自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

昆虫大戦争

2010-01-28 | 特撮
悟朗さんがご出演、と教えて頂いていた「昆虫大戦争」を拝見しましたので、御紹介します。

「昆虫大戦争」
役名:某国(国名が出てきませんが、どう見てもアメリカです。笑)、ゴードン中佐

***

「昆虫大戦争」(1968年 松竹)
南雲義人:園井啓介
秋山譲治:川津祐介
秋山ゆかり:新藤恵美
小室純子:瞳麗子
南雲の助手:園江梨子
アナベル(キャシー・ホーラン):北浜晴子
ゴードン中佐(ロルフ・ジェッサー):納谷悟朗
チャーリー(チコ・ローランド):梶哲也?
司令官( ハロルド・コンウェイ):北村弘一
通信兵(ウィリアム・ドュウク):堀勝之祐
小林修、寺島幹夫、野田圭一

*聴き取りが怪しい部分があります。ご了承下さい。(笑)

***

外国人の出演者がかなりいますが、それらに関しては、完全に吹き替えられています。

かなりセリフが少ない人も多く、悟朗さんは登場時間が長くて嬉しかったです。
私の感じとしては、悟朗さんを10とすると、北浜さんと梶さん(?)が7ぐらい、その他が1です。
(出演時間。私の独断です。科学的根拠はありません。でも、悟朗さんのセリフは多かったです。笑)

悟朗さんが担当されていた、ロルフ・ジェッサー氏ですが、アクションがかなりオーバーな印象でした。
悟朗さんが普通(いつもの演技です)に演って下さっているのに、仕草だけが大袈裟な感じが時々しました。
外国人俳優の部分を英語に変えられないので、残念ながら分かりませんが、恐らく演技は普通の方だと思います。
ジェスチャーでその点をカバーされたのでしょうか?(笑)

悟朗さんは、昔の定番のりりしい声でした。(笑)

出演時間が短い方が多いですが、その最たる人は堀さんでした。
最後の最後になって登場しますが、「どうしてここに堀さんが出てくるんだろう???????」としか思えない虚をつくやり方でした。(爆)

堀さんがアテられたウィリアム・ドュウクと言う人は、元々外国人タレント事務所のマネージャーだかオーナーだった人の様です。(この話をどこかで聞いたのですが、出典不明です。確認も出来ていません。)
とてもハンサムな人で、マネージャーなんかやっていないで、自分が出れば???と言われたのでしょうか?(笑)
彼(ドュウク)の仕草も何となくオーバーな感じでした。

***

「昆虫大戦争」と言う事ですが、私には「失われた水爆を追え!」と言う様なタイトルの方が正しいと思われる展開でした。(笑)

ラストが私にはかなり意外で、それは面白かったです。

***

<蛇足に少しだけ突っ込み>

*川津さんのキャラが殺人罪に問われますが、彼の手助けとしてわざわざ東京から呼んだのは、科学者。(爆)
普通、弁護士とか探偵を呼ぶのではないでしょうか???

*水爆を発射するのに、レバーを下ろすだけなんて???
もう少し安全機能が付いているのではないでしょう?
鍵を差し込んでからレバーを引くとか、何か暗証番号を打ってからでないと動かないとか?????
あんな簡単に爆発する様では、危なくて夜も眠れません。(苦笑)

***

オマケの川津さんのインタビューによると、チコ・ローランド氏はブラジル人だそうです。

ハチに刺されるシーンで、ローランドさんの体にハチを何匹かのせると、もう大変な騒ぎで泣き出してしまう程だったそうです。
良く聞いてみると、ブラジルには本当に毒ハチがいて、死ぬ事もあるそうで、ローランドさんは、本気で恐怖を感じた様です。
川津さんが、沢山のハチと格闘している所を見て、大丈夫らしいと納得したそうです。

***

劇場予告編では、アナベル(キャシー・ホーランド)の声を武藤礼子さんが演っていらっしゃいました。
武藤さんの特撮なんて珍しいなぁ・・・と心底驚いたのですが、「宇宙大怪獣ギララ」で外国人女性の声を担当されていたそうです。

エコーで特撮を多くやっていたので、調度この当時が、武藤さんがエコーに所属されていた頃なのかもしれません。
(武藤さんが所属されていたのが、正確にいつ頃なのか分かりません。)

それにしても、悟朗さんの特撮が本当に多くて驚きです。
悟朗さんを「特撮キング」と呼んでも良い程かもしれません。(笑)

***

オマケにウィリアム・デュウクとロルフ・ジェッサーの写真を載せました。
興味のある方はご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/23748069.html

***

参考資料:Movie Walker様
お礼:荒野の流れ者様


コメント (2)
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プロ・スパイ スパイのライセンス

2010-01-22 | TV吹き替え
ロバート・ワグナーのスパイのライセンス(プロスパイ)の悟朗さんのゲスト作品を教えて頂きましたので御紹介します。
主役のアレックス・マンディ(ワグナー)は勿論、城達也さんです。
悟朗さんがフェルナンド・ラマスを3回も担当されていました。

***

「プロ・スパイ」 
1969年1月11日~1969年7月19日 TBS 土曜日 夜8時(全28話)
「スパイのライセンス」
1970年9月29日~1971年6月8日 TBS 火曜日 夜10時(全37話)

It Takes A Thief(1968年1月9日~1970年3月24日 ABC)

「プロ・スパイ」

第5話「美女を密輸入せよ」1969年2月8日 
When Boy Meets Girl (1-3 1968年1月30日)  
ハロルド・ノーマン(ドネリー・ローデス):納谷悟朗
メリンダ・ブルック(スージー・パーカー):喜多道枝

第9話「天使の悲しみを救え!」1969年3月8日
One Illigal Angel (1-5 1968年2月13日)
フランシスコ・アラスカン(フェルナンド・ラマス):納谷悟朗
ジョニー・オファレル?(アンソニー・ザーブ):田中明夫

第21話「世界一を争う泥棒たち」1969年5月31日
Catspaw (2-18 1969年2月18日)
ぺぺ・ローシェ(フェルナンド・ラマス):納谷悟朗
シャロン・アッカー:池田和歌子

「スパイのライセンス」

第30話「不死身のプレイボーイ」1970年10月6日
Who'll bid Two Million Dollars (3-2 1969年10月2日)
ピーター・セラーズ:神山卓三
インドラハン(カラム・シャムスディン?):納谷悟朗

第38話「大泥棒!小泥棒」1970年12月1日
A Friend in Deed (3-10 1969年11月27日)
ベール(ヘンリー・シルバ):納谷悟朗
グイド・カータレンチ(フランキー・アヴァロン):山内雅人

第56話「それ行け泥棒親子」 1971年4月6日
The Second Time Around (3-11 1969年12月4日)
ヘルムス(ビル・フレッチャー):納谷悟朗

第58話「泥棒グラン・プリ」 1971年4月20日
The Steal-Driving man (3-16 1970年1月19日)
パウロ・モンテゴ(フェルナンド・ラマス):納谷悟朗
コーリー・ロートン(フェリシア・ファー):富永美沙子
マリオ・アンドレッティ(本人):朝倉宏二

***

オマケです。
「ハート&ハート」でワグナーが共演した、ステファニー・パワーズがゲストの作品です。

第59話「キノコ雲の下のデート」(キノコ雲の下でデイト?)1971/4/27
Fortune City (3-18)
ステファニー・パワーズ:富田恵子

***

この作品の元ネタになったのは、ケーリー・グラントの映画「泥棒成金」です。(吹き替えは悟朗さんがされていました。笑)

*資料:KAMEちゃん。様。本当に有難う御座いました。
*参考資料:スパイドラマ倶楽部・本館様、ウィキぺディア、IMDb



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ガス燈

2010-01-15 | 吹き替え
悟朗さんのボワイエ、「ガス燈」のキャスト詳細を御紹介します。
(今まで池田、納谷、堀さんまでを載せていました。)


納谷悟朗、池田昌子

「ガス燈」
Gaslight 1944年 米
1978年8月29日 テレビ朝日

ポーラ(イングリット・バーグマン):池田昌子
グレゴリー(シャルル・ボワイエ):納谷悟朗
キャメロン(ジョセフ・コットン):堀勝之祐
ウィリアムズ(トム・スティーブンソン):岸野一彦
エリザベス(アンジェラ・ランズベリー バーバラ・エベレスト):浅井淑子
ナンシー(アンジェラ・ランズベリー):芝田清子
ベッシー(メイ・ホイッティ):高村章子
部長:増岡弘
ダルロイン夫人(へザー・サッチャー):鈴木れい子
水道屋:叶年央

*一部間違いがありました。ご指摘頂きましたので、修正しました。
有難う御座いました。
追加資料:自称吹替評論家様。(2010年6月15日追記)

***

グレゴリーは最初とても優しくて素敵ですが、段々冷たく変って行く悟朗さん、圧巻です!!!(笑)
バーグマンは池田さんですが、個人的に違和感はありませんでした。

***

ネタバレになりますが、最後の部分のセリフを御紹介します。

『宝石が命だった。
炎となって頭の中で燃えていた。
命と引き換えでも欲しかったんだ、あの宝石が。
何故かわからない。』

***

この作品、ずっと東京12で拝見したのだと思っていました。
テレビ朝日の吹き替えだったとは意外でした。

昔、古い映画ばかりを東京12で流していた事があり、その時に拝見したのだと思っていました。(南俊子先生解説?)
キャストが変っているので、ますます東京12だと思ったのかもしれません。(笑)

ボワイエが、奥様の後を追って亡くなったと聞いた時はショックでした。

***

*資料:飛行鬼様
*参考資料:IMDb



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狼は天使の匂い

2010-01-07 | 持ち役吹き替え
去年のお誕生日企画の時に、ロバート・ライアンの「狼は天使の匂い」の写真を探したのですが、どうしてもこれはと言うのが見つかりませんでした。
最近になって、偶然2枚発見しました。
同じシーンからの物です。
折角なので御紹介します。(笑)
ロバート・ライアンとトランティニヤンの二人の写真はどうしても良いのがなかったです。


西沢利明、武藤礼子、納谷悟朗
quixotando photo


これは私が所有しています。
写真(ロビーカード)が大きすぎて、スキャンが上手く行きませんでした。
(苦笑)

「狼は天使の匂い」
LA COURSE DU LIEVER A TRAVERS LES CHAMPS 1972年 仏、伊合作
米題: And Hope to Die 
1978年1月23日(月) TBS 月曜ロードショー

トニー(ジャン・ルイ・トランティニヤン):西沢利明 トランティニャン、トランテニアン
チャーリー(ロバート・ライアン):納谷悟朗
シュガー(レア・マッサリ):武藤礼子
ペパー(ティサ・ファロー):岡本茉莉
リッツォ(ジョン・ガヴァン):伊武雅之
マットーニ(アルド・レイ):鎗田順吉
マッカーシー<殺し屋>():仁内達之
レナー<チャーリー一味>():藤本譲
マストラバス():緑川稔
ジプシー():若本紀昭
イゾラ(ナディーヌ・ナボコフ):つかせのりこ (追加しました。2018年7月1日)

翻訳(台詞):額田やえ子
演出:岡本知
制作:グロービジョン、TBS

*武藤さんが担当なさっていたレア・マッサリは、イタリアの女優さんだそうです。
トランティニヤンはフランス人。
良く見たら、この映画は、フランス、イタリアの合作でした。(笑)

***

*自称吹替評論家様
*りおな様 (キャスト追加 2010年1月10日)
*独休庵様 (資料追加 2018年7月1日)
*IMDb


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明けましておめでとう御座います

2010-01-01 | ヘストン
旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
一年の始まりは、やはりヘストンを選びました!(笑)

「パニック・イン・スタジアム」のDVDをやっとチェックしましたので御紹介します。
箱に載っていたキャストと、少し聴き取りです。


ホリー警部(納谷悟朗)

「パニック・イン・スタジアム」(Two-Minute Warning 1976年・米)
1980年5月28日(日本テレビ)
ホリー警部(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
バトン隊長(ジョン・カサヴェテス):羽佐間道夫
マッキーバー(マーティン・バルサム):藤本譲
マイク・ラムゼイ(ボー・ブリッジス):藤井敏夫
ルーシー(マリリン・ハセット):佐藤由美子
スティーヴ(デヴィッド・ジャンセン):小林勝彦
サンドマン(ジャック・クラグマン):高木均
コッブ(ウォルター・ピジョン):松村彦次郎
ジャネット(ジーナ・ローランズ):平井道子
神父(ミッチェル・ライアン):阪脩
グリーン、場内アナウンサー:仁内達之
ラジオの声:石丸博也

***

*悟朗さんと羽佐間さんのコンビはやはり良いですね!!
*最初の50分程は事件が起こるプロローグで、悟朗さんのご登場が数回しかありませんでした。(苦笑)
その後、55分頃から出番が集中していました。
*日本語版のキャストでは、あまり重要視されていない感じですが(載っていません。苦笑)観客席で隣の女性を口説いていた医師のアル(デヴィッド・グロー)は、オマケのトレーラーにもしっかり出てきて、役としては大きかったと思います。
声が分からなかったのが残念です。
*昔、六朗さんが主役をされていた「チェイス」と言う作品で、六朗さんの上司役をやっていたミッチェル・ライアンが神父で出ていました。(最近では「ダーマ&グレッグ」のグレッグの父役)
「チェイス」の時は小林修さんが担当されていました。
この神父は、役としては結構重要でしたが、セリフがとても少なかったです。
*テレビ中継のトレーラーの中の人達も面白かったです。
試合前の国歌斉唱のシーンで、歌手の事を、何だアイツ、得意満面・・・みたいにボロクソに言っていたのが、現実感があって面白かったです。(笑)

***

*資料:自称吹替評論家様、ウィキペディア、IMDb他



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