今日は随分久しぶりにアイスホッケーの試合をじっくり堪能した。男子の4強が出揃い、今日が準決勝。この中にロシアとスウェーデンがいないのはちょっと残念。アメリカ対フィンランドは、第1ピリオドでアメリカが6点も取ってしまい、一方的な展開にちょっと拍子抜け。もう一方のカナダ対スロバキアは、カナダの圧勝かと思いきや、第3ピリオドでスロバキアが逆襲し、タイムアップまで予断を許さない展開で面白かった。さすがは、かつての強豪国チェコスロバキアの片割れだけのことはある。これで決勝はカナダ対アメリカということになったが、1次リーグではアメリカが勝っているものの、地元サポーターの圧倒的な声援に後押しされたカナダが奮起するだろうから今度はわからない。それにしても、冷戦が終る前の時代のアイスホッケーと比べると、国別の特徴があまり感じられなくなった。各国のトッププレーヤーはほとんどNHLで活躍しているので、みんなプレースタイルが似てくるのだろう。ちょっと寂しい気もする。しかし、アイスホッケーのスピード感とチェックの激しさは、やはり何かを刺激するものがあってたまらない魅力だ。
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