自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ドラゴン修行房

2016-01-28 | 吹き替え
ジミー・ウォング主演の「ドラゴン修行房」と言う映画です。
2009年にリバーズ様にキャストを教えて頂いて、その時にキャストのみを一度ご紹介しています。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/504.html

その時に内容も教えて下さったのですが、すっかり忘れてしまっていました。
悟朗さんの役は師匠に決まっているのだろう・・・と思っていたので、拝見してみたら、最初結構若そうな役だったので驚きました。
でもそれは20年前の回想シーンで、本編ではモチロン師匠役でした。(笑)


「ドラゴン修行房」のDVD表紙

悟朗さんは鶴の拳、兄弟弟子(?)の村松康雄さんは虎の拳。
本当は二つの拳を合わせれば、最強の虎鶴拳となるのですが、二人はどちらの技が上かを競い合って対決し、決別します。
でも、ものすごく憎み合っている様には思えず、単に若さゆえ・・・と言う感じが私にはしました。

20年後、悪役の使い手リューが登場し、虎鶴拳法を甦らせる必要が生じます。
村松さんの一番弟子の安原さん(ジミー・ウォング)と、悟朗さんの一番弟子の神谷さんが昔の師匠二人と同じく対立していました。
内容がちょっと変っていて(どう変っているのか、説明出来ないんですが。笑)B級カンフーと言うか、ほぼC級でした。(笑)
でも個人的にはストーリーが分かり易くて結構面白かったです。

キャストも良かったです。
神谷さんが熱かったです。(笑)安原さんは冷静。
艦長と加藤と太田が見れて楽しかったです。(どんな場合にも「ヤマト」ネタになってしまいスミマセン。笑)


鶴拳の師匠(納谷悟朗)


シンチェン(安原義人)


カン(神谷明)


ラン(鶴拳師匠の娘):榊原良子

***

悟朗さんの師匠が悪役のロン・フェイと少し手合わせをした時のセリフをご紹介します。
年を取って、体もすぐれず、杖を使っている師匠ですが、かなり強くてカッコ良かったです。

納谷: 今日まであんたの体は、不死身だと思い込んでいたが、2ヶ所だけそうでないとこがあるな。


リュー(石田太郎)
これは最後のシンチェンとの対決シーンからです。
少し分かりにくいかもしれませんが、金属のクサビ(二つ)が出ています。

***

最初の手合わせの後、悟朗さんの師匠はロン・フェイに待ち伏せされて絶命します。
最期にロン・フェイの弱点をカンに伝えるシーンをご紹介します。

納谷: いいか、良く聞くのだ。あいつは鋼鉄のキャップを、二ヶ所つけておる。
その二ヶ所があいつの弱点で、キャップはそれを守るため。
鶴の拳を使って、何とか、キャップをはずし、虎の拳で攻撃すれば、リューは倒せる。
神谷: 先生。きっとやります。
納谷: いいなカン。お前一人でやろうとするな。シンチェンと力を合わせてやるのだ。そうすれば、必ず・・・必ず・・・。
神谷: 先生。

*金属のクサビの事を「キャップ」と呼んでいました。

前に同じくリバーズ様から、翻訳の際に中国語から日本語へ翻訳する場合と、英語の台本から日本語へ翻訳する場合があると教えて頂いた事がありました。
「キャップ」と聞いて、これは多分英語台本からの翻訳なのでは?と思いました。
確証はありませんが。でも原語版からの翻訳なら、多分もっと別の単語を使ったのでは???と思いました。

***

シンチェンは最後に見事リューを倒しますが、一番最後のオチ(シンチェンが身を守る為に施していたトリック?)は反則みたいな気もちょっとしました???(笑)
汚い手を使うリューとの対決なので、反則も何もないのでしょうが。(???)
あとは、リューの体からクサビをはずす為の修行を3年もしていたなんて、本当に凄いと思いました。(笑)

***

「ドラゴン修行房」
虎鶴雙形 1976年 香港
米題: Savage Killers
(別題 Tiger Crane Fist)
1983年10月4日 テレビ東京 火曜ゴールデンワイド
ジミー・ウォング監督

シン・チェン(ジミー・ウォング):安原義人
カン(ラウ・カーウィン):神谷明
ラン(シャー・リンリン):榊原良子
リー・フー(チェン・ウェイロー):納谷悟朗
リュー(ロン・フェイ):石田太郎
鶴拳道場の弟子1():堀川りょう
鶴拳道場の弟子2():仲木隆司
チャン・チー(マオ・チー):村松康雄
ライバル道場主(ライ・シュン):安田隆
ナレーション:大友龍三郎(石塚運昇との資料もあり)
エン師匠(シュエ・ハン):村松康雄

*リバーズ様
*たったひとりのアジアン・ムービー・ジャンキーズ!!様資料


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仮面ライダー プレイステーション

2016-01-22 | ゲーム
「仮面ライダー」
プレイステーション (1998年10月1日 バンダイ)
ショッカー首領の声

*このゲームは、首領の声とナレーション(中江真司さん)のみが新録であとはバンク音を使用しているそうです。

「仮面ライダー V3」
プレイステーション (2000年9月14日 バンダイ)
ショッカー首領の声


「仮面ライダー」(プレイステーション)の表紙

久しぶりにゲームの悟朗さんの首領を拝聴しました!(笑)
最後の首領役となった「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」(2011年)に比べるとやはり声がお若いですね。
個人的には、首領の声は3段階あると思います。
昔のTVの首領、プレイステーションの首領、そして後年の映画の首領です。
このプレイステーションの首領は、後年よりの声ですが、まだまだお元気な感じがして嬉しかったです。

「仮面ライダー」(1998年)から短いですがセリフをご紹介します。

納谷: 我がショッカーの誇り、精鋭怪人軍団に告ぐ。
お前達の中で一番強い者は誰か。今日こそ、この私の前で思う存分戦い、決着をつけるが良い。
ここで勝ち残った勇者には、われらショッカー科学陣が総力を結集して、最強手術を施し、文字通り最強怪人となる栄誉を与えるとしよう。
そして撃て。憎っくき仮面ライダーを、この世から葬り去るのだ。

***

悟朗さんの「仮面ライダー」のインタビューの中にゲームの事が出て来ますので載せておきます。(ゲームに関する部分のみ抜粋)

納谷: そういえば、またこの間、ショッカー首領を演ったんですよ。
もう、けっこう昔の作品だからやることもないと思ってたんだけど。(微笑)
聞き手: もしかしてゲームですか?
納谷: そうそう、そうなんですよ。それで首領の声を何十パターンか演ったんです。
もう、声も老けちゃってるしどんな感じでやってたか思い出せるのかな、と思ってたんですけど。
不思議なもので、演じてる内に「あ、このセリフはこういうふうにやってたぞ」とか、だんだん思い出してきてね。「勘が戻ってきたから、頭の部分録りなおそうよ」とか言って言たんですが・・・「仮面ライダー」は、まだ終わってなかったんですね。(微笑)

*2000年4月25日にインタビューが行われたとの事です。
「V3」の発売は2000年9月ですが、このインタビューが「V3」の録音の前なのか後なのか分かりません。
お話の感じからは、1998年に久しぶりに首領を演じられた時の事をお話になっている様に思いました。(??)


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ユリシーズの復讐

2016-01-15 | 吹き替え
前回の「西部の一匹狼」の記事の下の方に、最初は「ユリシーズの復讐」と言う作品を調べていたが何も分からなかったと書きました。
KAMEちゃん。様が資料をご紹介下さいましたので、載せさせて頂きます。
教えて頂き本当にどうも有難う御座いました。


「ユリシーズの復讐」のDVDの表紙です。

「ユリシーズの復讐」
La Vendetta di Ursus 1961年 伊
米題: The Vengeance of Ursus
1969年1月10日(金) 東京12 奥さま映画館(午後1時~2時26分放送)
ルイジ・カプアーノ監督

ウルスス(サムソン・バーク):納谷悟朗
シーラ(ワンディサ・グイダ):来宮良子
ザグロ王(リビオ・ロレンゾン):不明
サブラ(ナディア・サンダース):不明
アルテロ王(ネリオ・ベルナルディ):不明
リクルゴ(ジャンニ・リッツオ):不明
新衛隊長(フランコ・ファンタジア):不明
ダリオ(ロベルト・シェヴァリエ?):不明 *この部分は私が資料を追加しました。


ダリオ(声不明)とウルスス(納谷悟朗)


ザグロ王(声不明)、ウルスス(納谷悟朗)


ウルスス(納谷悟朗)、シーラ(来宮良子)


サブラ(ナディア・サンダース)
私はこの役が来宮さんなのだろうと思っていました。(笑)
残念ながら実際のキャストが分かりません。


リクルゴ役のジャンニ・リッツオさん
「西部決闘史」のオハラ判事役の人です。

*KAMEちゃん。様が所有なさっている「剣とサンダルの挽歌」(二階堂卓也著。洋泉社 112ページ)に資料が載っているそうです。
お調べ下さり有難う御座いました。

***

サム・バークさんはカナダのモントリオールの御出身で、元々ボディビルダーであり、プロレスラーだそうです。
アメリカのTVにも出演していらっしゃり「私立探偵マグナム」のゲスト出演等があるそうです。
プロレスラーとしては「サムソン・ヘラクレス」と言うお名前もお持ちで、来日した事もあったそうです!(笑)
元祖肉体派俳優でいらっしゃいますね。(笑)
1929年4月8日生まれ。ご存命だそうで嬉しかったです。

***

*KAMEちゃん。様
*評論家様
*ミック博士の昭和プロレス研究室様資料
*IMDb、ウィキ(米国)他


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西部の一匹狼

2016-01-08 | 吹き替え
「ガンマー第3号」で悟朗さんが吹き替えられたロバート・ホートンさんの作品です。
最初タイトルだけ見た時はマカロニかと思ったのですが、アメリカのTVムービーだそうです。
全く知らない作品だったのでチェックしてみました。

残念ながら他のキャストが分かりませんが載せておきます。

<2016年1月10日追記>
KAMEちゃん。様にキャストを教えて頂きました。有難う御座いました。
(新聞の番組表からの資料だそうです。)


「西部の一匹狼」のロバート・ホートンさん(納谷悟朗)

「西部の一匹狼」
The Dangerous Days of Kiowa Jones 1966年 米
1973年5月12日(土) NET 土曜映画劇場 夜9時~10時25分
アレックス・マーチ監督

カイオワ・ジョーンズ(ロバート・ホートン):納谷悟朗
アメリア(ダイアン・ベーカー):北浜晴子
ボビー(サル・ミネオ):中田浩二


ダイアン・ベーカー(北浜晴子)、ロバート・ホートン(納谷悟朗)


ダイアン・ベーカー(北浜晴子)


サル・ミネオ(中田浩二)

***


「ガンマー第3号」より
ロバート・ホートン(納谷悟朗)、村越伊知郎、声不明

「ガンマー第3号」は10年以上前にご紹介した事がありました。(笑)
リンク先にも写真を載せました。興味のある方はご覧下さい。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/56.html

***


ロバート・ホートンさん

今回チェックして、ホートンさんがご存命と知って嬉しかったです。
(1924年7月29日生まれ。アメリカ、ロサンゼルス出身)

***

本当は例によって今頃に放送された作品で、未処理、未見、詳細不明の作品を捜していました。
リストの中に「ユリシーズの復讐」と言う全然知らない作品があったのですが、残念ながら資料が全く見つかりませんでした。
原題が分からないので、それ以上調べようがなくてあきらめました。(苦笑)
もし何かお分かりになる方がいらっしゃいましたら、ご教示頂ければ幸いです。

「ユリシーズの復讐」
1969年1月10日 東京12
サムソン・パーク:納谷悟朗

<追記>

詳細をこちらに載せました。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/868.html

***

*評論家様
*KAMEちゃん。様
*IMDb他資料



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コンバット 爆発一秒前

2016-01-01 | コンバット
新年明けましておめでとう御座います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。


申年なので「猿の惑星」からの写真です。(笑)
別館にポスターを載せました。興味のある方はご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/33879080.html

***

先日コンバットから「復讐の木」をご紹介しました。
その時にKiriya様に細かいキャストを教えて頂き、脇役の俳優さん達がコンバットのエピソードに複数出演なさっていると伺いました。
「復讐の木」では裏切り者のデュバル役だったエミール・ジネストさんが「爆発一秒前」では酒場の主人としてご出演になっているとの事でした。
(他のエピソードにも出演していらっしゃいます。)

「爆発一秒前」はヘンリー少尉が主役のエピソードで、BSで放送された時に悟朗さんが番組直後の「コンバットレビュー」でもお話になっていた話です。
私には、日下さんの役(イギリス人少尉)の元恋人で看護婦のアンの声が分からなかったのですが、今回たまたまKAMEちゃん。様に喜多道枝さんと教えて頂きました。どうも有難う御座いました。
折角なので少し写真とキャストを載せます。

***

ジネストさんが演じられた酒場の主人は一環してフランス語で話しています。
原音の場面とフランス語をフランス語に吹き替えてあるシーンがありました。(吹き替え部分の声は分かりませんでした。)

IMDbでキャストをチェックした所、ジネストさんの役の名前は「エミール」と言うそうです。
私は全く覚えていなかったのですが、再見した所、アンがちゃんと酒場の主人を「エミール」と呼んでいました。(笑)

10年前(!!)にこの「爆発一秒前」をご紹介しています。
詳しい内容はこちらをご覧下さい。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/172.html

***


ヘンリー少尉(納谷悟朗)、ちょっと見にくいですがエミールの猫、酒場の主人エミール(エミール・ジネスト)

食事がしたいヘンリー少尉ですが、フランス語が話せないので上手くいきません。
近くのテーブルにいたイギリス人看護婦のアンが助けてくれました。
ヘンリー少尉とアンが話しているとアンの元恋人のデビッドが入って来ます。


アン(喜多道枝)、デビッド(日下武史)、エミールと猫、ヘンリー少尉(納谷悟朗)

空襲があり、酒場の地下の酒蔵に皆が一斉に避難しますが、デビッドはかたくなに酒場に残りました。


酒蔵に避難したヘンリー少尉(納谷悟朗)、リトルジョン、アン(喜多道枝)

この話は制作第1話だそうです。ヘンリー少尉とリトルジョンはお互いに知らない様でした。
後でリトルジョンのセリフがありましたが(一言?)塩見さんではありませんでした。
空襲時にヘンリー少尉とアンが話しているのは「哀愁」と同じシチュエーションですが、ここでは話はそういう方向へは進展しません。(笑)


避難中のエミールと猫(猫が好きなのでつい注目してしまいます。笑)

<2016年1月2日追記> 
この猫には名前があって「モロー」と言うそうです。
Kiria様情報。どうも有難う御座いました!!

ヘンリー少尉はその後酒場を出て、また空襲に合い教会に避難しますが、そこで瓦礫の下敷きになって足を骨折し、身動き出来なくなります。
教会に落ちた不発弾を処理するのが、イギリス軍爆弾処理班のデビッドでした。


デビッド・ウンドマン少尉(日下武史)


ヘンリー少尉(納谷悟朗)

***

コンバット
第6話 「爆発一秒前」
Any Second Now (1-4、1962年10月23日)

デビッド・ウンドマン少尉(アレックス・デビオン):日下武史
アン・ファレル<看護婦>(エレン・ウイラード):喜多道枝
酒場の店主エミール(エミール・ジネスト):不明

ヘンリー少尉:納谷悟朗
サンダース軍曹:田中信夫

***

*KAMEちゃん。様、Kiria様
*IMDb他


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