自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

刑事トマ 麻薬に手を出すな

2016-02-25 | TV吹き替え
KAMEちゃん。様に教えて頂いた、悟朗さんの「刑事トマ」(1973年~1974年 全23話)のゲスト作品です。
この「刑事トマ」は主人公の声をアテられた青野武さんが、お好きな作品だったと仰っていたのを読んだ事があったと思うのですが、確認出来ませんでした。

***

<2019年8月12日追記>

向こう水様が青野さんのインタビューをお探し下さいました。
「スクリーン」と「演声人語」で一番好きな役だったと仰っていたそうです。
また向こう水様より以下のコメントを頂きました。(部分をそのまま抜粋)
本当にどうも有難う御座いました。

『このインタビューが載った2冊は出版時期が20年以上も違うのですが、青野さんは変わらず一番好きな役だと言っているので、トマに相当な思い入れがあったのだと思われます。』

***

今回調べて初めて知ったのですが、デビッド・トマ刑事と言う人が本当にいらっしゃったそうで、麻薬などのおとり捜査が専門だったそうです。
「刑事トマ」と「刑事バレッタ」はトマ刑事が元になっていると言う事です。
また「刑事トマ」には、ご本人がカメオ出演なさったエピソードも複数あるそうです。

残念ながら悟朗さんのエピソードは未見です。
KAMEちゃん。様にとても詳しいキャストをご紹介頂きました。本当にどうも有難う御座いました。


「刑事トマ」より
スプーナー警部(塩見竜介)、トマ刑事(青野武)

***

刑事トマ Toma
第3話「麻薬に手を出すな」
1-5 The Caine Connection 1973年11月1日 アメリカ放送
1975年 日本テレビ (シリーズは1975年4月5日(土)午後11時45分にスタートしたそうです)

デビッド・トマ(トニー・ムサンテ):青野武
パティ・トマ(スーザン・ストラスバーグ):上田みゆき
スプーナー警部(サイモン・オークランド):塩見竜介
ピーター<トマの息子>(ショーン・マニング):清水マリ
ドナ少女<トマの娘>(ミシェル・リビングストーン):菅谷政子

ジョナサン・ケイン(マイケル・トーラン):納谷悟朗
エディス・ケイン<妻>(ジュディ・メレディス):富永美沙子
ジョー・ディルモア(フランク・キャンパネラ):島宇志夫
トミー・ファーロン(エディ・ファイアストーン):田中信夫
ビック・トリニアン(ピーター・ブロッコ):槐柳二
ポール(マイケル・マーゴッタ):曽我部和行
女子大生(バーバラ・シーゲル):麻上洋子

翻訳:岸本康子
演出:不明
制作:日本テレビ/グロービジョン

***


マイケル・トーランさん(この番組からの写真ではありません。)
悟朗さんが担当なさった方です。

前回ご紹介した「エスピオナージ」の悟朗さんのゲスト作「潜入者」ですが、残念ながら悟朗さんの配役が分かっていません。
ゲストにロバート・ウェバーさんやマイケル・トーランさんがいらっしゃり、「エスピオナージ」でも悟朗さんがマイケル・トーランさんを吹き替えられた可能性があります。

「エスピオナージ」はこちらをご覧下さい。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/874.html

マイケル・トーランさんは2011年に他界なさっていました。(1924年11月27日~2011年1月31日 デトロイト出身)
トニー・ムサンテさんも2013年にお亡くなりになったそうです。(1936年6月30日~2013年11月26日 コネチカット州出身)

ご冥福をお祈り致します。

***

<オマケ>

KAMEちゃん。様が「刑事トマ」をご教示下さった時に、トニー・ムサンテさんのマカロニ作品「豹/ジャガー」に少し触れていらっしゃいました。
折角なのでキャストを調べました。
青野さんもご出演ですが、ムサンテさんの声ではありませんでした。

「豹/ジャガー」
Il mercenario 1968年 伊/西/米
米題 The Mercenary
別題 A Professional Gun
1974年7月27日(土) NET 土曜映画劇場

ジャガー(フランコ・ネロ):石田太郎
カーレー(ジャック・パランス):小林清志
パーコ・ローマン(トニー・ムサンテ):高山栄
コルンバ(ジョヴァンナ・ラッリ):此島愛子
ガルシア(エドゥアルド・ファヤルド):神田隆
スタッズ(フランコ・レッセル):青野武

演出:加藤敏
翻訳:木原たけし
制作:東北新社


ドイツ版ブルーレイの表紙


トニー・ムサンテさん(高山栄)、ジョヴァンナ・ラッリさん(此島愛子)

***

*KAMEちゃん。様
*向こう水様
*IMDb、allcinema他
*davidtoma.com


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エスピオナージ 潜入者

2016-02-19 | TV吹き替え
「エスピオナージ」 Espionage
第16話 「潜入者」
1964年4月29日(水)TBS

KAMEちゃん。様に教えて頂いた悟朗さんのゲスト作品です。
「エスピオナージ」と言うイギリスのTVシリーズです。
かなり前に教えて頂いたのですが、あまり資料が見つからずそのままになっていました。

日本で1964年1月15日(水)に放送をスタートした英国の番組だそうです。TBS系放送。
(英国では1963年10月2日~1964年5月20日に放送しています。全24話。白黒。)
毎回キャストが異なる1話完結の作品だそうです。
「トワイライト・ゾーン」「アウターリミッツ」「ヒッチコック劇場」なども同じく1話完結ですが、「エスピオナージ」はシリーズとしての印象がつかみにくいですね。

かなりマイナーなシリーズの様ですが、そういう作品だからこそ、悟朗さんのゲスト作を教えて頂いて本当に嬉しかったです。
完全に埋もれてしまう所を助けて頂きました。(笑)
KAMEちゃん。様に改めて御礼申し上げます。


PAL版DVDの表紙

「エスピオナージ」 Espionage
第16話 「潜入者」
1-21 The Liberators (1964年3月11日 英国)
日本での放映日 1964年4月29日(水)TBS

ドナルド・プレザンス:勝田久
小林昭二、 納谷悟朗、 藤岡重慶、 山田康雄、 山東昭子、 村上冬樹

声の配役は分かりませんが、ゲスト俳優は以下の通りです。

ジャック・ハンリー(ロバート・ウェバー)
ポール・ハクストン(マイケル・トーラン)
ルチア(レリア・ゴルドーニ)
ルイス(ジェレミー・スペンサー)
エスカロン(ドナルド・プレザンス):勝田久


*ロバート・ウェバーさんの「ハンリー」は、「Hanley」で「コンバット」のヘンリー少尉と同じです。
(「ヘンリー少尉」は、本当は「ハンリー少尉」が正しいそうです)


「潜入者」のドナルド・プレザンス(勝田久)
dvdcompare.net photo
「大脱走」と同じく、声は勝田久さんなんですね。

***

あまり知られていない作品とは言え、結構いろいろな方がゲストで登場なさっています。
マーチン・バルサムさん、スティーブン・ヒルさん(「スパイ大作戦」のブリッグス君)、デニス・ホッパーさん、アンソニー・クエイルさん等。
昔の作品には後のスターが出演していて楽しいです。

***

*KAMEちゃん。様(新聞のテレビ欄をお調べ下さったそうです。)
*IMDb、dvdcompare.net他


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探偵ハート&ハート ニューヨークより愛をこめて

2016-02-11 | TV吹き替え

「探偵ハート&ハート」
ロバート・ワグナー(城達也)、ステファニー・パワーズ(武藤礼子)、マックス役のライオネル・スタンダー(熊倉一雄)とペットのフリーウェイ
声の皆さんが全員いらっしゃらないと思うと本当に淋しいです。

***

悟朗さんがゲストの25話「ニューヨークより愛を込めて」は、以前キャストを載せた事がありますが、悟朗さん以外の配役は分かりませんでした。
KAMEちゃん。様に配役詳細を教えて頂きました。どうも有難う御座いました。

「ハート&ハート」はとても好きな番組でした。
見かけも中味も全てリッチでゴージャスなハート夫妻にあこがれました。(笑)
例によって、何故か悟朗さんがゲストのこのエピソードの吹き替えを拝見していません。(苦笑)
折角なのでエピソード自体は拝見してみました。

ニューヨークに滞在中にジェニファーが古い友人マーシーと再会して、ハート夫妻が事件に巻き込まれます。
マーシーがカリフォルニアへ帰ると言う話しになった時に、うちの自家用機があるから一緒に行きましょうとジェニファーがさそうのを見て、リッチなハート夫妻に再会出来たと思いました。(笑)
原題の「Murder, Murder, on the Wall」・・・どうして「壁」なのかと思っていたのですが、最後になって分かりました。(笑)
久しぶりに「ハート&ハート」を拝見して楽しかったです。
悟朗さんの吹き替えも、ぜひいつか拝見したいと思っています。


ニューヨークのジェニファー(武藤礼子)、ジョナサン(城達也)
これは私のキャプチャで画質がイマイチですが。


同じくニューヨーク、ティファニー前のハート夫妻。

再会した友人のマーシーが電撃結婚していた相手役がブレット・ハルゼーさんでした。
悟朗さんが「野獣暁に死す」で吹き替えていらっしゃった方です。
(ハルゼーさんはマカロニでは「モンゴメリー・フォード」名義でご出演になっています。)


アダム・ファウラー役のブレット・ハルゼイさん(池田勝)
素敵ですね。すぐに犠牲にならない役なら、悟朗さんに演って頂けたかもしれませんが・・・。(笑)


マイロ・ビット役のジョン・P・ライアンさん(納谷悟朗)

***

「ハート&ハート」  Hart to Hart
第25話 「ニューヨークより愛をこめて」
第2シーズン1話 Murder, Muder, On the Wall
1980年11月11日 本国放送

ジョナサン・ハート(ロバート・ワグナー):城達也
ジェニファー・ハート(ステファニー・パワーズ):武藤礼子
マックス(ライオネル・スタンダー):熊倉一雄

マイロ・ビット(ジョン・P・ライアン):納谷悟朗
マーシー・フォウラー(カレン・カールソン):小沢寿美恵
アバナーシー捜査官(ジョン・キャビン):二瓶秀雄
アダム・ファウラー(ブレット・ハルゼー):池田勝 ブレット・ハルゼイ
ダイアン(ミミ・メイナード):有馬瑞子
ギフォード警部(ドン・ゴードン):平林尚三
ガンター・マドックス(シグ・ヘイグ):飯塚昭三

田中義郎、中村武巳、片岡富枝

翻訳:木原たけし
演出:佐藤敏夫
制作:TBS、東北新社

***


マーシー(小沢寿美恵)、アバナーシー捜査官(二瓶秀雄)
ネタバレですが。(笑)

***

オマケ


ニューヨークのセントラルパークで馬車に乗るシーンからです。


ハッピーバレンタインデー!


ペットのフリーウェイ

***

*KAMEちゃん。様
*荒野の流れ者様
*IMDb他資料

 
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宇宙家族ロビンソン ソノシート

2016-02-05 | オーディオ・ドラマ
「宇宙家族ロビンソン」のソノシートです。
この「行け!宇宙船ジュピター2号」はテレビの最初のエピソードの内容をオーディオドラマ化した様です。
キャストがちゃんとTVと同じで驚きました。
悟朗さんも皆さんも本当に声がお若かかったです。(笑)


表紙

納谷 「宇宙の迷子となった、ロビンソン一家は、見知らぬ、謎の惑星に、静かに着陸した。」

切れはソフトですが、お馴染みの一言ごとに句読点がつくナレーションです。(笑)

***

宇宙家族ロビンソン
「行け!宇宙船ジュピター2号」
1960年代

ジョン・ロビンソン博士:金内吉男
モーリーン・ロビンソン:香椎くに子
ウィル:山本嘉子
ダン(ドナルド)・ウエスト少佐:市川治
ドクター・スミス:熊倉一雄
フライデー(ロボット):塩見竜介
リポーターの声、ナレーション:納谷悟朗

*ジュディ(武藤礼子)とペニー(松島みのり)は登場しませんでした。

***

オーディオドラマなので、テレビからの写真を少し載せます。


スミス一家とダン 原色のお洋服がスゴイですね!(笑)
後列:お父さん(金内吉男)、お母さん(香椎くに子)
前列:ペニー(松島みのり)、ダン(市川治)、ジュディ(武藤礼子)、ウィル(山本嘉子)


ロボットのフライデー(塩見竜介)とドクター・スミス(熊倉一雄)

***

ソノシートの「宇宙家族ロビンソン」はこの他にもう一枚あるそうです。
残念ながら聴いた事はありません。
ドラマが2作入っているそうです。(「岩石人間・恐怖の襲撃」と「宇宙妖怪あらわる」)
お父さんの声が金内さんなのか黒沢さん(TVの第2シーズンキャスト)なのか未確認です。

***

以前ご紹介した「宇宙家族ロビンソン」の記事です。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/356.html

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/357.html

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/358.html


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