続きです。その1よりお読み下さい。
***
トレーニング中に、ジムに現れたラッキー。(屋良氏)
昔ライト・ヘビー級のチャンピオン候補だったと言う、ラッキー・ローマンだ。
オカマと言う設定が面白いです。
屋良氏が、女性言葉で演って下さっています。
ガイを「坊や」と呼び続けるラッキー。
俺には名前がある、とガイが言うと、ワンラウンドが終わってあんたが立っていられたら、名前を呼んであげるわ、とラッキーは答えた。
アレックスはラッキーに、ガイのトレーナーになって欲しいと頼みに行った時の事を思い出す。
ラッキーはエイズに感染していた。
まだ死にたくない・・・と言って泣くラッキーに、「我が儘を言って済まなかった。どうか残された人生を、好きな様に生きてくれ。」君の気持ちは分かるよ。私も病気で、君より先に死ぬだろうと、アレックスはラッキーと一緒に涙を流した。
ガイは苦戦しながらも、ラッキーのパンチをかわし始める。
そして、ラッキーに反撃のパンチを浴びせるのだった。
ラッキーはついにガイの名前を呼ぶ。
が、エイズだからトレーナーにはなれないと言う。
ラッキーはアレックスに、「貴方が羨ましいわ。こんな怪物と最後の夢が一緒に見られて・・・やっぱり私、ボクシング大好きだわ。」と言って笑うと去って行った。
ガイはラッキーにトレーナーになって欲しいと頼む。
「親父以外の人間に、これほど殴られたのは始めてなんだ。」
ガイから必要とされている事を理解したラッキーは、喜んでトレーナーを引き受ける。
ガイにボクシングのライセンスを下して欲しいと、協会の事務員に話すアレックス。
が、アマチュア戦績が全くないガイを、事務員は一笑に付した。
それなら、コミッショナーに掛け合ってくれないか、と言うと、事務員は益々呆れるが、そこへコミッショナー登場です!
しかも「ゴードン博士!」、博士の選んだ人間に間違いがある訳はないと、即座にガイにライセンスを下すのだった。
唖然とする事務員。
腕っ節はイマイチですが、やっぱりアレックス、悟朗さんのキャラです・・・タダモノではない。(笑)
ついにガイのデビュー戦の日がやってきた。
控え室、そして控え室からリンクへ向かうシーンのあたり、悟朗さん、サスガです!!
対戦相手はスネークと呼ばれる、ストリートファイト出身のドン・ベイリー。(玄田氏)
ベイリーは昔は弱く、いじめられてばかりいた。しかも家には、暴力を振るうアル中の父が居た。
耐え切れなくなったベイリーは、父を殺す決心をし銃を構えるが、父は逃げた。
そしてトラックにひかれて即死した。
彼が父を殺したも同然だった。その時ベイリーの中で何かが弾けた。
その時から、彼はストリートファイターになった。
ガイは、そんなベイリーの強力なパンチにダウンした。
そんな中、少年時代を思い出すガイ。
父と二人でヒッチハイクしていた。同じ様に道を行く犬の母子。
が、母犬はトラックにひかれて死んでしまった。子犬が可哀想だった。
そんな母犬を、父は食べようと言う。
子犬のチビもその肉を食べた。
絶対にイヤだと言うガイに、これでチビが助かるなら、食われた母親だって絶対に満足している、と言って父は泣いていた。
「俺がこの荒野で死んだら、お前も俺の肉を食らって生き延びるんだ。絶対諦めるな。降参するな。倒されたら何度でも立ち上がれ。生きている限り戦え!立ち上がれ!ガイ!」
立ち上がったガイは、チビも自分もそしてベイリーも同類だと思った。
言わば仲間のベイリーを葬り去らなければならない・・・そう思って涙を流すガイ。
そして、ジョルティング・ブローで、ベイリーを吹き飛ばした。
大変な威力だった。
それでも立ち上がるベイリーに、パンチを浴びせ続けるガイ。
「ベイリー、お前は大した男だった。俺は忘れないぜ。」
ベイリーの妹に、兄ちゃんに代わって必ずへヴィー級の世界チャンピオンになって下さいと言われ、そう約束するガイ。
ガイはデビュー戦に勝った。が、チェンプへの道はまだ遠い。
「これからだぞ」とアレックス。
ガイは「戦えガイ。生きている限りは戦うんだ。」と言う父の声を聴いた気がした。
***
悟朗さん、出番が多くて良かったです!とても渋かったし。(笑)
映画はデビュー戦に勝って終わりでしたが、ガイが世界チャンピオンになる所も見たかったです。
***
原作:村上もとか(週刊少年サンデー)
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トレーニング中に、ジムに現れたラッキー。(屋良氏)
昔ライト・ヘビー級のチャンピオン候補だったと言う、ラッキー・ローマンだ。
オカマと言う設定が面白いです。
屋良氏が、女性言葉で演って下さっています。
ガイを「坊や」と呼び続けるラッキー。
俺には名前がある、とガイが言うと、ワンラウンドが終わってあんたが立っていられたら、名前を呼んであげるわ、とラッキーは答えた。
アレックスはラッキーに、ガイのトレーナーになって欲しいと頼みに行った時の事を思い出す。
ラッキーはエイズに感染していた。
まだ死にたくない・・・と言って泣くラッキーに、「我が儘を言って済まなかった。どうか残された人生を、好きな様に生きてくれ。」君の気持ちは分かるよ。私も病気で、君より先に死ぬだろうと、アレックスはラッキーと一緒に涙を流した。
ガイは苦戦しながらも、ラッキーのパンチをかわし始める。
そして、ラッキーに反撃のパンチを浴びせるのだった。
ラッキーはついにガイの名前を呼ぶ。
が、エイズだからトレーナーにはなれないと言う。
ラッキーはアレックスに、「貴方が羨ましいわ。こんな怪物と最後の夢が一緒に見られて・・・やっぱり私、ボクシング大好きだわ。」と言って笑うと去って行った。
ガイはラッキーにトレーナーになって欲しいと頼む。
「親父以外の人間に、これほど殴られたのは始めてなんだ。」
ガイから必要とされている事を理解したラッキーは、喜んでトレーナーを引き受ける。
ガイにボクシングのライセンスを下して欲しいと、協会の事務員に話すアレックス。
が、アマチュア戦績が全くないガイを、事務員は一笑に付した。
それなら、コミッショナーに掛け合ってくれないか、と言うと、事務員は益々呆れるが、そこへコミッショナー登場です!
しかも「ゴードン博士!」、博士の選んだ人間に間違いがある訳はないと、即座にガイにライセンスを下すのだった。
唖然とする事務員。
腕っ節はイマイチですが、やっぱりアレックス、悟朗さんのキャラです・・・タダモノではない。(笑)
ついにガイのデビュー戦の日がやってきた。
控え室、そして控え室からリンクへ向かうシーンのあたり、悟朗さん、サスガです!!
対戦相手はスネークと呼ばれる、ストリートファイト出身のドン・ベイリー。(玄田氏)
ベイリーは昔は弱く、いじめられてばかりいた。しかも家には、暴力を振るうアル中の父が居た。
耐え切れなくなったベイリーは、父を殺す決心をし銃を構えるが、父は逃げた。
そしてトラックにひかれて即死した。
彼が父を殺したも同然だった。その時ベイリーの中で何かが弾けた。
その時から、彼はストリートファイターになった。
ガイは、そんなベイリーの強力なパンチにダウンした。
そんな中、少年時代を思い出すガイ。
父と二人でヒッチハイクしていた。同じ様に道を行く犬の母子。
が、母犬はトラックにひかれて死んでしまった。子犬が可哀想だった。
そんな母犬を、父は食べようと言う。
子犬のチビもその肉を食べた。
絶対にイヤだと言うガイに、これでチビが助かるなら、食われた母親だって絶対に満足している、と言って父は泣いていた。
「俺がこの荒野で死んだら、お前も俺の肉を食らって生き延びるんだ。絶対諦めるな。降参するな。倒されたら何度でも立ち上がれ。生きている限り戦え!立ち上がれ!ガイ!」
立ち上がったガイは、チビも自分もそしてベイリーも同類だと思った。
言わば仲間のベイリーを葬り去らなければならない・・・そう思って涙を流すガイ。
そして、ジョルティング・ブローで、ベイリーを吹き飛ばした。
大変な威力だった。
それでも立ち上がるベイリーに、パンチを浴びせ続けるガイ。
「ベイリー、お前は大した男だった。俺は忘れないぜ。」
ベイリーの妹に、兄ちゃんに代わって必ずへヴィー級の世界チャンピオンになって下さいと言われ、そう約束するガイ。
ガイはデビュー戦に勝った。が、チェンプへの道はまだ遠い。
「これからだぞ」とアレックス。
ガイは「戦えガイ。生きている限りは戦うんだ。」と言う父の声を聴いた気がした。
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悟朗さん、出番が多くて良かったです!とても渋かったし。(笑)
映画はデビュー戦に勝って終わりでしたが、ガイが世界チャンピオンになる所も見たかったです。
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原作:村上もとか(週刊少年サンデー)