他


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地下室の狂人

2020-02-07 | 吹き替え
アルバート・デッカーさん主演の「地下室の狂人」(1941年作品)と言う映画です。
以前古い作品をご紹介した時に少し載せた事があります。
今回は少し写真を載せます。

スーザン・ヘイワードさんがご共演ですが、ほとんど資料がない作品です。

悟朗さんは主役のアルバート・デッカーさんを吹き替えていらっしゃいます。
子供の頃に父親の虐待が原因で狂人となったポールは、父によって大邸宅に閉じ込められていた。
25年後、逃亡したポールが引き起こすホラーを描いた作品です。

この映画は67分(68分とも)の作品だそうです。
普通の映画の枠には短いですが、こういう短い作品ばかりを放送していた事があったのかもしれませんね??

***


ポール役のアルバート・デッカーさん(納谷悟朗)


前列 左から ペギー(ジーン・フィリップス/声不明)、エレイン(フランシス・ファーマー/声不明)、ミリー(スーザン・ヘイワード/寺島信子)

後列 ポール(アルバート・デッカー/納谷悟朗)

*クリックすると拡大します。


サンダース医師役のハリー・ケリーさん(声不明)とポール

***

「地下室の狂人」
Among the Living 1941年 米
1963年10月12日(土) 日本テレビ

ポール・レイドン/ジョン・レイドン<双子の兄弟>(アルバート・デッカー):納谷悟朗
ミリー(スーザン・ヘイワード):寺島信子
サンダース医師(ハリー・ケリー):不明
エレイン(フランシス・ファーマー):不明
オークリー(ゴードン・ジョーンズ):不明
ポンペイ<ポールの世話係>(アーネスト・ホワイトマン):不明
ペギー(ジーン・フィリップス):不明

***


アルバート・デッカーさん

1940年の写真です。
「地下室の狂人」(1941年作品)と同じ頃の写真ですが上品な感じですね。
映画ではマッドな役ですが、やはり俳優さんは違いますね。

アルバート・デッカー
Albert Dekker
1905年12月20日~1968年5月5日 ニューヨーク、ブルックリン出身

***

*自称吹替評論家様
*IMDb他

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