自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ルパン三世 カリオストロの城

2013-09-26 | ルパン三世
「ルパン三世 カリオストロの城」
役名:銭形警部

石田太郎さんのご冥福をお祈り致します。

やはり超有名どころなので、追悼に、カリオストロ伯爵ととっつあんのシーンをご紹介します。
作品中、特に有名なシーンではないと思いますが(?)直接対話シーンはここだけです。

***


とっつあんの声だけ聞えます。
納谷 「お食事中に、失礼します。」


納谷 「国際警察の銭形です。
ルパンの予告状が届けられたとの通報があって参りました。」


石田 「ああ、アルセーヌ・ルパンの三代目とかと言うコソ泥の事か。
インターポールはそんな事で、人の朝食を騒がすのかね?」


納谷 「閣下、ルパンを侮ってはなりませんぞ。来ると言えば奴は必ず来ます。
ご婚礼まであと五日。
ぜひわたくしどもに城内を警備させて下さい。」


ベルを鳴らしてグスタフを呼んでいる所です。

石田 「この国にも警察があってね。
最もより優雅に、衛視と呼んでいるがね。」


常泉 「お呼びですか?」


石田 「グスタフ。そのにっぽん人に協力してあげなさい。
下がって良し。」


常泉 「はい。」
納谷 「閣下。今一つ。ルパンめが花嫁を狙う理由をお教え下さい。」


石田 「さぁ。それを調べるのも君の仕事じゃないのかね?」


納谷 「失礼しました。」


永井 「よろしいのですか?あの様な者を城内に入れましては。」
石田 「かまわん。インターポールにも友人は沢山いる。すぐ引き上げる事になろう。」

***

*この後、ご存知「今ここに俺が来なかった?」や「出動はない」、悟朗さんの棒読み「どうしよう」、そしてアニメ史上燦然と輝く「あなたの心です」等があります。
(分かりきった事を済みません。笑)

*「インターポールの銭形」とか「ICPOの銭形」と言うのは良く聞きますが、「国際警察の銭形」と言うのはあまり聞かないですよね。
もしかしたらカリ城だけかもしれません???(不明)

*ルパンと小型機(?)で逃げるシーンで、悟朗さんが敵に向かって「警視庁をなめるな!」と仰っていました。
でもモチロン車には「埼玉県警」と明記。(笑)
とっつあんは埼玉県警なのか?警視庁なのか?(笑)・・・どちらなんでしょう?(笑)

ご紹介したシーンをちょっとチェックしようと思っていたのですが、結局また全部拝見しまいました。(笑)

***

「ルパン三世 カリオストロの城」
1979年12月15日(土)公開

ルパン三世:山田康雄
次元大介:小林清志
石川五ェ門:井上真樹夫
峰不二子:増山江威子
銭形警部:納谷悟朗

クラリス:島本須美
カリオストロ伯爵:石田太郎
ジョドー:永井一郎
園丁:宮内幸平
グスタフ:常泉忠通
大司教:梓欽造
大司教の運転手、機動隊員、酔っ払い客:峰恵研
インターポール長官:平林尚三
同日本代表:野島昭生
同西ドイツ代表:寺島幹夫
同イギリス代表:阪脩
同ソ連代表:鎗田順吉
埼玉県警機動隊隊長:松田重治
召使い:緑川稔
印刷主任:加藤正之
食堂のウェイトレス:山岡葉子

***

「ヤマト完結編」のキャプチャをいつかやりたいと思いながら、相変わらず出来ていません。(土下座)
石田さんがご出演なので、何とかやりたいと思っています。(未定。度々土下座)

「アルカトラズコネクション」もちゃんとご紹介したいです。(これも未定です。土下座)

これは「銀河英雄伝説」での追悼です。
興味のある方はご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/32153648.html

***

*ウィキ資料他


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空中大脱走

2013-09-20 | 吹き替え
「空中大脱走」
Escape of the Birdmen 1971年 米 TVM
1974年11月15日(金) フジ ゴールデン洋画
役名:モーガン大佐(チャック・コナーズ)

吹き替え入りDVDの発売前にキャストを載せましたが、拝見しましたのでもう少しご紹介します。


モーガン大佐(チャック・コナーズ):納谷悟朗

悟朗さんの役のモーガン大佐ですが、前に何処かで解説を読んだ時に、結構頑固な人の様に説明されていました。(??)
偏屈な人を想像していたのですが、拝見した所、どちらかと言うと優しい感じで、物分りの良い出来た人と言う印象でした。

ハリー少佐(主役のダグ・マクルーア)の事を嫌っている、と言う様な説明も見た事があったのですが、別に毛嫌いしている訳ではなく、脱走計画に関しての意見の違い等があったと言う程度でした。
唯一モーガン大佐がハリーに対して本当に怒るのはラストの部分のみです。
(この部分の説明は下の方を参照。笑)

冒頭、チェス版作戦と呼ばれた作戦で、世界的な物理学者、ノルウェー人のブレビック博士をナチの収容所から救出した軍諜報部のハリー少佐でしたが、結局二人とも捕まってしまい、今度は脱出不可能と言われるベックスタック収容所に収容されます。


諜報部将校でパイロットのハリー少佐(田中信夫)と科学者のブラビック(山田康雄)

チェス版作戦後にナレーションが入るのですが、そのナレも悟朗さんが演って下さっていました。(始まりから11分半ぐらいの所です。)
一部をご紹介します。

『自由は、勇気と度胸によって生まれると、アメリカの詩人ロバート・フロストは言った。』

なお、このナレーションの説明によると、この映画の話は、実話を元にしているそうです。


ベックスタック収容所


シラー大佐(大木民夫)
ベックスタックの責任者です。
この人も元パイロットの設定ですが、首から下げているのはブルーマックスの勲章でしょうか???

この人は冷静な人ですが、大木さんが可笑しい感じだったら「OK捕虜収容所」になってしまうなぁ・・・と、ついツマラナイ事を考えてしまいました。(爆)

***

ドンレイと言う若い兵士が脱走に失敗して亡くなった時のシーンからです。
ここでの悟朗さんのセリフをご紹介します。


納谷 「全員気をつけ!故人の霊に敬礼!」
ほぼ沖田艦長登場です。(笑)



***

ハリーはフォーカスが上げていた凧からヒントを得て、グライダーでの脱出を計画します。
モーガン大佐はこの計画に反対し、トンネルを掘っての脱出計画を続行して、一人教会の下を掘り続けます。
皆が盛り上がっている中(?)グライダー制作の場面には登場せず、悟朗さんはずっと欠席状態でした。

この計画のお陰で皆の士気が上がり、捕虜達が明るくなって行きます。
何かが起こっていると察知したシラー大佐。
大佐の注意をそらす為、ハリー少佐は穴掘りを続けるモーガン大佐を売り渡してしまいます。
モーガン大佐は独房入りで、悟朗さんを全然見かけない状態になりました。(苦笑)

グライダーがほぼ完成した所で、ブレビックを探しにゲシュタポがやって来ます。
ハリーは皆に真相を説明しますが、そこへ登場した、独房から釈放されたばかりのモーガン大佐は自分を売ったハリーの話を信じ様としません。
仲間の一人、盲目のデイビスが、ノルウェーでのブレビックの救出作戦に参加していた為、彼の説明でモーガン大佐はすぐに納得していました。

デイビスが救出作戦での合言葉を使っていました。
合言葉をご紹介!(笑)


市川 「青い氷山」
山田 「海の上を漂っている」

もやは一刻の猶予もなく、飛び立つ事になりますが、グライダーを押し出す為の重しに使っていたバスタブが、ハリーの足に落ちてきて彼は骨折。
ハリーはグライダーを操縦出来ません。
皆が落胆する中、大佐が行って下さい、とモーガン大佐にブラビックを託すハリー少佐です。
モーガン大佐の操縦で、グライダーは見事飛び立ち、ブラビックの救出作戦を完了する事が出来ました。


モーガン大佐とブレビック

グライダーが飛び立つ時に、仲村さんが「発進だ」と仰っていました。
(済みません、もう全部「ヤマト」。笑)

悟朗さんは途中出番が全然なくて、あれ?と思ったのですが、最後にフィナーレを飾っておいしい所を持って行ったので、やっぱり特な役だったのかな・・・と思いました。(笑)

「心は自由」と言うドイツ民謡があちこちで使われていました。

***

「空中大脱走」
Escape of the Birdmen 1971年 米 TVM
COLDITZ: Escape of the Birdmen (本国版DVDタイトル)
別題 The Birdmen
1974年11月15日(金) フジ ゴールデン洋画

ハリー・クック少佐(ダグ・マクルーア):田中信夫
モーガン・クロフォード大佐(チャック・コナーズ):納谷悟朗
ブレビック(ルネ・オーベルジョノワ):山田康雄 ブレヴィック
シラー大佐(リチャード・ベースハート):大木民夫
フィッツ中尉<フィッツジェラルド>(トム・スケリット):仲村秀生
デイビス(ポール・コスロ):市川治 デイヴィス
フォーカス<アイルランド兵>(ドン・ナイト):細井重之

寺島幹夫、木原正二郎、森功至、原田一夫
上田敏也、嶋俊介、水鳥鉄夫、平林尚三

翻訳:山田実
演出:山田悦司

*マックス・ベア(じゃじゃ馬億万長者のジェスロ)の声は、私には分かりませんでした。
*点呼を取るシーンで、山田さんの声まで聞こえて来て(別人の役)面白かったです。
*仲村さんがダグ・マクルーアと対話するシーンは少し不思議な気もしましたが(笑)、全体的に田中さんの声でも違和感はありませんでした。

***

前に載せた記事はこちらです。

http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/714.html

***

*IMDb他





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リチャード・ワイラー

2013-09-12 | 吹き替え
過日「若草物語」(1949年作品、東京12版吹き替え)を放送した時に、『この作品にマカロニ・ウェスタンでお馴染みのリチャード・ワイラーがブルック役で出ていたのにはビックリでした。』とKAMEちゃん。様にお書き込み頂きました。


「若草物語」より
ピーター・ローフォード(仲村秀生)、リチャード・ワイラー(江角英明)

キャスト詳細をこちらに載せています。興味のある方はご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/nayagorofan/31667106.html

***

そのリチャード・ワイラーさんのマカロニ作品についても教えて頂きました。
「ガンクレイジー」では、悟朗さんがワイラーさんを吹き替えていらっしゃったそうです。
キャスト詳細をお伺いしなかったのですが(わかるのはワイラーさんのみ)資料として載せておきます。

映画自体は前半を拝見した事があります。(吹き替え版ではありません。)

ネット上でチェックした所、この映画についてお書きになっている皆さんが、ワイラーさんより悪役のトーマス・ミリアンの方が目立っているとお書きになっていました。

私自身は、それ程とは思わなかったのですが、ワイラーさんの印象が地味なのは確かでした。
トーマス・ミリアンさんは影があってカッコ良かったです。
(但し悟朗さんの声のワイラーさんは、きっと私にはとっても目立って聞えると思います。笑)


「ガンクレイジー」
賞金稼ぎのルーク(リチャード・ワイラー):納谷悟朗

「ガンクレイジー」 ガン・クレイジー
El precio de un hombre 1967年 伊/西合作
米題:The Ugly Ones
別題:The Bounty Killer 
放送年月日不明 TBS

ルーク・チルソン(リチャード・ワイラー):納谷悟朗
ゴメス(トーマス・ミリアン):
エデン(エラ・カリン):
ミゲル(マリオ・ブレガ):
役名?(ヒューゴ・ブランコ):


ゴメス(トーマス・ミリアン)


エデン(エラ・カリン)

***

以下もワイラーさんのマカロニです。

「必殺の二挺拳銃」
Il pistolero segnato da Dio 1968年 伊
米題:Gunman Sent by God
別題:Two Pistols and a Coward
放送年月日不明 フジ

ロイ(アンソニー・ステファン):
役名?(リチャード・ワイラー):青野武
(ケン・ウッド):
(ルイーズ・バレット、リズ・バレット):
トニー(マルコ・ステファネリ):

「砂塵に煙るガンマンあわれ (決闘!荒野のサボテン)」
Un hombre vino a matar 1967年 伊/西合作
米題:Rattler Kid
放送年月日不明 日本テレビ

アンソニー・ギャレット(リチャード・ワイラー):田中信夫
ビル・マナー保安官(ブラッド・ハリス):
リフ(ウィリアム・スポルト、ウィリアム・ボガート?):
Inés(オーロラ・ド・アルバ):
ヘレン(フェミ・ベヌーシ):
トム(フランク・ブラン):
サム・スコット(ミゲル・デル・カスティロ):

「こちらを向け、貴様を殺す」
リチャード・ワイラー

これはテレビ未放送だそうです。
残念ながら原題を見つけられず、詳細が分かりませんでした。

***


これも「ガンクレイジー」のワイラーさんです。

リチャード・ワイラー Richard Wyler
リチャード・ステイプリー(Richard Stapley)での出演作もあります。
(「若草物語」もこちらの名前になっているそうです。)

1923年6月20日~2010年3月5日
イギリス出身

***

*KAMEちゃん。様資料
*IMDb他


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メリーディア号の難破

2013-09-05 | ヘストン
以前、ヘストンのリストをご紹介した時にキャストを載せましたが、もう少し詳しいキャストを持っていましたので、もう一度ご紹介します。
自称吹替評論家様資料。


「メリーディア号の難破」 北米版CDカバー


納谷悟朗、黒沢良

「メリーディア号の難破」
The Wreck of the Mary Deare 1959年 米/英合作
1975年8月16日(土) NET 土曜映画劇場

ゲーリー・クーパー:黒沢良
チャールトン・ヘストン:納谷悟朗
リチャード・ハリス:青野武
バージニア・マッケンナ:渡辺知子
アレクサンダー・ノックス:仲木隆司


納谷悟朗、黒沢良

***

別バージョンのキャストです。
NETでの悟朗さんのヘストンは、「北京の55日」(1971年放送)が最初です。
これはそれ以前の物なので、森川さんがアテていらっしゃった様です。
クーパーはモチロン黒沢さんです。

悟朗さん版は土曜映画、森川さん版は日曜洋画です。
原語版は105分作品だそうなので、森川版はほぼ完全版に近いのかもしれません。
いずれにしても、どちらのバージョンもずっと見かけていないと思いますが・・・。(???)

黒沢、納谷版とのリスト俳優が異なっている為、残念ながらキャスト(声)の比較が出来るのは、ヘストンとクーパーだけです。

「メリーディア号の難破」
The Wreck of the Mary Deare 1959年 米/英合作
1968年10月13日(日) NET 日曜洋画

ゲーリー・クーパー:黒沢良
チャールトン・ヘストン:森川公也
ベン・ライト:富田耕吉
マイケル・レッドグレーブ:家弓家正
エミリン・ウィリアムズ:真山知子

***


オマケにもう一枚(笑)

「メリーディア号の難破」は字幕版すら出ていない様です。

この吹き替えに関しては残念ながら記憶にありません。
DVD(吹き替え付)が出たら凄いですが。

***

以前載せた時の物です。
どちらも一番下です。

ヘストン作品 放送年代別リスト
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/133.html

ヘストン作品 五十音順リスト
http://sun.ap.teacup.com/nayagorofan/386.html

***

*自称吹替評論家様資料
*IMDb、アマゾン他


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