徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

イチローに敬意を表して!

2019-03-22 06:37:11 | スポーツ一般
 日本での開幕試合がおそらく引退試合だろうと思っていたが、やっぱりその通りになった。日米にわたる活躍に敬意を表し、これまでの選手生活をねぎらう意味で、8年前に投稿した記事を再掲したい。

 2001年4月2日のことを僕は忘れない。日本人野手として初めてイチローがメジャーリーグにデビューした日だ。投手はともかく、日本人の野手はメジャーリーグでは通用しないとずいぶん永い間言われてきた。僕らが子どもの頃、憧れたミッキー・マントルやロジャー・マリス、ウィリー・メイズなどのスーパースターたちと日本人が並び立つことなどありえないと思ってきた。しかし、それは見果てぬ夢でもあったのだ。そしてその夢が遂にイチローによって実現したのが2001年だった。この年、イチローはただデビューしただけではなく、ア・リーグ新人王、MVP、首位打者、盗塁王、シルバースラッガー賞、ゴールドグラブ賞など数々の栄光を手にし、その実力を証明してくれた。以来10年間の活躍は今さら言うまでもない。今年、11年目にして初めてオールスターに選ばれなかったが、考えてみれば10年連続で選ばれたことが奇跡に近い。僕らの夢を叶えてくれたイチローにあらためて「ありがとう!」と言いたい。


記念すべきメジャー・リーグ初打席の時のイチロー(2001.4.2)