nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

北陸の旅(2)~新高岡駅と城端線

2015-05-28 16:56:00 | 国内の鉄道
富山からは北陸新幹線のシャトル列車「つるぎ」で新高岡駅へ。富山、新高岡、金沢を行ったり来たりしているだけなので、空いていました。最後尾1号車自由席の乗客は私だけ。乗車時間10分ほどで新高岡に着いてしまいました。あっけないですが、フリーきっぷは新幹線も乗り放題なので気になりません(笑)

駅も何もないところに忽然とできた新高岡駅。新幹線らしく堂々たる駅舎です。ここで降りたのは、城端線との乗り換えがどうなっているか視察するためです。城端線との交差地点に駅ができたので、城端線にも新高岡駅ができました。とはいっても、新幹線の改札を出て、高架下のお店などが並んでいる一角を通りぬけ、道路を渡って、ようやく城端線の乗り場に到着です。もっとも、道路と言っても交通量は極めて少ないようだし、新幹線高架下で道路を横断し、あとは屋根付きの通路をたどっていくので、雨が降っても濡れないようになっています。乗り換え状況は、まあ合格点でしょうか?

駅を見ておしまいではつまらないので、城端線に乗ってみました。一つ先の高岡駅までです。アニメか何かのキャラクターを描いたラッピング車両がやってきました。

僅か3分で高岡着。ラッピング車両は車両基地に引き揚げてしまい、15分後に出る別のディーゼルカーに乗りました。もっとも、新高岡で降りても、次の新幹線まで1時間ほど待ち時間があります。それなら、もう少し城端線に乗っていようと、新高岡を通りすぎ、次の二塚(ふたつか)で降りてみました。

降りるのは、さらに先の駅でもよいのですが、二塚は今どき珍しく貨物列車の発着がある駅です。貨車でも停まっていれば、新高岡へ戻る列車を待つ時間も退屈しないで済みそうです。予想通り、ホームには貨車が停まっていました。

貨物の入換をするためか駅員さんがいたので入場券を買ったり、駅スタンプを押したりして、再びホームに出ようとしたら「写真を撮っても構いませんが、もうすぐ貨物列車が到着するので気をつけてくださいね」とのこと。一眼レフを持っていたし、どうみても鉄道ファンですから・・・(笑)

思わぬ情報を得てホームに出ると、高岡方面から貨物列車がディーゼル機関車DE10形に引かれてやってきました。

この駅から貨物専用線に入り、近くにあるパルプ工場へ向かうのですが、しばし停車のようです。そのうち、高岡行きがやってきたので、これに乗って新高岡駅に戻りました。


北陸の旅(1)~富山の路面電車

2015-05-27 20:45:00 | 国内の鉄道
試乗会以来の北陸新幹線。大人の休日倶楽部会員限定の北陸フリーきっぷを使って5月19~21日の3日間、北陸の鉄道を取材してきました。

まずは北陸新幹線の最速列車「かがやき」で富山へ。東京から約2時間とは、やはり速いです。

改札口を出ると、目の前にトラム(路面電車)の乗り場があります。噂には聞いていましたが、これは大変便利です。

高架下の電停は大変暗いので、駅前に出て、発着する路面電車を撮影してみました。

黒い電車は環状線セントラム。かっこいいですね。ちょっと待っている間に、様々な電車が出入りして、退屈している暇がありません。続いてやってきたのは、環状線ではない路線を走る新型車両サントラム。

3連接車体で低床式。これも新型です。もっとも新型車両ばかりではなく、従来型の車両もやってきます。ラッピング車両も様々です。

30分ほどでも充分堪能したので、今回の富山でのミッションは終了。北陸新幹線の富山~金沢のシャトル便「つるぎ」で新高岡へ向かいます。フリーきっぷは新幹線を含め、特急の自由席が乗り放題なので大変便利です。

C61ばんえつ物語をクルマで追いかけ撮影(3)

2015-05-16 10:58:00 | 国内の鉄道
日出谷付近で撮影したあと、津川で15分停車する列車を追い抜き、まずは阿賀野川沿いに走る汽車を撮影。もう山間部は薄暗く、かなりボケてしまいました。

続いて、かろうじて間に合った三川の発車。町の中なのに線路際の雰囲気は山の中みたいで雰囲気があります。撮影するのも容易で、多くのギャラリーが集まっていたのも納得ですね。



長時間の追いかけも、日没が迫り、そろそろおしまい。最後に、馬下(まおろし)付近で、沈みゆく夕陽をバックに走り去る汽車を撮影してこの日の締めとしました。




このあと、クルマで上越新幹線の燕三条まで送ってもらい、その日のうちに帰京しました。

C61ばんえつ物語をクルマで追いかけ撮影(2)

2015-05-15 23:11:00 | 国内の鉄道
豊実トンネルの飛び出しを撮った後、日出谷付近で列車を追い抜き、日出谷発車後の撮影地として有名な場所へ。すでに大勢のギャラリーが待ち構えていました。広い場所なので、空いているところに入れてもらうとほぼ同時に高らかに汽笛が鳴り響いて汽車が鉄橋を渡って近づいてきました。何だかものすごい煙を吐いて驀進してきました。






いやあ、実によかったです。カメラをしまいながら、「しびれた」とか「感動した」という声をあちこちで耳にしました。この場に立ち会えて幸いでした。

C61ばんえつ物語をクルマで追いかけ撮影(1)

2015-05-15 19:40:00 | 国内の鉄道
前回でレポートしたように山都の鉄橋で撮影後、知人と落ち合い、帰りの新潟行き列車は、知人のクルマに便乗しての追いかけ撮影となりました。有名な山都の蕎麦を昼食として食べ、くつろいでから山都の新潟寄りの踏切でC61を待ち構えました。煙が出るかどうかは微妙な地点ですが、何とか白煙をたなびかせて通過していきました。



列車は、このあと野沢で10分停車しますので、追い抜いて上野尻付近の陸橋からチャレンジ。

さらに追い抜いて、日出谷の手前の豊実トンネルを出てくるところをキャッチできました。




まだまだ追いかけは続きます。