徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ブラタモリ「水の国 熊本」

2021-09-25 22:29:54 | テレビ
 ブラタモリは何本も録画しているが、実は再見するのは少ない。そんな中で既に何度も再見したのが「水の国 熊本」編だ。
 火の国といわれる熊本が実は水の国でもあるという理由、その歴史と成り立ちをわかりやすく見せてくれる。
【番組】
 第一高校の校内にある「ASO-4」火砕流堆積の露頭から始まり、水前寺公園へ移動。まず、住宅地を流れる川岸から湧き出す清水に驚き、天下の名園「水前寺成趣園」へ。池の底から湧き出す水。その秘密を探りにとある地点へ。そこは阿蘇から続く台地のヘリにあたる場所。雨水が浸透しやすい火砕流堆積で濾過され、台地のヘリである水前寺辺りで水が湧き出す仕組みに納得。
 しかし、熊本の豊かな水の秘密はそれだけではない。それを探りに健軍水源地へ。そこにはなんと自噴する井戸が。タモリも初めて見たという。その水はどこから来るのか。実は「ASO-4」の下に「ASO-1」から「ASO-3」までの巨大な水がめがあるという説明に驚く。
 この後、タモリ一行は街中に戻り、加藤清正による治水の巨大プロジェクト、大蛇行する白川の河川改修の痕跡を見る。さらに菊陽町の「鼻ぐり井手」へ行き、コメを飛躍的に増産させたという清正の巧みな利水技術を知る。こうして熊本が水の国であることを認識するといった構成になっている。 




水前寺成趣園


水前寺川(上江津湖)


上江津湖



清正公の鼻ぐり井手