迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

上質な味わいのラストタクマー SMC TAKUMAR 55mm F1.8  

2021-12-25 23:50:54 | M42 mount by PENTAX

ペンタックスのSレンズ(M42マウントレンズ)の標準レンズSMC TAKUMAR 55mm F1.8です。ペンタックスESの開放測光に対応するレンズとして1972年頃に登場しました。スーパー・マルチ・コーティングが施され、ヘリコイドがゴム巻きになり、それまでのタクマーレンズとはずいぶん違ったデザインになりました。

   レンズ構成    5群6枚
   最短撮影距離   0.45m
   フィルター径   49mm
   重量                201g

このレンズ群以降、1975年にはKマウントのSMC PENTAXに名称が変更されて、1957年から続いてきたSマウントのTAKUMARというレンズ名は消えてしまいます。このレンズ群がラスト・タクマーレンズということになります。
今回はAPS-Cサイズのソニーのミラーレス機で撮影しました。

色乗りもよく、解像力はなかなか素晴らしいです。

ボケもけっこうきれいです。


 いずれもNEX-3N+SMC TAKUMAR 55mm F1.8

なかなかの上質の味わいがあります。もっと使い込んでいきたいレンズです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする