Optio W20 (パノラマ合成)
Optio W20 (パノラマ合成)
CANON TV LENS JF25mm 1:1.4で花を撮りました。
近接撮影の時の後ろボケ、なかなかきれいです。
よいボケ味を出しています。
E-510+CANON TV LENS JF25mm 1:1.4
今から7年前、まだデジタル全盛になる前ですが、
とあるカメラ屋で見たことのないマウントのキャノンレンズを見つけました。
値段が付いてなく、聞くと「ご自由にお持ちください」とのことでしたので、ありがたく頂戴してきました。
それがCANON TV LENS JF25mm 1:1.4です。
レンズ構成:不明
最短撮影距離:0.1m
フィルター径:46mm
マウントというよりビスでカメラに取り付けるための台座みたいな感じでした。
家に帰ってカメラにあててみると、意外にもPENTAXのKマウントよりフフランジバックがやや長いくらい。
ただイメージサークルはかなり小さく、そのままでは使えません。
使い道もないので、その後は防湿庫の奥で眠ったままでした。
このあいだLumix DMC-G1でシネニッコールを使っていて、このレンズを思い出しました。
といことで、勢いでマウントをKマウントに改造しました。
といっても、元のマウントにKマウントのパーツを接着させただけなのですが。
実際の撮影は、イメージサークルが小さいので、ペンタックスでは無理。フォーサーズなら何とか使えそうです。
アダプターを介して撮影です。
まずは開放F値1.4
すこしハロが出て柔らかな描写をします。
E-510+CANON TV LENS JF25mm 1:1.4
F5.6まで絞ると、周囲はイメージサークルが小さいので流れますが、中心部はかちっとした描写になります。
E-510+CANON TV LENS JF25mm 1:1.4
そして近接撮影をすると、バックのぼけもよい感じになりました。
E-510+CANON TV LENS JF25mm 1:1.4
近接撮影も可能なので、面白レンズとしてかなり活躍しそうです。
MAMIYA SEKOR C 1:4 f=150mm
フィルター径 58mm
最短撮影距離 1.5m
自作したマウントアダプターを付けると
では、作例を。
中判レンズの割には解像力は良さそうな気がしています。
αSweet Digital+MAMIYA SEKOR C 1:4 f=150mm
αSweet Digital+MAMIYA SEKOR C 1:4 f=150mm
PAXTTE用広角レンズ、STAEBLE-LINEOGON 1:3.5/35mm
結構ずっしり重いレンズです。
描写は、開放F値では周辺が少し甘くなり、滲みます。
Lumix DMC-G1+STAEBLE-LINEOGON 1:3.5/35mm
ちょっと絞れば、甘さはなくなり、きりっとした絵になります。
Lumix DMC-G1+STAEBLE-LINEOGON 1:3.5/35mm
現代の優等生レンズからみると、ひじょうにクセがあるのだけど、でも面白い描写をするレンズですね。
こういうレンズを使うのが、最近楽しくなってきました。
PAXETT用の標準レンズSteinheil Cassarit 1:2.8 f=45mmです。
レンズ銘に-E-と入っているのは、距離計連動するタイプを表しているらしいです。
フランジバックがライカL39が28.8mm、PAXETTEが44.0mmですので、マウントアダプターを使えばライカLマントが使用可能となります。そしてこのマントアダプターが市販されているのです。7年ほど前に入手していたものが、今役立っています。
さてこのレンズの構成はよく分かりませんが、開放F値ではフレアが出るので、柔らかい描写をします。
Lumix DMC-G1+Steinheil Cassarit 1:2.8 f=45mm
また若干周辺が渦を巻く傾向があります。けっこう好きですね、こういうレンズ。
Lumix DMC-G1+Steinheil Cassarit 1:2.8 f=45mm
BRAUN super IIを手に入れてから、ずっと交換レンズを探していました。
或る年の中古カメラ市で、格安のボディーのセットをみつけ入手したBRAUN Super PAXETTE IIBLです。
super PAXETTE IIに比べ、ファインダーにブライトフレームが入ったこと、露出計内蔵されていることなどが変化点です。なお、二重像合致式距離計連動は同じ方式。当然、レンズも共通です。
super PAXETTE IIに比べずいぶん背が高くなりました。
コンパクトさは少し失われたようです。
この頃のドイツ製カメラは、本当に精密機械という感じがして、よいですね。
ロゴはBRAUNとしか書かれていませんが、Super PAXETTE IIと同じもののようです。
1956年頃のものです。
当時、別称プアマンズライカと言われ、高価なライカに比べ比較的廉価でレンズ交換の出来るレンズ交換式のレンジファインダーカメラが多数販売されていました。
多くのものが比較的製造コストが安くすむレンズシャッター機です。
以前にここでも紹介した、Ftura PやAltix-nなどもこの範疇に入ります。
その中でもBRAUN PAXETTEシリーズは、レンズやアクセサリーなどのシステムとして豊富にそろっていることが特徴です。
マウントは39mm径のスクリューマウントです。
プアマンズライカらしく、ライカLマウントと同じ径ですが、ビハインドシャッター機なのでフランジバックがライカLよりも長くなっています。ライカL39が28.8mm、PAXETTEが44.0mmです。
昔はPAXETTE用レンズをライカマウントレンズと間違えて失敗した人もいたと、聞いています。
今となっては、PAXETTE用レンズの方が珍しいかもしれません。
レンズは、PAXETTEオリジナルブランド以外にも、
Zeiss製、Steinheil製、Schnaider製などがあります。
文献によると、下記のようなレンズが知られているようです。
(まだまだ、たくさんあるのかもしれませんが)
Staeble Choroplast 4.5/35
Staeble - Lineogon 3.5/35
Staeble Choro 3.5/38
Staeble Kata 2.8/45
Steinheil Cassarit 2.8/45
Staeble Kata 2.8/50
Ultralit 2.8/50
Zeiss Tessar 2.8/50
Schneider Xenar 2.8/50
Steinheil Quinon 2/50
Roeschlein Luxon 2/50
Staeble Neoplast 5.6/85
Telenar 3.8/90
Enna Ennalyt 3.5/135
Telenar 5.6/135
マウントを改造しようと思っていましたが、フランジバックが長いことを利用してマウントアダプターを作成してみました。
まずは、マウントのパーツ探しです。
中古カメラ屋で、MamiyaのAUTO-EXT RING No.1を入手しました。
このRINGのボディ側にマウントを移植すればよさそうです。
まずはオート絞り用のピンを外します。
そこにジャンクレンズから外したM42のマウントをあてると、あら不思議、ぴったり口径が合いました。
そして、無限遠がでるよう若干M42マウントの後ろ側を紙ヤスリで削ってから、接着しました。
(※ 皆さん、カメラやレンズの改造は、自己責任でお願いしますね)
さてできあがったのが、このマウントアダプター。
Fujica ST801に付けてみると、こんな感じになります。
なかなか格好良いでしょう。
レンズの試写の結果はまたあとで、ご報告したいと思います。
コシナが最初にベッサLと一緒に発売したLマウントレンズVoigtlander SNAPSHOT SKOPAR 25mm F4
距離計連動しない目測専用レンズですが、マイクロフォーサーズ機ではピント合わせが可能になります。
6年ほど前に、ファインダー無しの中古品として入手しました。今となってはファインダー無しでも困りません。
マイクロフォーサーズ機で使うと、35ミリ判換算で約50mmとなり、標準レンズとして使えます。
なお現在では、コシナから距離計連動するMマウントのものが販売されています。
元々周辺光量落ちするレンズでしたが、フォーサーズ判ではその影響はほとんどありません。
開放F値では、周辺の画質低下がありますが、F5.6まで絞ると比較的画質が均質化します。
小さくて軽いレンズですので、いつも付けておく標準レンズとして重宝するレンズです。
Lumix DMC-G1+Voigtlander SNAPSHOT SKOPAR 25mm F4
CマウントのシネニッッコールCine-NIKKOR 1:1.8 f=25mm、
開放F値にして最短撮影距離で撮ると、アウトフォーカスのところがグルグルまわります。
不思議な絵になりますね。
Lumix DMC-G1+Cine-NIKKOR 1:1.8 f=25mm