迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

ようやく秋本番、色づいてきました

2023-11-23 23:32:57 | Nikon F mount lens made by NIKON

朝晩の気温が下がって少し寒くなってきたと思ったら、あっという間に木々が色づいてきました。今日はニコンのAF-S DX NIKKOR ED 18-135mm F3.5-5.6Gを持って公園で撮影です。

木々の葉は赤に、空には秋の雲が。

赤い木の葉の奥に玉ボケもが出ています。

1羽のカモが泳ぐ池の周りも、木々が色づいています。

モミジの本格的な紅葉は、もう少し先でしょうか。


  いずれも Nikon D70+AF-S DX NIKKOR ED 18-135mm F3.5-5.6G

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ボケ味を楽しむ AI AF Nikkor 50mm F1.4D

2021-10-19 23:07:49 | Nikon F mount lens made by NIKON

以前に紹介したニコンの標準レンズ AI AF Nikkor 50mm F1.4D、ピント合致したところはとてもシャープですが、そこからなだらかにボケていきます。適度に離れた位置の花は少し二線ボケのようなボケも見えます。

 

こういうボケ味もなかなか楽しいですね。

 いずれも Nikon D50+AI AF Nikkor 50mm F1.4D

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とろけるような絞り開放の描写 AI AF Nikkor 50mm F1.4D

2021-09-26 22:50:28 | Nikon F mount lens made by NIKON

今日のレンズは、ニコンのAF標準レンズAI AF Nikkor 50mm F1.4Dです。フィルム時代の1995年からデジタル時代まで、比較的長い間発売されていました。


   レンズ構成  6群7枚
   最短撮影距離 0.45m
   フィルター径 52mm
   重量               230g

APS-Cサイズの一眼レフにつけて撮影です。35ミリフィルムカメラ換算で75mm程度の画角になります。

遠景は、もちろんしっかり写ります。

絞り開放で最短撮影距離付近での撮影では、中心部はしっかり芯がありますが、少しフレアがかっており、ふわっーとした感じになります。

後ろボケもなかなかきれいです。

   いずれも Nikon D50+AI AF Nikkor 50mm F1.4D

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ちょっとだけ古いデジタル用高倍率ズーム AF-S DX NIKKOR ED18-135mm F3.5-5.6G

2021-09-13 23:10:52 | Nikon F mount lens made by NIKON

今日のレンズは、ニコンのAPS-Cサイズの高倍率ズームレンズAF-S DX NIKKOR ED 18-135mm F3.5-5.6Gです。2006年に出たD80のキットレンズとして発売されたものです。レンズ名が少し擦り切れており、鏡胴のゴムに少し緩みが出ていたので、ジャンクレンズとして格安で手に入れることができました。

   レンズ構成  13群15枚
   最短撮影距離 0.45m
   フィルター径  67mm
   重量    385g

35ミリフィルムカメラ換算で、28mmから200mmの高倍率ズームとなります。太めの図体の割には385gと軽量で持ち運びに便利です。今となっては手振れ補正が付いていないのが惜しいところですが、超音波モーター駆動なので音は静かです。
写りのほうは、高倍率ズームとしてはかなりよい感じです。まずは広角側。


近接撮影での後ろボケは、若干二線ボケの傾向がありますが、きれいなほうかと思います。


 いずれも Nikon D50+AF-S DX NIKKOR ED 18-135mm F3.5-5.6G

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オールドニッコールを味わう NIKKOR-S Auto 50mm F1.4

2021-05-23 22:45:30 | Nikon F mount lens made by NIKON

ニコンFマウントの標準レンズNIKKOR-S Auto 50mm F1.4です。ニコンFマウントの50mmF1.4としては初代のレンズとなり、シリアル番号から見ると1963年頃の製造のようです。もう少しで還暦を迎えるオールドニッコールということになります。距離はフィート表示のみです。


   レンズ構成  5群7枚
   最短撮影距離 2feet
   フィルター径 52mm
   重量             304g


開発の経緯等はニッコール千夜一夜物語の四十四夜で書かれていますので、ご参照ください。ニコンを代表する歴史的なレンズとのことです。
さて入手したNIKKOR-S Auto 50mm F1.4ですが、購入した時からすでに露出計連動爪、通称「カニ爪」が外されていました。このレンズは非Aiレンズに分類されるレンズであり、デジタル機の中には物理的に装着できない機種もあるようです。ちなみにD50には装着できませんでした。まあミラーレス用のマントアダプターでは、問題なく装着できます。
さて写りのほうはどうでしょうか。絞り開放で遠景を撮影すると、にじみの発生と、周辺四隅の解像性は低く、周辺光量落ちもあり、なかなかのクラシカルな表情を示します。

 

近接撮影では、ピント合ったところはかなりシャープで、立体感があります。

 

後ろボケも何か上品な感じです。

 いずれもSONY α7+NIKKOR-S Auto 50mm F1.4

さすが初代とはいえ、ニコンを代表するオールドレンズです。タダモノではありません。

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2020-08-28 23:27:19 | Nikon F mount lens made by NIKON

 Nikon D50+AF-S DX NIKKOR 55-200mmF4-5.6G VR

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ボケがきれいな望遠ズーム AF-S DX NIKKOR 55-200mmF4-5.6G VR

2020-08-17 17:26:41 | Nikon F mount lens made by NIKON

ニコンのDXデジタル用の小型軽量の望遠ズームレンズAF-S DX NIKKOR 55-200mmF4-5.6G VRです。このコンパクトな中に手ブレ補正機構VRが内蔵されています。

    レンズ構成 11群15枚
    最短撮影距離 1.1m
    フィルター径 52mm
    重量 335g

現代のレンズですので、遠景の写りは申し分ありません。


使ってみて驚いたのが、望遠側の近距離で撮影するとボケがとてもきれいなことです。

 

きれいにボケてくれます。

 

なだらかにボケていきます。

 Nikon D50+AF-S DX NIKKOR 55-200mmF4-5.6G VR

 

ダブルズームキットのレンズとしても売られていたようですので、中古店でもよく見かけます。けっこう身近にボケのきれいなレンズがあるのですね。

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名刀の切れ味の如し Ai Micro-Nikkor 55mm F3.5

2020-08-10 17:13:31 | Nikon F mount lens made by NIKON

ニコンFマウントのMF時代のマイクロニッコールAi Micro-Nikkor 55mm F3.5です。ニッコール千夜一夜物語によると、このレンズの光学系は1961年発売のマイクロニッコール55mm F3.5まで遡れるとのことです。このAi Micro-Nikkor 55mm F3.5が発売されたのが1977年で、このあとAi Micro-Nikkor 55mm F2.8が発売される1980年までの長きにわたり、光学系の基本設計を変えることなく販売が続いていたそうです。

    レンズ構成 4群5枚
    最短撮影距離 0.241m
     (最大撮影倍率0.5倍)
    フィルター径 52mm
    重量 240g

このレンズの光学系は、4群5枚のクセノタール型であることが特徴です。前記ニッコール千夜一夜物語の中では「独創的」という表現で書かれています。こう書かれると、どんな性能か期待してしまいます。
まずは遠景。


そして近接撮影では、ものすごいシャープです。

 

まるで名刀の切れ味の如しです。

 

 

 いずれも Lumix G2+Ai Micro-Nikkor 55mm F3.5

 

さすがロングセラーのマイクロニッコール、撮影していて楽しいレンズです。

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しっかりものの庶民派ワイドレンズ Ai NIKKOR 28mm F3.5

2020-04-12 11:19:34 | Nikon F mount lens made by NIKON

1970年代後半に販売されていたマニュアルフォーカスの広角レンズAi NIKKOR 28mm F3.5です。以前にこの前のタイプのNew Nikkor 28mm F3.5を紹介しましたが、Ai NIKKORになって洗練されたスタイルとなりました。

  

    レンズ構成 6群6枚
    最短撮影距離 30cm
    フィルター径 52mm
    重量 235g

 

同時に販売されていた28mm F2.8に比べると、当時の価格でも1万円以上の開きがあったようです。
廉価版とは言え、さすがニッコールレンズ、造りは全く手抜きをしていません。写りのほうは、開放F値でも中心部の解像力は素晴らしく、四隅も流れることはありません。

 

近接の場合は、後ろボケが少し硬い感じがしますが、中心部の解像力は立派です。

 いずれもSONY α7+Ai NIKKOR 28mm F3.5

 

比較的入手しやすいレンズですので、ぜひお一ついかがでしょうか。

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公園の紅葉 AI AF Nikkor 50mm F1.8S

2019-12-15 17:56:51 | Nikon F mount lens made by NIKON
公園の紅葉をAI AF Nikkor 50mm F1.8Sで撮影しました。今回もAFで使いたかったのでAPS-Cサイズでの撮影です。


けっこう色づいています。


後ろボケがなかなか暴れて、これはこれで面白い描写になりました。

  いずれもNikon D50+AI AF Nikkor 50mm F1.8S
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コンパクトなAF標準レンズ AI AF Nikkor 50mm F1.8S

2019-10-22 16:17:36 | Nikon F mount lens made by NIKON
ニコンのフィルム時代のコンパクトなAF標準レンズAI AF Nikkor 50mm F1.8Sです。
 

  レンズ構成   5群6枚
  最短撮影距離  0.45m
  フィルター径  52mm
  重量      155g

現在(2019年10月)でも、レンズ構成は同一でDタイプのAI AF Nikkor 50mm F1.8Dが販売されています。とてもコンパクトで軽いレンズです。コンパクトなカメラにはよく似合います。
 

APS-Cサイズの一眼レフにつけて撮影してみました。35ミリフィルムカメラ換算で75mm程度の画角になります。今日は最短撮影距離付近での撮影です。


なかなかきれいな後ろボケです。

    Nikon D50+AI AF Nikkor 50mm F1.8S

次はフルサイズでも撮影してみたいです。




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ヘリコイド故障のニコンレンズを使う Nikkor-H Auto 50mm F2

2018-04-27 23:57:41 | Nikon F mount lens made by NIKON

ニコンFマウントの標準レンズNikkor-H Auto 50mm F2です。ニッコール千夜一夜物語第二夜によると、東京オリンピックのあった1964年に発売されたとのこと。
  

  レンズ構成  4群6枚
  最短撮影距離 0.6m
  重量     200g
  フィルター径 52mm

私が手に入れた個体は、ヘリコイドが無限遠で固着していて動きません。アルコールを染み込ませたり、少し分解してみたりしましたがダメでした。無限遠だけは撮影ができるのですが、それでは面白くありません。


先日、ご紹介したニコンF/M42マウントアダプターもどきと、M42/ソニーE薄型アダプターを組み合わせることで、Nikkor-H Auto 50mm F2が無限遠から40cm位まではピント合わせることができるようになりました。


さて写りの方ですが、私の個体は初期のシングルコート時代のもので、解放F値では少しにじみが出て、レトロな雰囲気になります。


もちろんF5.6まで絞れば、にじみが消えてしっかり写ります。

  SONY α7+Nikkor-H Auto 50mm F2

この方法を使えば、無限遠から最短撮影距離よりも近いところまで、シームレスで使うことができるようになりました。けっこう応用範囲が広がるので、楽しい撮影が出来そうです。

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明るい広角レンズ AI Nikkor 24mm F2S

2018-01-06 23:40:10 | Nikon F mount lens made by NIKON
24mmでF2という明るいレンズの割には、フィルター径52mmで収まっているコンパクトな広角レンズ。持ってみると意外に重く、ずっしり詰まっている感じがします。

  レンズ構成  10群11枚
  最短撮影距離 0.3m
  重量     300g
  フィルター径 52mm

フルサイズで撮影すると、開放F値では周囲がやや流れる傾向ありますが、少し絞ればかなりすきっとした絵になります。



  SONY α7+AI Nikkor 24mm F2S
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古豪レンズ  NIKKOR-S Auto 1:2.8 f=35mm

2017-05-07 18:03:11 | Nikon F mount lens made by NIKON
NikonのMFの広角レンズです。たぶんニコンFの時代でしょうか。
  
 レンズ構成 6群7枚
 最短撮影距離 0.3m
 重量 200g
 フィルター径 52mm

前玉が大きい古いレトロフォーカスタイプです。この時代のニッコールレンズは、絞り表示がカラフルで高級感がありました。
  

この個体は、キズ有、クモリ有のジャンク品でした。ゆえに逆光のような強い光が入るとフレアが出ます。


絞り開放、最短撮影距離付近で撮影すると、少し周辺が流れたように写ります。

 いずれも SONY α7+NIKKOR-S Auto 1:2.8 f=35mm

けっこうおもしろいレンズですね。
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春の花壇  ~Nikonふわっとソフト90mmF4.8

2017-05-07 00:37:43 | Nikon F mount lens made by NIKON

  SONY α7+Nikonふわっとソフト90mmF4.8
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