nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

指揮者カルロス・クライバーの想い出

2017-07-05 17:10:00 | ノンジャンル
2日ほど前、たまたまツイッターを見ていたら、こんな投稿が目に留まりました。
Carlos Kleiber was born today in 1930! In memory of this great artist, listen to his Complete Recordings on DG: https://DG.lnk.to/CompleteKleiber

そうか、私のお気に入りだった指揮者カルロス・クライバーの誕生日だったのです。生きていれば今年87歳。その歳で現役の指揮者も珍しくないのですが、カルロスは2004年、もう13年前に亡くなっていました。そういえば、亡くなったのは7月13日。もうすぐ命日です。

クライバーは本業なのに、指揮する回数が極端に少なく、「自宅の冷蔵庫が空にならないと仕事をしない」という冗談がありました。にもかかわらず、意外に何回も来日していて、私は、コンサート2回(1986年、バイエルン国立管弦楽団)、オペラ2演目(1988年のミラノ・スカラ座「ラ・ボエーム」、1994年のウィーン国立歌劇場「ばらの騎士」)と4回も生の演奏を体験できたのは、一生の思い出となっています。指揮姿が美しく、オペラの場合も、ついついオーケストラ・ピットの目が行ってしまいました。

幸いにも、いくつかのDVDが残っているのが嬉しいかぎりです。ウイーン・フィルのニューイヤーコンサートを2回振っていて、1992年の演目には「観光列車」というポルカがありました。途中で指揮棒を置いて、車掌のラッパを吹いていたのが楽しい演出でした。

そのときのことを、2年ほど前の中日新聞(東京新聞)の「テツ道のすゝめ」という連載記事(記事をまとめて単行本になっています。本稿の末尾参照)で話題にしたことがありましたので、ここで再度公開しておきます。


真偽のほどは不明ですが、かなり前にクライバーは自宅にこもって鉄道模型で遊んでいたらしいとの話を音楽雑誌で読んだ記憶があります。クルマは大好きだそうですが、ひょっとしたら、鉄道も好きなのかもしれませんね。

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