自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

クラーク・ゲーブル 放送局別リスト

2012-02-24 | 持ち役吹き替え

クラーク・ゲーブル

ゲーブルの資料をもう一つ載せておきます。
ゲーブルの放送局別リストです。

自称吹替評論家様制作。どうも有難う御座いました。
なお「野性の叫び」に関しては、KAMEちゃん。様にご教示頂いた物を私が加えました。

***

局別資料をご紹介頂いた元々の理由は、私が「悟朗さん以外のゲーブルは、日本テレビに集中していたのかも?」と思い、質問させて頂いた為です。
(要するに「風と共に去りぬ」が回って来なかったのは、ずっと日本テレビだったからなのだろう、と思っていたからです。)

先日ご紹介した年表やこちらの資料をチェックして、日本テレビだけでなく、1970年以降の東京12/テレビ東京でも、悟朗さんのゲーブルが無い事が分かりました。
理由は分かりませんが、東京12では、別のフィックスを試みた様です。
ロバート・テイラーの吹き替えを、全部悟朗さんにしてくれた東京12チャンネルだったので、少し意外でした。(笑)

いずれにしても、今回チェックして、「風と共に去りぬ」はやはり縁がなかったんだな、と納得出来ました。(笑)

「風と共に去りぬ」には縁がありませんでしたが、悟朗さんが、NETのゲーブルの吹き替えを30代後半で担当された事を、本当に凄いとつくづく思いました。
そんなお若い時に、ハリウッドのキングに立ち向かわれたのだな・・・と、ファンとしてその凄さに感激しました。(笑)

評論家様、KAMEちゃん。様、皆様、ご教示本当に有難う御座いました。

***

クラーク・ゲーブル 放送局別吹き替えキャスト

<日本テレビ>

「風と共に去りぬ」 近藤洋介
「風と共に去りぬ」 江守徹

<TBS>

「荒馬と女」 納谷悟朗
「ながれ者」 納谷悟朗

<フジテレビ>

「たくましき男たち」納谷悟朗

<NET/テレビ朝日>

「荒馬と女」 納谷悟朗
「一攫千金を夢みる男」 納谷悟朗
「帰郷」 納谷悟朗
「たくましき男たち」 納谷悟朗
「ながれ者」 納谷悟朗
「深く静かに潜航せよ」 納谷悟朗
「ブーム・タウン」 納谷悟朗
「冒険」 納谷悟朗
「無法街」 納谷悟朗
「モガンボ」 納谷悟朗

<東京12チャンネル/テレビ東京>

「風と共に去りぬ」 渡辺謙
「先生のお気に入り」 木村幌
「ナポリ湾」 木村幌
「南部の反逆者」 納谷悟朗
「叛逆者」 加藤和夫
「僕は御免だ」 木村幌
「ミズーリ横断」 納谷悟朗

<サンテレビ(神戸)>
関東地区での放送局は不明です。

「野性の叫び」 青野武

*ウィキの資料によると、サンテレビは1982年までテレビ東京と提携していたそうです。
「野性の叫び」は1980年放送なので、恐らくテレビ東京で放送されたのではないかと思います。(???)

***

ゲーブルの吹き替え年表はこちらに載せています。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/648.html


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シルシルミシルさんデー

2012-02-20 | ルパン三世
「シルシルミシルさんデー」 2011年7月3日 テレビ朝日
とっつあん:納谷悟朗

シルシルミシルさんデーで、「洋麺屋五右衛門」を紹介した時に、無理矢理登場した銭形のとっつあんです。(笑)
出番は少なかったですが、全くいつもの調子で演って下さっていました。
とっつあんの声が変更と言うニュースが出た時に、事実上、これが悟朗さんの最後の銭形警部だったのかと思うと感慨深かったです。

でも、「Master File」でもう一度拝見出来るんですね!!
本当に短い物の様ですが、楽しみです。
やはりオリジナルの皆さんにフィナーレを飾って頂きたい気持ちがあったので、とても嬉しいです。


「ルパン三世 Master File」より (TMS)
銭形警部(納谷悟朗)

*著作権侵害の意図はありません。
不都合な点がある場合はメールにてご連絡下さい。
即刻対処させて頂きます。

***

で、「五右衛門」の方ですが、悟朗さんのセリフをメモしました。
他に書くこともないので(爆)載せておきます。

1 五右衛門逮捕だ~!大人しくお縄につけ~。
2 なにー?缶詰?そんなバカな話があるか!
3 やっぱりお前か、不二子。逮捕だ~!
4 五右衛門!貴様とうとう白い粉にまで手をつけたか!ワシは悲しいぞ~!!
5 いや、奴はとんでもない物を盗んでいきました。視聴者の皆さんの心です。

***

強引に「心です」まで入れてありました。(笑)
「五右衛門逮捕だ~」と言うのは、普通はあまり聞きませんね。
Master Fileで「ルパン逮捕だ~!!!!!」を最後にもう一度拝聴させて頂くのを楽しみにしています。

この番組では、局が違うのに、堂々と「敏腕警部」の「とっつあん」と名前(?)を出していて、BGMもルパンの音楽をそのまま入れていました。(笑)
(とっつあんの絵は影でした。)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラーク・ゲーブル

2012-02-14 | 持ち役吹き替え
バレンタイン・デーに写真を載せます。

悟朗さんのゲーブルの吹き替えは、ゲーブル後年の作品が多い気がします。
その中で「ブーム・タウン」(1940年)と「無法街」(1941年)は「風と共に去りぬ」の翌年と翌々年で、ゲーブルも壮年の色気で一杯です。(笑)

残念ながらこれらの吹き替えの記憶が無いのですが(拝見しているのか不明です。)、もし悟朗さんが「風と共に去りぬ」をされていたら、こんな感じになっただろうな・・・と言う雰囲気がつかめそうな気がして、とても拝見したくなりました。(笑)

***

「ブーム・タウン」(1940年作品)より


ゲーブル(納谷悟朗)&へディ・ラマー(山田早苗)

*へディ・ラマーのキャストを評論家様にご教示頂きました。
有難う御座いました。(2012年2月19日追加)


スペンサー・トレーシー(森山周一郎)、へディ・ラマー(山田早苗)
クローデット・コルベール(阿部寿美子)、ゲーブル(納谷悟朗)

***

「無法街」(1941年作品)より


ゲーブル(納谷悟朗)、ラナ・ターナー(津村悠子)


ゲーブル(納谷悟朗)、クレア・トレバー(中村紀子子)


津村さんは「帰郷」(1948年)でもラナ・ターナーを吹き替えていらっしゃいました。
多分他にもあるのではないかと思いますが、調べていません。

***

オマケにゲーブルさんとへディ・ラマーさんの写真をもう一枚載せました。
興味のある方はご覧下さい。
「ブーム・タウン」の後に共演した「同志X」(1940年作品)からの写真です。

https://ameblo.jp/nayagorofan/entry-12505480811.html



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クラーク・ゲーブル 吹き替え年表

2012-02-07 | 持ち役吹き替え

「サラトガ」より 
ゲーブルとジーン・ハーロー
この作品の吹き替えはないのですが、折角なのでこの写真を載せました。(笑)

***

以前、悟朗さんのゲーブルの吹き替えリストをご紹介しました。
悟朗さん以外の方の吹き替えは、つい無視してしまうのですが(爆)、今回全ての吹き替えを加えて年表を作りました。

***

前置きです。(笑)

<60年代>

悟朗さんは、一番最初の1966年の「荒馬と女」(NET)から、60年代は全てのゲーブルを担当なさっています。(10作品) (全12作品。NETの吹き替えが10作品です。)
「南部の反逆者」、「ミズーリ横断」(共に東京12)を除いては、全てNETの放送です。
NETでのゲーブルの作品は60年代のみに集中しており、70年代以降は一切ありません。

<70年代>

70年代の悟朗さんの作品(「ながれ者」、「ミズーリ横断」、「たくましき男たち」)は、TBS、東京12、フジで放送されました。
1975年の「風と共に去りぬ」(日本テレビ)では近藤洋介さんがレット・バトラーを演じられたのは周知の事です。

70年代に、東京12(テレビ東京)でゲーブルの新録吹替作品を5本4本放送しています。
前年1969年の4月に悟朗さんのゲーブル「南部の反逆者」を放送していますが、1970年の「叛逆者」は加藤和夫さんです。
そして1972年、1973年に放送した4本中3本は、木村幌さんが担当されています。
でも、途中の一本の「ミズーリ横断」は何故かまた悟朗さんになっていました。
一応木村さんのフィックスを試みたのかと思ったのですが、しっかり途中に元祖悟朗さんが入っているのが面白いですね。(笑)


<2012年2月9日追記>
「ミズーリ横断」の初回放送は1969年とKAMEちゃん。様に教えて頂きました。
有難う御座いました。
72年、73年の放送は、3作品全て木村幌さんの担当と言う事になります。

但し、再放送とは言え、悟朗さん吹き替えの「ミズーリ横断」を途中に流していた事に変わりありませんが。(笑)

***

その後2000年に東京12で「風と共に去りぬ」が放送されましたが、これは時代が違うので、吹き替えも昔の傾向とは比べられないと思います。(笑)

<80年代>

80年代の悟朗さんのゲーブルは一本だけです。
そしてこの、1983年TBS放送の「荒馬と女」が、悟朗さんの最後のゲーブルになります。
(ソニープレゼンツの完全版吹き替えです。)

1988年に日本テレビで再び「風と共に去りぬ」を放送した時に、別バージョンの吹き替えが作られましたが、この時は江守徹さんがご出演でした。

ずっと1988年が悟朗さんがレット・バトラーをされる最後のチャンスだったと思っていたのですが、今思うと1986年のJAL版が一番残念な気がします。
(日本テレビでの、悟朗さんのゲーブルの吹き替えは存在しません。)
機上版なので、拝見する機会はどちらにしてもなかったのかもしれませんが。

他キャストのバージョンは、それはそれで良いと思いますが、一度でいいから、ごく普通のキャストで「風と共に去りぬ」を吹き替えて欲しかったです。

<2012年2月9日追記>
1980年に「野性の叫び」が放送されているそうです。
ゲーブルは青野武さん。
サンテレビ(神戸)で放送されたそうですが、関東地区の放送日、放送局は現在不明です。

*KAMEちゃん。様資料。有難う御座いました。

<PD版>

PD版4作品に関しては、「風と共に去りぬ」を除いた3本(「或る夜の出来事」、「桑港」、「戦艦バウンティ号の叛乱」)を、相沢正輝さんが担当なさっています。

***

こうして見ると、天下のNETのゲーブルとは言え、全体的には、悟朗さんの吹き替えは半分ぐらいでしょうか。
(吹き替えの存在する28本29本中15作品が悟朗さんの吹き替えです。)
悟朗さんの60年代の声で、PD版3作品(相沢さん作品)の吹き替えがあったら本当に凄かったのにと思います。
「サラトガ」も拝見してみたかったです。(笑)

***

クラーク・ゲーブル 吹き替え年表

<1960年代>

「荒馬と女」
The Misfits 1960年・米
1966年11月19日 (土) NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「帰郷」
Homecoming 1948年・米
1966年12月3日(土)  NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「冒険」
Adventure 1945年・米
1967年5月21日(日)  NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「燃える大西部」 (別題「ブーム・タウン」)
Boom Town 1940年・米
1967年6月11日(日)  NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「無法街」 (TV放送時タイトル「無法街のガンマン」) 無法街ガンマン
Honky Tonk 1941年・米
1967年10月29日(日)  NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「ながれ者」
The King and Four Queens 1956年・米
1968年1月22日(月)  NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「たくましき男たち」(TV放映タイトル「西部の暴れ者」)
The Tall Men 1955年・米
1968年8月4日(日)  NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「モガンボ」
Mogambo 1953年・米
1968年9月15日(日)  NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「深く静かに潜航せよ」
Run Silent, Run Deep 1958年・米
1968年10月5日(土)  NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「南部の反逆者」
Band of Angels 1957年・米
1969年4月3日(木)  東京12
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「ミズーリ横断」(TV放送時タイトル「大酋長虐殺」)
Across the Wide Missouri 1951年・米
1969年5月7日(水) 東京12 名画劇場
再放送 1973年7月4日 (水) 東京12
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

*当初、初回放送を1973年7月4日としていましたが、1969年5月7日が初放送だそうです。
KAMEちゃん。様資料。どうも有難う御座いました。(2012年2月9日)

「一攫千金を夢みる男」
Soldier of Fortune 1955年・米
1969年12月20日 (土) NET
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

<1970年代>

「叛逆者」
Betrayed 1954年・米
1970年8月27日(木)  東京12
クラーク・ゲーブル:加藤和夫

「先生のお気に入り」
Teacher's Pet  1958年・米
1972年3月15日 (水) 東京12
クラーク・ゲーブル:木村幌

「ながれ者」
The King and Four Queens 1956年・米
1973年4月22日(日) TBS
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「僕は御免だ」
But Not for Me  1959年・米
1973年5月16日(水)  東京12
クラーク・ゲーブル:木村幌

「ミズーリ横断」
Across the Wide Missouri 1951年・米
1973年7月4日 (水) 東京12
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗


「ナポリ湾」
It Started in Naples 1960年・米
1973年9月12日(水)  東京12
クラーク・ゲーブル:木村幌

「風と共に去りぬ」
Gone with the Wind 1939年・米
1975年10月8日(水)、15日(水)  日本テレビ
クラーク・ゲーブル:近藤洋介

「たくましき男たち」
The Tall Men 1955年・米
1977年2月18日(金)  フジ
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

<1980年代>

「野性の叫び」
The Call of the Wild 1935年・米
1980年9月3日(水)サンテレビ(神戸) アフタヌーン・シアター
関東地区放送不明
クラーク・ゲーブル:青野武

*作品を追加しました。(2012年2月9日)
*KAMEちゃん。様資料。有難う御座いました。

「荒馬と女」
The Misfits 1960年・米
1983年5月19日(木)  TBS ソニープレゼンツ ノーカット版
クラーク・ゲーブル:納谷悟朗

「風と共に去りぬ」
Gone with the Wind 1939年・米
1986年 JAL版(機内上映版)
クラーク・ゲーブル:仲村秀生

「風と共に去りぬ」
Gone with the Wind 1939年・米
1988年1月1日(金) 日本テレビ
クラーク・ゲーブル:江守徹

<2000年代>

「風と共に去りぬ」
Gone with the Wind 1939年・米
2000年1月3日(日) テレビ東京
クラーク・ゲーブル:渡辺謙

「風と共に去りぬ」
Gone with the Wind 1939年・米
初回リリース年不明 ビデオ、DVD版
クラーク・ゲーブル:大塚明夫

「風と共に去りぬ」
Gone with the Wind 1939年・米
2005年 PD版
クラーク・ゲーブル:内田直哉

「或る夜の出来事」
It Happned One Night 1934年・米
2005年 PD版
クラーク・ゲーブル:相沢正輝

「桑港 サンフランシスコ」
San Francisco 1936年・米
2005年 PD版
クラーク・ゲーブル:相沢正輝

「戦艦バウンティ号の叛乱」
Mutiny on The Bounty 1935年・米
2005年 PD版
クラーク・ゲーブル:相沢正輝

***

評論家様制作による、局別のゲーブルの作品をこちらに載せました。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/652.html

悟朗さんのゲーブルのキャスト詳細はこちらをご覧下さい。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/202.html

「風と共に去りぬ」(全バージョン)のキャストはこちらに載せています。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/25741413.html

「風と共に去りぬ」 JAL機内上映版のキャスト詳細はこちらをご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/25717492.html

悟朗さん以外のキャストによるゲーブル作品(「風と共に去りぬ」以外)は、こちらに載せました。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/30124183.html

***

*自称吹替評論家様
*PD版は、アトリエうたまる様の資料を拝見しました。
*IMDb、ウィキ他
*KAMEちゃん。様


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする