自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ベン・ハー 8

2011-11-24 | ヘストン

ジュダ・ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗

悟朗さんのお誕生日特集、「ベン・ハー」ご紹介の最後に、キャスト詳細を載せます。

***

「ベン・ハー」 前後編 (Ben-Hur 1959年・米)
ウィリアム・ワイラー監督
1974年4月5日(金)、12日(金) (フジテレビ) ゴールデン洋画劇場

ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
メッサラ(スティーブン・ボイド):羽佐間道夫
エスター(ハイヤ・ハラリート):鈴木弘子
クイントス・アリアス(ジャック・ホーキンス):島宇志夫
族長イルデリム(ヒュー・グリフィス):相模太郎
ベン・ハーの母ミリアム(マーサ・スコット):寺島信子
エスターの父サイモニデス(サム・ジャッフェ):松村彦次郎
ベン・ハーの妹ティルザ(キャシー・オドネル):塚原恵美子
ドルーサス<メッサラの部下>:富山敬
ピラト(フランク・スリング)、ナレーション:小林清志
バルサザール(フィンレイ・カリー):宮川洋一
ローマ皇帝ティベリウス<タイベリアス>(ジョージ・レルフ):高島忠夫

解説: 高島忠夫

***

「ベン・ハー」 前編 (Ben-Hur 1959年・米)
ウィリアム・ワイラー監督
1981年5月10日(日) (テレビ朝日) 日曜洋画劇場

ジュダ・ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
メッサラ(スティーブン・ボイド):羽佐間道夫
クイントス・アリアス(ジャック・ホーキンス):鈴木瑞穂
エスター(ハイヤ・ハラリート):武藤礼子
族長イルデリム(ヒュー・グリフィス):内海賢二
ベン・ハーの母ミリアム(マーサ・スコット):中西妙子 
ベン・ハーの妹ティルザ(キャシー・オドネル):小山茉美
エスターの父サイモニデス(サム・ジャッフェ):矢田稔
ピラト(フランク・スリング):家弓家正 
バルサザール(フィンレイ・カリー):金内喜久夫
セクスタス司令官(アンドレ・モレル):大木民夫
ローマ皇帝(ジョージ・レルフ):仲木隆司

寺田誠、飯塚昭三、村松康雄、石井敏郎、北村弘一
増岡弘、山田礼子、上田敏也、仲木隆司、幹本雄之 
ナレーター:矢島正明

解説: 淀川長治

日本語版スタッフ

演出:山田悦司
翻訳:進藤光太
効果:東上別符精
    P.A.G
調整:山田太平

テレビ朝日 
担当:中島孝三

***

「ベン・ハー」 後編 (Ben-Hur 1959年・米)
ウィリアム・ワイラー監督
1981年5月17日(日) (テレビ朝日) 日曜洋画劇場

ジュダ・ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
メッサラ(スティーブン・ボイド):羽佐間道夫
エスター(ハイヤ・ハラリート):武藤礼子
族長イルデリム(ヒュー・グリフィス):内海賢二
ベン・ハーの母ミリアム(マーサ・スコット):中西妙子 
ベン・ハーの妹ティルザ(キャシー・オドネル):小山茉美
ピラト(フランク・スリング):家弓家正 
バルサザール(フィンレイ・カリー):金内喜久夫
エスターの父サイモニデス(サム・ジャッフェ):矢田稔

寺田誠、石井敏郎、増岡弘、村松康雄、山田礼子
幹本雄之、北村弘一、上田敏也、飯塚昭三
ナレーター:矢島正明

解説: 淀川長治

日本語版スタッフ

演出:山田悦司
翻訳:進藤光太
効果:東上別符精
    P.A.G
調整:山田太平

テレビ朝日 
担当:中島孝三

***

お誕生日特集をご覧下さり、どうも有難う御座いました。
この超大作を悟朗さんが2回も演って下さって、本当に嬉しかったです。

<2017年1月27日追記>

テレビ朝日版の皇帝役をKAMEちゃん。様に教えて頂きました。
どうも有難う御座いました。




コメント (2)
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ベン・ハー 7

2011-11-20 | ヘストン
今年の悟朗さんのお誕生日特集に「ベン・ハー」をご紹介しています。
いよいよ大詰めです。(笑)

「ベン・ハー」(Ben-Hur 1959年・米)
1974年4月5日、12日(フジテレビ)
1981年5月10日、17日(テレビ朝日)

<キャスト> フジ、テレビ朝日
ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗、納谷悟朗
エスター(ハイヤ・ハヤリート):鈴木弘子、武藤礼子

***

ピラトの所から戻ったベン・ハーは、ローマへの恨みを忘れる事が出来ません。


ベン・ハーとエスター

<フジ>

鈴木:昔のあなたは優しかった。とても思いやりがあって。
それが今は思いやりどころか、人を憎む事しか出来ないなんて。
人間じゃなくて鬼みたい。
あの時のメッサラとおんなじだわ。

<テレ朝>

武藤:私の愛した昔のベン・ハーはどこへ行ってしまったの。
あなたはどうしても古い恨みを晴らしたいのでしょう。
でもそれが何になるというの。
あなたの心には憎しみが漲っているわ。
それじゃあまるでメッサラと同じよ。

***

死の谷へやって来たベン・ハーは、妹の命が危ないと聞かされます。


死の谷のエスターとベン・ハー

<フジ>

鈴木:ねぇ、二人をイエス様の所へお連れして。
お話を伺うだけでも心が休まるわ。
私一人でも行く。

<テレ朝>

武藤:お二人をイエス様の所へお連れしましょう。
命は永遠で死ぬ事は怖くないと、あの方はいつもみんなにそう仰っているわ。
きっと救われると思うの。

***

ベン・ハーとエスターは、ベン・ハーの母と妹をイエスの所へ連れて行きます。
そこで4人は、十字架を背負って歩いて行くイエスを見ます。


イエスを見るベン・ハー

<フジ>

納谷:ああ、いつかのお方だ。

<テレ朝>

納谷:水をくれた人だ。




***


十字架上のイエスを見るベン・ハーとバルサザール

<フジ>

納谷:あの方だったんですね。あなたが捜していたのは。
命の恩人だ。水と勇気を授かった。

<テレ朝>

納谷:バルサザールは、あのお方を捜していたんだな。
水を下さった。生きる勇気を。


イエスの最期を見届けるベン・ハー

***

イエスの処刑後、家に戻ったベン・ハーです。


ベン・ハーとエスター

<フジ>

納谷:あの方は亡くなる瞬間にこう仰ったんだ。
主よ許し給え。彼らは罪を知らないのです。
鈴木:そんな時に。
納谷:そうなんだ。喜んでくれ。私もこれで恨みを忘れる事が出来そうだ。

<テレ朝>

納谷:あの方は息を引き取る前に、こう仰った。
父よ彼らを許し給え。そのなす所を知らざればなり。
武藤:そんな時に。
納谷:そうだよ。そのお声を聞いた時、恨みの気持ちも消えてしまった。


ベン・ハー、エスターと、奇跡が起こった母と妹

The End

***

今回の「ベン・ハー」の特集、かなり長くなってしまいました。(笑)
悟朗さんのお誕生日を気合を入れてお祝いしたいと思ったのですが、考えていたよりずっと大掛かりになりました。(笑)
ご覧下さりどうも有難う御座いました。

個人的には、テレ朝版の方が好きです。
どちらもDVDに入らなかったのが本当に残念です!!!
悟朗さんと羽佐間さんの迫力ある演技をDVDに残して欲しかったです。



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ベン・ハー 6

2011-11-19 | ヘストン
悟朗さんのお誕生日特集に「ベン・ハー」をご紹介しています。

「ベン・ハー」(Ben-Hur 1959年・米)
1974年4月5日、12日(フジテレビ)
1981年5月10日、17日(テレビ朝日)

<キャスト> フジ、テレビ朝日
ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗、納谷悟朗
メッサラ(スティーブン・ボイド):羽佐間道夫、羽佐間道夫
エスター(ハイヤ・ハヤリート):鈴木弘子、武藤礼子
ピラト(フランク・スリング):小林清志、家弓家正

***


瀕死のメッサラとベン・ハー
メッサラ(羽佐間道夫)、ベン・ハー(納谷悟朗)

<フジ>

羽佐間:嬉しいか。勝ったつもりでおるんだろう、ジュダ。
レースにも、この俺にもな。
納谷:もう恨みは忘れた。
羽佐間:(   )貴様なんぞに同情されてたまるか。
今までどおり憎まれてる方が、気分がいい。
いい事を教えてやろう。
(苦しみうめく)
おふくろも妹も、死んだと思ってるんだろう。え?
このバカ者め。死んじゃいないぞ。
生きてるんだ。生きてる。
納谷:何処にいる?
羽佐間:無言
納谷:教えてくれ。何処にいるんだ。
羽佐間:二人とも、死の、死の谷だ。
牢でレプラにかかってな。
納谷:嗚咽
羽佐間:どうだ。勝負はまだだぞ。そうだ。勝負は、まだついて・・・(うめく。息絶える。) 

<テレ朝>

羽佐間:ついに勝った、お前はそう言いたいんだろう。
レースにも、この俺にも勝ったと。
納谷:お前に勝っても虚しい。
羽佐間:この姿を見ろ。ズタズタになった惨めな体を。
こんな体になったってお前には、哀れんでもらいたくない。
もっと憎むがいい。
(苦しみうめく)
死んだと思っているんだろう。お前の母や妹は、死んだと。
ところが二人は、二人はまだ生きている。惨めな姿で。
納谷:おい。何処にいる。
羽佐間:うめき笑う。
納谷:何処なんだ。何処にいる。
羽佐間:な、捜すがいい。地獄だ。死の谷だ。顔もわからんだろう。
納谷:嗚咽
羽佐間:(うめく) 勝負はな、まだついていない。
レースは(うめく)レースは(うめく)まだ終わってない。(息絶える)

***

受刑中に亡くなったと聞いていた母と妹が実は生きている、とメッサラに最期に教えられたベン・ハーは、死の谷を訪れます。
そこで、二人に食物を運ぶエスターを見かけます。


死の谷でエスターと
ベン・ハー(納谷悟朗)、エスター(武藤礼子)

<フジ>

カットシーン

<テレ朝>

武藤:お母様方は、あなたに昔のままの姿を覚えていて欲しいんです。
そのお気持ちを汲んで、この事は忘れて。
納谷:忘れろ?

***

ベン・ハーがピラトを訪ねるシーンです。


アリアスの指輪を返すベン・ハー
ピラト(家弓家正)、ベン・ハー(納谷悟朗)

<フジ>

カットシーン

<テレ朝>

(ベン・ハー、アリアス家の指輪を外して)
納谷:アリアスに返して下さい。
とてもこれをはめている気にはなれません。
(ピラト、指輪を受け取る。ベン・ハー、去りかける)
家弓:アリアスの口添えがあっても、君がここで面倒でも起こしたら、もうかばえないぞ。
もう一度考え直せ。
ユダヤから立ち去った方がいい。
これは忠告だ。

***

続く


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ベン・ハー 5

2011-11-18 | ヘストン
悟朗さんのお誕生日特集「ベン・ハー」です。

「ベン・ハー」(Ben-Hur 1959年・米)
1974年4月5日、12日(フジテレビ)
1981年5月10日、17日(テレビ朝日)

<キャスト> フジ、テレビ朝日
ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗、納谷悟朗
メッサラ(スティーブン・ボイド):羽佐間道夫、羽佐間道夫
ピラト(フランク・スリング):小林清志、家弓家正

***

いよいよ大戦車競争の場面です!(笑)


レース前に祈るベン・ハー

<フジ>

納谷:神よ。待ちに待った日が参りました。命は惜しみません。
復讐は御意志にそむくかもしれませんが、何卒お許しを。

<テレ朝>

納谷:神よ。復讐する事をお許し下さい。他に道はありません。
私の命をあなたに委ねます。好きなようになさって下さい。

***


族長からお守りとしてダビデの星を受けるベン・ハーです。

ダビデの星 (Star of David)の事を、フジでは「幸運の星」、テレ朝では「ダビデの星」と呼んでいました。

***

メッサラ(羽佐間道夫)


ベン・ハー(納谷悟朗)

レース前の二人

<フジ>

羽佐間:ついにやってきたな。決着をつける時が。
納谷:ああ。最後の勝負だ。

<テレ朝>

羽佐間:いよいよ勝負だな。まあ見てろ。いいな。
納谷:いいとも。かたをつけようぜ。

***


大車輪競争です!

***


ピラトから勝利の月桂冠を受けるベン・ハー

<フジ>

小林:(皆へ)勝利に栄光あれ。
(ベン・ハーへ)司令官殿には私から知らせておく。さぞ喜ぶ事だろう。
自重しろ、ジュダ。

<テレ朝>

家弓:(皆へ)勝利のかんむりを授ける。
(ベン・ハーへ)後でうちへ来てくれ。ローマからことづてがある。
(皆へ)この勝利に酔う事なく、忠誠を尽くすのだ。

*この後で、ベン・ハーがピラトを訪ねるシーンがありますが、フジ版ではその部分がカットになっている為、ここでのセリフの内容が違っています。

***

<オマケ>

ジュリアーノ・ジェンマがメッサラの部下の一人として登場しています。(セリフはありません。)
何回か見かけましたが、その中から、この場面をご紹介します。(笑)
興味のある方はご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/29823674.html

***

続く


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ベン・ハー 4

2011-11-17 | ヘストン
納谷悟朗さんの82歳のお誕生日です。
おめでとう御座います。


ジュダ・ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗
前回ご紹介した、アリアスの凱旋のシーンからです。
この衣装が好きなので。(笑)

***

「ベン・ハー」のご紹介を続けます。

「ベン・ハー」(Ben-Hur 1959年・米)
1974年4月5日、12日(フジテレビ)
1981年5月10日、17日(テレビ朝日)

<キャスト> フジ、テレビ朝日
ベン・ハー(チャールトン・ヘストン):納谷悟朗、納谷悟朗
メッサラ(スティーブン・ボイド):羽佐間道夫、羽佐間道夫
族長イルデリム(ヒュー・グリフィス):相模太郎、内海賢ニ
エスター(ハイヤ・ハヤリート):鈴木弘子、武藤礼子

***

ベン・ハーはエルサレムへ帰郷する途中、族長と彼の馬達と知り合います。


族長と馬達(右からアンタレス、リゲル、アタエル、アルデバラン)
3番目のアタエル(テレ朝:アタイル?)は英語読みです。
アルタイル(彦星)の方が親しみがありますネ。

***

アカデミー助演男優賞のヒュー・グリフィス(族長)のセリフをご紹介します!(笑)


族長とベン・ハー

<フジ>

相模:ジュダ・ベン・ハー。アラブもユダヤも毎年ローマに負かされて頭に来てる、やっつけてくれないか。
あんたならあの高慢ちきなローマの犬野郎をへこます事が出来る。
わしの馬を見たろう。
乗り手さえよけりゃ、メッサラの馬なんかにひけを取るもんか。
指図一つで風みたいに突っ走る馬なんだ。

<テレ朝>

内海:ジュダ・ベン・ハー。みんなメッサラを負かす勇士が出ないかと待ち焦がれている。あんたなら出来る。
あの高慢ちきなローマ人の鼻をへし折ってくれないか。
俺の馬は見たろう。
御者さえ良ければ必ず勝てる。
馬に愛情を持つ御者なら、優勝は間違いなしなんだ。

***

家に帰ったベン・ハーとエスターの再会のシーンからです。


ベン・ハーとエスター
左の小指にエスターの指輪、右の人差し指にアリアス家の指輪をはめています。
(私は小道具さんや衣装さん等が一番興味があります。こういう細かい所を見るのが好きです。爆)

<フジ>

納谷:まだはめているよ。
あの時君に誓ったろう。嫁をもらうまではずさないと。
もう体の一部と同じだ。

<テレ朝>

納谷:まだはめている。
あの時私は言った。結婚の相手が見つかるまではめていると。
もう手の一部になってしまった。

***

ベン・ハーはついにメッサラと再会します。


ローマの正装でアリアスの息子としてメッサラの前に現われるベン・ハー


驚愕するメッサラ

<フジ>

羽佐間:ジュダ。
死んだはずのお前が司令官の跡取りだなんて。
納谷:縁結びの神は貴様だ。
海戦でガレー船が沈む時、司令官を救った事からこういう事になったんだ。

証拠を見せてやろう。
(アリアス家の指輪で印をつけてみせる)
戻って来たぞ。あの時の誓いどおりに。

<テレ朝>

羽佐間:ジュダ。
一体どういうからくりでお前が執政官の息子になったんだ。
納谷:あんたのお陰だと言えるだろう。俺をガレー船送りにしたからさ。
船が沈んだ時、執政官の命を救ったんだ。

家紋はご存知だろう。
(アリアス家の指輪で印をつけてみせる)
誓ったとおりに、こうして戻って来たぞ。


アリアス家の指輪で印をつけるシーンです。

***

続く



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