自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ダーレン・マクギャヴィン

2006-02-28 | TV吹き替え

ダーレン・マクギャヴィン (Darren McGavin 1922年~2006年2月25日) 
ダーレン・マクギャビン、ダレン・マクギャビン
AP Photo

つい先日他界したダーレン・マクギャヴィンです。
(マイク・ハマーに扮した彼です。)
マクギャヴィンと言えば、「事件記者コルチャック」をご記憶の方も多いと思います。
コルチャックは大塚周夫さんが担当されていましたが、彼のもう一つのTVシリーズ「マイク・ハマー」では悟朗さんがアテられました。
残念ながら拝見した事がないのですが・・・。

昔のインタビューがありますので、この機会にご紹介します。
(著作権侵害の意図はありません!)

『マイク・ハマー』について

「・・・これは僕には忘れられないなあー。好きでしたね。
これでは僕はナレーションと主演をやったでしょ。それだけでも大変だったけど、他にダレン・マックギャビンは、常識の芝居をしないのね。
普通の人なら例えばスッと電話をとる所をワンテンポおいたり、話す時もやたら、鼻をこすったり、咳ばらいしたりするんですよ。
こちらは調子狂わされちゃって、どうしてよいか分からなかったんだけど、そのうち、10本目位から、よしそれなら俺もその手でいってやるってんで、一緒に鼻をすすったり、ポーズをおいたりしてると、グッと楽になっちゃった。
はじめはイケスカなかったんですが、馴れてくると好きになりました。」

(テレビジョンエイジ 1972年12月号)

マクギャビンさんのご冥福をお祈りします。

***

このインタビューの中で、他の番組についてもお話になっていますので、ちょっとまとめてご紹介します!

「地方検事」(1956年)
最初のアテレコ作品。鑑識課員役。伝説の生アテレコ番組です。

「ヒッチコック劇場」(1957年)
何度もゲストで出演されたそうです。
ここで熊倉氏と親しくなり、誘われてエコーに入団。

「ウイリアム・テル」(1959年)
最初の主役。
「絶対にトチラない」を念頭に置いて吹き替えられ、連続25話、全然トチリなしの快挙!
但し26話目でトチられたそうですが・・・。(笑)

このインタビューでは触れていませんが、六朗氏のニセのテルの話も有名ですね!

「拳銃無宿」
途中から、スティーブ・マックィーンについて歩く、若い男を吹き替えたそうです。

「危険を買う男ロビン・スコット」(リック・ジェイソン主演)
お好きな番組だったそうです。

「アンタッチャブル」
アンタッチャブルは番組レギュラーで、毎回行って、いろいろな役をされたそうです。

「ルート66」
ジョージ・マハリスの声のオーディションへ行ったところ、若い人ばかりで、自分が一番年長だったのに、何故か選ばれたとのお話でした。(理由は当然、声が一番カッコイイからでしょう??????笑)愛川欽也氏と共演。

「コンバット」
リック・ジェイソンは、もう分身と言うか、他人事じゃないみたいな気がするそうです。
話も面白かったし、レギュラーの皆さんと親しくしていたとの事。

「スパイ大作戦」
マーティン・ランドーはアクが強く、一癖あってお好きだったとか。
彼の芝居がとても気に入っているそうです。




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リー・ヴァン・クリーフ その2

2006-02-23 | 持ち役吹き替え
「西部悪人伝」 (SABATA 1969年・伊)
1976年7月26日 (TBS)
サバタ(リー・ヴァン・クリーフ):納谷悟朗
バンジョー(ウィリアム・バーガー):服部哲治
スティンゲル男爵(フランコ・レッセル):仁内達之
ジェーン(リンダ・ヴェラス):小谷野美智子
カリンチャ(ペドロ・サンチェス):雨森雅司
オハラ判事(ジャンニ・リッツォ):今西正男
ファーガスン(アントニオ・グラドーリ):飯塚昭三
オズワルド(ロバート・ハンダー):木原正二郎

*DVD収録です。これには追加音声が入っています。(注)
*キャストを追加しました。(2010年10月20日 自称吹替評論家様資料)

「荒野の七人 真昼の決闘」 (The Magnificent Seven Ride! 1972年・米)
1978年2月6日 (TBS)
リー・ヴァン・クリーフ:納谷悟朗
ステファニー・パワーズ:鈴木弘子
田中信夫、仁内達之、飯塚昭三、細井重之、及川ヒロオ、千田光男、宮下勝

*ご協力:りおな様

「西部決闘史」 (Return of SABATA 1972年・伊/仏/独合作)
1978年6月5日 (TBS)
サバタ(リー・ヴァン・クリーフ):納谷悟朗
クライド(ライナー・ショーン):青野武
マッキントック(ジャンピエロ・アルベルティーニ):塩見竜介
ブロンコ(ペドロ・サンチェス):雨森雅司
マギー(アナベラ・インコントレラ):小谷野美智子
市長(ジャンニ・リッツォ):村松康雄
ジャッキー(ジャクリーヌ・アレクサンドレ):有馬瑞子

*DVD収録です。

「復讐のガンマン」 (The Big Gundown 1968年・伊/西合作)
1979年10月26日 (テレビ朝日)
コーベット(リー・ヴァン・クリーフ):納谷悟朗
クチーロ(トーマス・ミリアン):石丸博也
ブロクストン(ウォルター・バーンズ):木村幌
ジェプ:仲木隆司
男爵:上田敏也
女主人:木村有里
ロジータ:有馬瑞子
署長(フェルナンド・サンチョ):飯塚昭三

*荒野の流れ者様より、詳しいキャストをご教示頂きました。有難う御座いました。

「エル・コンドル」 (El Condor 1970年・米)
1980年6月8日 (テレビ朝日)
リー・ヴァン・クリーフ:納谷悟朗
ジム・ブラウン:坂口芳貞
パトリック・オニール:大平透
マリアンナ・ヒル:上田みゆき
飯塚昭三

*評論家様調べ

<2010年3月25日 追記>
キャストを追加しました。
*資料:グラインドハウス&エクスプロイテーション映画!様
*荒野の流れ者様

(注)参考「西部悪人伝」DVD 追加吹替えキャスト 
()内はオリジナルキャストです。
サバタ:納谷悟朗(同)
バンジョー:林一夫(服部哲治)
スティンゲル男爵:土師孝也(仁内達之)
ジェーン:よのひかり(小谷野美智子)
カリンチャ:宝亀克寿(雨森雅司)
オハラ判事:天田益男(今西正男)
ファーガスン:飯塚昭三(同)

宝亀氏が、雨森氏を真似て頑張って下さっていますが、いきなり最初の方のシーンで、雨森さんのキャラが登場したら、声が違っていたのでビックリしました。
TV放映では、のっけからカットされていたんですネ!!

*キャスト詳細:スティングレイ社様

参考資料:imdb

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リー・ヴァン・クリーフ その1

2006-02-23 | 持ち役吹き替え
*情報を追加しています。(2006年4月7日)

リー・ヴァン・クリーフ作品
(Lee Van Cleef  1925年1月9日~1989年12月16日)

マカロニのスター、リー・ヴァン・クリーフです。
悟朗さんもクリーフも、とにかくカッコ良すぎ!!!(笑)

初放送日と放送局は、自称吹替評論家様にご教示頂きました。
本当にありがとう御座いました。
なお原題ですが、イタリア語が全く分からず、完全にお手上げ状態なので、英語のタイトルを載せさせて頂きました。

***

「地獄のコマンドス」 (Commandos 1968年・伊/独合作)
1973年1月6日 (NET/テレビ朝日)
リー・ヴァン・クリーフ:納谷悟朗
ジャック・ケリー:家弓家正

*自称吹替評論家様調べ

「夕陽のガンマン」 (For A Few Dollars More  1965年・伊/西/独/モナコ合作)
1973年4月8日 (NET/テレビ朝日)
クリント・イーストウッド:山田康雄
リー・ヴァン・クリーフ:納谷悟朗
ジャン・マリア・ボロンテ:小林清志
大塚周夫、内海賢二、富田耕生、槐柳二、緑川稔、野沢雅子

*DVDに音声収録です。
このキャストは私の昔のメモからの物ですが、ホセ様がご覧になったTV放送には、富田氏がご出演ではなかったとの事でした。
私もDVDでは、聴かなかった様な気が・・・???
このキャストよりさらにカットされたバージョンがDVDに入っているのかもしれません。
又は私の聴き落しです。(未確認)

「怒りの荒野」 (Days of Wrath 1967年・伊/独合作)
1973年7月8日 (NET/テレビ朝日)
フランク・タルビー(リー・ヴァン・クリーフ):納谷悟朗
スコット(ジュリアーノ・ジェンマ):野沢那智
カッチャー判事(ルカス・アマン):小林昭二
ワイルド(アル・ムロック):小林清志
マーフ(ウォルター・リラ):北山年夫
酒場主人ミュレイ(アンドレア・ボシク):加藤精三
ナイジェル保安官(ジョルジオ・ガルジュロ):雨森雅司
銀行頭取ターナー:富田耕生
アイリーン(カッチャー判事の娘):北浜晴子
槐柳二、立壁和也、清川元夢、渡部猛、田中康郎、仲木隆司、北村弘一
緑川稔、吉沢久喜、相模武、石森達幸、浅井淑子、渡辺典子

*ご協力:飛行鬼様

「続・夕陽のガンマン」 (The Good, The Bad and The Ugly 1966年・伊/西合作)
1973年10月7日 (NET/テレビ朝日)
クリント・イーストウッド:山田康雄
リー・ヴァン・クリーフ:納谷悟朗
イーライ・ウォラック:大塚周夫
大宮悌二

*DVD収録です。
今度DVDを見る時には、もう少しちゃんと聴き取りたいと思っています。(未定。苦笑)

「新・夕陽のガンマン」(Death Rides a horse 1968年・伊)
1974年8月18日(NET/テレビ朝日)
ライアン(リー・ヴァン・クリーフ):納谷悟朗
ビル(ジョン・フィリップ・ロー):柴田イ光彦(変換不可。ニンベンに光です。)
保安官:千葉順二
ウォルコット:小林清志
カバナ:加藤精三
ペドロ:青野武
今西正男、寺島幹夫、田中康郎

*評論家様、ご協力:りおな様

「無頼プロフェッショナル」 (Bad Man’s River 1971年・西/伊/仏合作)
1975年8月2日 (NET/テレビ朝日)
リー・ヴァン・クリーフ:納谷悟朗
ジェームズ・メイスン:島宇志夫
ジーナ・ロロブリジータ:小原乃梨子

*評論家様調べ

「地獄のアパッチ」 (Captain Apache 1971年・英/仏合作)
1975年8月21日 (東京12/テレビ東京)
リー・ヴァン・クリーフ:納谷悟朗
キャロル・ベイカー:沢田敏子
スチュワート・ホイットマン:穂積隆信

*評論家様調べ

「鷲と鷹」(BARQUERO 1969年・米)
1975年10月20日(TBS)
トラビス(リー・ヴァン・クリーフ):納谷悟朗
レニー(ウォーレン・オーツ):内海賢二
フィル:金井大
ノーラ:平井道子?
マルケット(フランス人):仁内達之
牧師:若本規夫
アンナ:火野カチコ
ソイヤー:増岡弘
古川登志夫、仲木隆司、郷里大輔

*評論家様、ご協力:りおな様

続く


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怒りの荒野

2006-02-18 | 持ち役吹き替え
「怒りの荒野」 
Days of Wrath 別題:Day of Anger 1967年 伊/独合作
1973年7月8日 NET
役名:フランク・タルビー(リー・ヴァン・クリーフ)

キャスト
フランク・タルビー(リー・ヴァン・クリーフ):納谷悟朗
スコット(ジュリアーノ・ジェンマ):野沢那智
カッチャー判事(ルカス・アマン):小林昭二
ワイルド(アル・ムロック):小林清志
マーフ(ウォルター・リラ):北山年夫
酒場主人ミュレイ(アンドレア・ボシク):加藤精三
ナイジェル保安官(ジョルジオ・ガルジュロ):雨森雅司
銀行頭取ターナー:富田耕生
アイリーン(カッチャー判事の娘):北浜晴子

槐柳二、立壁和也、清川元夢、渡部猛、田中康郎、仲木隆司
北村弘一、緑川稔、吉沢久喜、相模武、浅井淑子、渡辺典子

詳しい解説をしたい所ですが、それはまたの機会にと言う事で(??)、今回はタルビー(クリーフ)の「ガンマンの心得」をメモした物がありますので、それをご紹介します!
(悟朗さんの声でお読み下さい!笑)

1.人に物を頼むな。
2.人を信用するな。
3.的と拳銃の間に立つな。
4.パンチも弾も、絶対に最初を外さない事だ。(外せば必ず負ける。)
5.傷を負わせたら殺せ。お前が殺される事になる。
6.危険が迫っている時ほど良く狙え。
7.縄を解く前に銃を取り上げろ。
8.どんな場合でも、相手に必要以上の弾を与えるな。
(コレはジェンマが言っていました。)
9.挑戦されたら逃げてはいけない。(戦わないで負けた事になる。)
10.皆殺しにするまで止めるな。

最初ジェンマが気弱な感じで、なっちゃんが弱々しく演っていらっしゃいましたが、自信がついてくると、声も姿もカッコ良くて(笑)素敵です。
彼が師と仰ぐクリーフ・・・悟朗さん、相変わらずのカッコ良さ!!!
が、ジェンマにはもう一人の師匠(?)の老人(北山さん)が・・・。
ジェンマが、最後にクリーフを撃って銃を捨てるシーン、とても印象に残っています。

悟朗さんと小林清志さんが最高すぎ!
しかも、小林清志さんは役を掛け持ちすぎで、楽しかったです。(爆)
悟朗さんのマカロニにほとんど皆勤と思われる(???)雨森さんや渡部さんも、モチロンご登場でした!(笑)

*ご協力:飛行鬼様。本当にありがとう御座いました。

*文章を少し修正しました。(2013年3月16日)



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リー・ヴァン・クリーフ

2006-02-14 | 持ち役吹き替え

リー・ヴァン・クリーフ
「西部悪人伝」 ロビーカード写真 (著作権侵害の意図は一切ありません。)

バレンタイン・デーに、毎度御馴染み、お茶濁しの写真を・・・と思って、考えたのですが、悟朗さんの持ち役の中でも、あまりロマンチックでもハンサムでもない人をアップするのも逆に面白いのでは?と思い、リー・ヴァン・クリーフを選びました!(笑)

昔は、マカロニはあまり得意ではありませんでした。
クリーフも凄味のある顔立ちで、ハンサムな人の吹き替えの方が嬉しかった私としては、持ち役の中でも、ほとんど注目していなかった人ではないかと思います。
(悟朗さんの吹き替えだから、取り合えず見よう・・・と言う認識でした。笑)

でも、今観ると、この人、最高にカッコイイ!!!(笑)
凄味がありますが、精悍だし、足が長くてスラッとしている所もステキです。
衣装もキマッテいます。帽子もカッコイイ!
そして、クリーフの場合、ハゲているのもカッコイイです。
普段は帽子を被っているので、あまり分かりませんが・・・。

そして、悟朗さんの渋さが輝く、クリーフの吹き替えです!!
とにかく、めちゃくちゃカッコイイです。

ハッピー・バレンタインデー!


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