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これは規工川祐輔著「評伝 海達公子」の一節だが、徳島や長野まで足を運び、公子の出生地の謎を解き明かしたくだりを規工川はこう著わしている。
それにしても16年という一生は短かすぎる。せめてあと10年も生きていれば、「金子みすゞ」にも「豊田正子」にもなれたものを。
昨日は海達公子の生誕95年に当る日だった。荒尾市の海達公子顕彰会では、5年後の生誕百年を期して記念行事を準備していると聞く。それまでに僕の夢であるドラマ化が実現すればいいが。