自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

遊星からの物体X

2010-06-24 | 吹き替え
「遊星からの物体X」
役名:フュークス(ジョエル・ポリス)

私は怖いのや気持ち悪い作品が苦手なので、これも苦手と言えば苦手ですが、悟朗さんの役が変わっているのでその点がとても面白いです。

悟朗さんのキャラは命令する人ではありません。
(津嘉山さんや柳生さんに命令されていました。)
特に偉い人でもありません。(この人は、富田さんの助手らしいです。)
目立たない地味な人です。

地味ながら何か重要な鍵を握る人物と言うのは、悟朗さんの役として見かけますが、このフュークスは特に重要なキャラクターとも思えません。
(出番が少なくても重要なキャラとか、大黒幕とか、そういう類のキャラクターではありません。)

要するに悟朗さんが演じるには地味過ぎるので、不思議な感じがして面白いです。
どうしてわざわざ悟朗さんがご出演なんだろう???と思うと、謎すぎてスゴイです。(笑)

そして、途中、何だか訳が分からない感じで亡くなります。
(亡くなるシーンがなくて良かったです。)

とても地味なキャラクターですが、悟朗さんがお演りになると存在感が出てしまうので、その格差が意外性を増していました。(笑)

チェックした所、この作品当時、ジョエル・ポリスさんは31歳だったそうです。
私には、ポリスさんはもっと老けた印象でした。
(悟朗さんは当時50代でいらっしゃいました。)


フュークス(ジョエル・ポリス):納谷悟朗
究極のマイナーキャラ???(笑)

「遊星からの物体X」
The Thing 1982年 米
1985年11月30日(土) フジ ゴールデン洋画劇場

アール・“マック”マクレディ(カート・ラッセル):津嘉山正種
ギャリィ<隊長>(ドナルド・モファット):柳生博
フュークス(ジョエル・ポリス):納谷悟朗
先生:宮川洋一
ブレア<生物学者>:富田耕生
ウィンドウズ:池田秀一
ベニングス:寺島幹夫
ノリス:細井重之

屋良有作、野島昭夫、仲木隆司、藤城裕士、吉田恵美子

演出:岡本知
翻訳:鈴木導
調整:高橋久義
効果:PAG
制作:グロービジョン

***

1982年南極のアメリカ観測基地。
寒いし孤独だし、大変な場所の様です。
いきなりノルウェー人の攻撃にあいますが、調べてみるとノルウェー人も大変な目にあっていた事が分かります。
そしてついに変な物が登場。(苦笑)

気持ちの悪い物は苦手ですが、この変な物の特撮が作り物すぎて、それ程怖くありませんでした。

バーナーを使って燃やしていましたが、途中で、ずっと氷漬けになっていたのなら、彼らはむしろ冷たい方が苦手なのではないか??と思いました。(笑)

すると最後の方で、この生物がもう一度冬眠して、救助を待とうとしているとの説明がありました。
なる程、冬眠出来るのか・・・と思いましたが、今まで何万年もの間、誰も救助に来なかったのに、どうしてこの先救助が来るなんて思えるのか、宇宙旅行が出来る様な文明があるのに、高等生物(???)の考えとは思えませんでした。(苦笑)

悟朗さんのフュークスが亡くなった時点で、普通なら見るのを止めている所ですが、記事を書く為に再見していたら結末が思い出せず、それが知りたくて最後まで拝見してしまいました。
でも、結末はどちらとも取れるので、見ても見なくても同じだったかもしれません。(苦笑)

***

*ご協力:りおな様、松村様
*放送年月日、放送局資料:自称吹替評論家様

***

<2018年10月1日>
文章を少し修正しました。

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10月のミサイル

2010-06-16 | 吹き替え

「10月のミサイル」
役名:ジョン・F・ケネディ大統領(ウィリアム・デバン、デバイン、ディバイン、ディヴェイン、ドベイン、William Devan)

キューバ危機を描いたTVムービー「10月のミサイル」のキャストを教えて頂きましたので、ご紹介致します。

ウィリアム・デバンがケネディ大統領を演じていたのを覚えているのですが、悟朗さんと言うのが、全く記憶にありません。(土下座)
私が拝見した事があるのは、原語版かもしれません。

評論家様にチェック頂いた所、この作品は「○○映画劇場」と言う枠ではなく、特別番組として放送された様です。(ゼロックススペシャル)
実際のキューバ危機が1962年10月15日からの13日間なので、もしかしたら10周年とか15周年記念(?)の放送かと思ったのですが、そういう訳ではない様です。
ちゃんと10月の放送ですが。
(本国放送が1974年で、こちらもキリの良い年数ではありませんでした。)

恐らくこの作品は、この時の特別放送のみだったのではないでしょうか。(未確認)

役をかなり掛け持ちしていらっしゃる方もいますが、とても豪華なキャストです。
残念ながら音源が無くなっているらしいとの事です。
何とか見つからないでしょうか?


左から フルシチョフ(島宇志夫)、ケネディ大統領(納谷悟朗)、ロバート・ケネディ司法長官(仲村秀生)

***

<2022年6月29日追記>

ロバート・ケネディ役を「チャーリー・シーン」と載せていましたが、マーティン・シーンさんの間違いでした。
リチャード75様、ご指摘有難う御座いました。

***

ザ・スペシャル「10月のミサイル・人類危機の13日間」
10月のミサイル
The Missiles of October (1974年 米 TVムービー)
1975年10月9日 午後10:00より 122分(NET/テレビ朝日)

ジョン・F・ケネディ大統領(ウィリアム・デバン):納谷悟朗
ロバート・F・ケネディ司法長官(チャーリー・シーン)(マーティン・シーン):仲村秀生
ニキータ・フルシチョフ・ソ連邦首相(ハワード・ダ・シルバ):島宇志夫
マクジョージ・バンディ大統領特別補佐官:中田浩二
エフゲニー・エフトシェンコ、情報将校:津嘉山正種
ケネス・オドンネル大統領補佐官:田中信夫
マックスウェル・D・テーラー将軍:雨森雅司
ディーン・ラスク国務長官:富田耕生
ロバート・S・マクナマラ国防長官:滝口順平
ダグラス・ジイロン財務長官、シュープ、A・ドブルイニン:北村弘一
ルウエリン・トンプソン前駐ソ大使:中村正
ジョージ・ボール国務次官、ルメー、ジェームズ・W・フルブライト:和田文夫
シオドア・C・ソレンセン、指揮官:伊武雅之
ルドルフ・アンダーソン少佐、チャールズ・ハレック:塩見竜介
ディーン・G・アチソン、ソビエト情報部員、幹部会員C:柴田秀勝
A・グロムイコ・ソ連外相、ディレクター:仁内達之
アナウンサーB、ディヴ・パワーズ、アナウンサー、オームズビーゴア:寺島幹夫
ピエール・サリンジャー、幹部会員B:内海賢二
アナウンサーA、ウ・タント国連暫定事務総長:宮田光
ジョン・マコーン中央情報局長官、ウォード、幹部会員A:清川元夢
アドレー・スチーブンソン米・国連大使:宮川洋一
ドゴール・フランス大統領:高塔正翁(正康)
ゾーレン・ソ連国連大使、サー・ラートランド・ラッセル:加藤精三
アレクサンドル・フォミン、ガルシア・インチャウステーギ:田口計
ノックス:西田昭市
ジョン・スカリ:穂積隆信
ジョン・J・マクロイ、ナレーション:小林清志

演出:左近允洋
制作:グロービジョン

*資料:ERI様
*自称吹替評論家様
*資料:またある。昭和ナビ様。


コメント (4)
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策謀の結末

2010-06-09 | TV吹き替え
「策謀の結末」納谷悟朗版放送記念です。


ジョー・デブリン(クライブ・レビル):納谷悟朗
DVD Classik photo

*上記写真は、一ヶ月程前に別館に載せたので、既にご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが???(笑)

「刑事コロンボ」 Columbo
第52話 「策謀の結末」
The Conspirators (1978年)

コロンボ:小池朝雄
ジョー・デブリン:納谷悟朗
ポーリー:灰地順
ケイト・オコンネル:中村たつ
ジョージ・オコンネル:仁内達之
ケリー・マローン:西岡徳美
キャロル・ヘミングウェイ:牧野和子
ジェンセン:大泉あきら
ブランドン、税関員:岡部政明
船長:石森達幸
マリオン:菊池紘子

訳:額田やえ子
調整:坂巻四郎
効果:PAG
演出:左近充洋
制作:グロービジョン

*資料:dick様、Yukipe様

ご参考に家弓版のキャストを載せました。
興味のある方はご覧下さい。(2010年6月29日追記)

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/25851465.html


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マルコ・ポーロの冒険

2010-06-03 | アニメ
アニメーション紀行 「マルコ・ポーロの冒険」(マルコポーロ)
役名:シャリフ

「太陽の子エステバン」が出たところで、「マルコ・ポーロの冒険」をご紹介します。
一度もどこにも書いていなかった事に今気がつきました。(苦笑)

この作品もほぼ全部消失しているとの事ですが、NHKアーカイブスには第1話と最終回が保存されているそうです。
また、LP版にも音声が残っています。

登場人物が多い為、主要キャストのみを載せます。

「マルコ・ポーロの冒険」
1979年4月7日~1980年3月22日(NHK総合テレビ)
マルコ・ポーロ:富山敬
ニコロ・ポーロ(父):久松保夫
マテオ・ポーロ(叔父):富田耕生
ナレーション:小池朝雄
シャリフ:納谷悟朗 

悟朗さんは、2話~6話にご登場。(?)
残念ながら詳しい記録がなく、2~6話全部にご出演なのか分かりませんでした。

シャリフはハマレク族の族長(?)で、マルコ達の護衛を勤めるが、盗賊団カラウナスの頭目との一騎打ちに敗れ、息絶える。

父親をカラウナスに殺されているシャリフの最期の言葉が印象的です。


シャリフ(マルコに看取られながらの最期)
著作権侵害の意図はありません。
問題がある場合はメールにてご連絡下さい。即刻対処致します。

最期のセリフです。
「陽が沈む。その夕陽と一緒に誰かが沈んでゆく。
マルコ、お前ともう少し一緒に旅がしたかったな。
お前が羨ましいよ。親父と旅が出来て。」

悟朗さんが、
『それにしても、気恥ずかしくなるくらいカッコいいキャラでしたねぇ。マルコに対して、父親的立場から男の生きざまを教えるワケですが、セリフがキザすぎまして照れくさったですよ・・・』とコメントされていました。
(「マルコ・ポーロ ロマンアルバム」徳間書店 1980年)

どうしようもなくカッコ良いキャラクターですが、残念ながら私はこの作品の記憶がほとんどありません。
シャリフの最期のセリフのかっこ良さは、沖田やメルカッツ提督に負けていませんネ!

資料、Special Thanks:捨吉様
資料:「マルコ・ポーロ ロマンアルバム」
資料:ウィキペディア


コメント (2)
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