YouTubeマイチャンネルの「2023年上半期動画視聴ベスト10」は次のとおりでした。
1位の「伊勢音頭」はいわば民謡の王様みたいなものですから常に上位にランクされるのは当然と言えば当然と言えるでしょう。
数多ある「伊勢音頭」の歌詞の中でも有名なものに「伊勢へ七度 熊野へ三度 愛宕様へは月参り」というのがあります。信心深さを賛美したり自慢したりするときのたとえですが、その起源は、出雲阿国が慶長年間に始めたという「かぶき踊」の演目として有名な「茶屋遊び」の「茶屋のおかかに末代添はば 伊勢へ七度 熊野へ十三度 愛宕様へは月参り」という歌詞がもとになったのではないかといわれています。かつて僕が住んでいた近江地方には多賀大社というイザナギ・イザナミを祭神とした近江随一の大社があり、「伊勢にゃ七度、熊野へ三度、お多賀さまへは月まいり」という俗謡があります。そして「お伊勢参らば お多賀へ参れ お伊勢 お多賀の子でござる」と続きます。天照大神はイザナギ・イザナミの子であるというわけです。お国自慢的な謡でもあったのでしょう。
サムネイル画像をクリックしていただきますと動画を視聴いただけます。
1位の「伊勢音頭」はいわば民謡の王様みたいなものですから常に上位にランクされるのは当然と言えば当然と言えるでしょう。
数多ある「伊勢音頭」の歌詞の中でも有名なものに「伊勢へ七度 熊野へ三度 愛宕様へは月参り」というのがあります。信心深さを賛美したり自慢したりするときのたとえですが、その起源は、出雲阿国が慶長年間に始めたという「かぶき踊」の演目として有名な「茶屋遊び」の「茶屋のおかかに末代添はば 伊勢へ七度 熊野へ十三度 愛宕様へは月参り」という歌詞がもとになったのではないかといわれています。かつて僕が住んでいた近江地方には多賀大社というイザナギ・イザナミを祭神とした近江随一の大社があり、「伊勢にゃ七度、熊野へ三度、お多賀さまへは月まいり」という俗謡があります。そして「お伊勢参らば お多賀へ参れ お伊勢 お多賀の子でござる」と続きます。天照大神はイザナギ・イザナミの子であるというわけです。お国自慢的な謡でもあったのでしょう。
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