nodatchのブログ

鉄道が好きな旅行作家が、取材や出版などの個人的な話を書いていきます

磐越西線でフルーティア遭遇とC61撮影

2015-05-14 22:59:00 | 国内の鉄道
いつもは蒸気機関車C57が牽引するJR磐越西線の「SLばんえつ物語」ですが、5月は特別にC61が牽引するということで、その雄姿を撮影するため5月9日に出かけてきました。

東北新幹線で郡山へ行き、磐越西線に乗り換えです。するとホームに停まっていたのは、デビューしたばかりの観光列車「フルーティア」、走るカフェです。



この列車に乗車するには、駅の窓口ではなく、旅行会社のツアーに2人以上で申し込む必要があります。もちろん、当日にふらっと乗ることはできません。ですから窓越しにのぞいただけで、フルーティア車両に連結されていた普通の車両に乗りました。



途中、車内放送で旧中山宿駅の案内があったので、ドアガラス越しに撮ってみました。

もとのスイッチバックの駅を整備して観光資源にするようでした。あいにく曇っていたので磐梯山はすっきり見えず、会津若松でディーゼルカーに乗り換えて喜多方あたりに差し掛かった時は、雨が降り出してしまいました。

それでも予定通り山都(やまと)で下車。ここですれ違った会津若松行を見送って駅を後にしました。



駅から歩いて10分少々の名所一の戸橋梁が見渡せるところへ。1時間近く待って、新潟からやってきた「C61ばんえつ物語」を撮影しました。雨のせいで、ちょっとぼやけた感じになってしまったのが残念。ここは2回目でしたが、前回も雨。そんな巡り合わせなのですね。


バースデイきっぷで行く四国の旅(5)

2015-05-05 10:38:00 | 国内の鉄道
四万十川を横断して吊るされた「元祖こいのぼりの渡し」を眺めながら十川を出発。

次の駅は珍名で知られる半家(はげ)でした。駅名標は1カ所しかなく、うまく撮れたのは縦のひらがな駅名標だけでした。すぐに発車なのでホームに降りられないのが残念です。



江川崎では5分ほど停車。ここで、もうひとつのイベント列車である「海洋堂ホビートレイン」とすれ違いました。

海洋堂の方が先に出発したので、ホームに降りて見送ることができました。窪川側と宇和島側とでは塗装が異なるのですね。

さらに進んで、吉野生(よしのぶ)駅で10分少々停車。まずはトイレへ。そのあと、反対側のホームに移動したり、古風な跨線橋の上から、と色々な角度から車両を撮ってみました。



この駅で、なぜ10分少々停まるのか?不思議に思って時刻表を調べたら、「しまんトロッコ」とすれ違うためでした。ただし、「しまんトロッコ」は土休日のみの運転なので、この日はすれ違いはありませんでした。さらに乗って、列車の終点宇和島駅到着間際に車両基地で休んでいるところを発見しました。

ディーゼルカーとトロッコ用貨車が整備のためか離れていました。松山行きの特急発車まで1時間ほどあったので、車両基地に近づいて撮影。もっと近くまで行きたかったのですが、この先は立入禁止なので、望遠レンズを使ってこの程度で妥協しました。

ともあれ、予土線三兄弟の姿を何とか拝むことができたので良しとしましょう。