徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

砂時計/築地魚河岸三代目

2008-11-30 23:24:13 | 映画
 最近見たDVDの中で印象に残ったのはこの2本だ。いずれも人気コミックを原作としているが原作を見たことはない。

■砂時計
 間違ってTVドラマ版を先に借りて見てしまったので、印象がだいぶ影響されたかもしれない。夏帆が出て島根が舞台というと、つい「天然コケッコー」を思い出してしまうが、あちらと比べるととにかく話が暗い。当然だがTV版と違って話がコンパクトになっていて子供時代がない。その分、夏帆の魅力が前面に押し出されていて、クレジットは松下奈緒に次いで2番目だが実質主役は夏帆だ。この子はホントに上手い。映画化にあたっての脚本づくりは難しかったろう。いろいろ言いたいことはあるが、夏帆の魅力と映像の美しさに免じて何も言うまい。

■築地魚河岸三代目
 この作品ってシリーズ化するつもりなんだろうか。何となく先を見て、探り探りやっているような印象を受ける。そう言えば「釣りバカ日誌」も三国さんがだいぶお年を召して、シリーズとして先が見えてきたような気がするし。松竹としては後釜の新しい人気シリーズが欲しいところだろう。結構考えたキャスティングだし、多彩なキャラクターが登場するから話のふくらませ方はいろいろ考えられるような気がする。次があるのか、これっきりなのか要注目だ。


砂時計


築地魚河岸三代目