APS-C機でも使える、小さなシネレンズWOLLENSAK CINE VELOSTIGMAT 1inch F2.5、先日ご紹介した時には曇天時の写真でしたが、夏の晴れの日に撮影してみました。
SONY NEX-3N+WOLLENSAK CINE VELOSTIGMAT 1inch F2.5
周辺の光量落ちが目立ちますが、これはこれで面白い効果になっているのではないでしょうか。空の青色や広告の赤色もなかなか色合いです。スナップ用レンズとして重宝しそうです。
APS-C機でも使える、小さなシネレンズWOLLENSAK CINE VELOSTIGMAT 1inch F2.5、先日ご紹介した時には曇天時の写真でしたが、夏の晴れの日に撮影してみました。
SONY NEX-3N+WOLLENSAK CINE VELOSTIGMAT 1inch F2.5
周辺の光量落ちが目立ちますが、これはこれで面白い効果になっているのではないでしょうか。空の青色や広告の赤色もなかなか色合いです。スナップ用レンズとして重宝しそうです。
今日のカメラは、旧西ドイツ製のレンジファインダーカメラBRAUN PAXETTE II Mです。1950年代のレンズ交換可能なレンズシャッターカメラです。ドイツのニュールンベルグのBRAUN社(Carl Braun Camerawerk)が発売したカメラです。あのシェーバーのBraunとは別の会社です。
フォーマット :135判 24×36mm
マウント :パクセッテマウント(39mm径のスクリューマウント※)
シャッター :レンズシャッター PRONTOR-SVS
シャッタースピード:B, 1-1/300秒
ファインダー :50mmフレーム、二重像合致式(独立距離計用)
フォーカシング:手動、独立距離計で測距可能
露出計 :なし
フィルム送り :レバー2回巻き上げ、ノブ巻戻し
重量 :436g(実測値)
発売年 :1953年頃
※パクセッテマウントのフランジバックは44.0mm。ライカL39マウントとネジ口径は同じですが、ライカとはフランジバックが異なるため、互換性はありません。
BRAUN PAXETTEシリーズは、1950年から1960年代前半頃までのレンズシャッター式の35mm判レンジファインダーカメラです。様々なタイプのカメラがありました。
ざっくり分類すると、3タイプになります。
I型:レンズ固定式 (例:Paxette)
II型:M39スクリューマウント(通称パクセッテマウント)レンズ交換式
III型:バヨネットマウントレンズ交換式
さらにII型には、
a)距離計非連動式 ・・例:今回紹介のBRAUN PAXETTE II M
b)距離計連動式 ・・例:Super II、Super PAXETTE IIBL
PAXETTE II Mには、アクセサリーシューの右側にノブ(赤で囲んだ部分)がついています。これが独立距離計を動かす部分です。このノブを回転させるとファインダー内の二重像が動きます。合致したところでノブの上に表示された距離を読み取り、それをレンズの距離環で表示させることで、ピント合わせを行います。
PAXETTE II M(左)とSuper II(右)を並べてみました。正面にBRAUNと書かれているのがSuper IIです。大きさはほぼ同じで、前面のデザインもロゴ以外はほとんど同じに見えます。
軍艦部を上から見てもほぼ同じデザインです。異なるのは距離計の小さなノブだけのようにみえます。
底面の大きなノブリングを回すと、裏蓋ごと外れます。
バルナックライカなどと比べればフィルム交換は楽です。フィルムを入れて蓋を閉めるとしっかり嵌めこめます。この時代の旧西ドイツ製品は、遊びが少ないのにかかわらず、精度よく嵌めこめるのが良いですね。改めてカメラは精密機器だということを認識できます。ドイツ製品の良いところですね。
パクセッテマウントのレンズは、Zeiss、Schneider、Steinheil、Roeschlein、Enna、 Staebleなど、様々なメーカーから供給されていました。さらにその中に、距離計連動するものと、距離計には連動しないものが存在しました。ちなみにBURAUNパクセットのレンズとしては、M39スクリューマウントのものがポピュラーです。中古レンズの市場でもバヨネットマウントはあまり見かける機会がないレンズなようです。
このように、カメラのタイプ、それに応じたレンズのタイプ、さらにマウント違いまで、かなり複雑なシステムになっています。この辺りは趣味的には、なかなか興味深いシステムです。
約70年前のカメラですが、頑丈な旧西ドイツ製ですので、今でも可動なものも多く残っているようです。私の個体もシャッター全速動いています。頑丈な精密カメラというところでしょうか。
Pentax Q7には、スマートエフェクト「ドラマチックアート」というモードがあります。オリンパスのアートフィルター「ドラマチックトーン」と同じような効果が得られます。スマートエフェクトはQ7のボディ前面のクイックダイヤルに登録可能です。すぐにドラマチックアートが使えるよう登録してあります。
Pentax Q7+02 STANDARD ZOOM 5-15mm F2.8-4.5(ドラマチックアート)
ソニーのフルサイズ対応標準ズームレンズ FE 28-70mmF3.5-5.6 OSSです。ソニーのフルサイズミラーレス機の初代α7と同じ2013年から販売が始まり、最新のα7IVのキットレンズとしても販売が続けられています。レンズ名の最後にOSSとあるので、レンズ内に手ブレ補正機構が内蔵されています。
レンズ構成 8群9枚
最短撮影距離 0.3-0.45m
フィルター径 55mm
重量 295g
まず広角側です、絞り開放で後ろを少しぼかしてみました。
望遠側で絞り開放での最短撮影距離付近です。玉ボケがきれいに出ています。
SONY α7+FE 28-70mmF3.5-5.6 OSS
廉価版のキットレンズと侮るなかれ、写りはなかなかなものです。良いレンズですよ。
トキナー(現ケンコートキナー)の広角レンズTokina EL 28mm F2.8です。このレンズはあまり情報がなく、レンズ構成は不明です。ただTokina RMC 28mm F2.8と同じ光学系ではないかという情報もありますが、その情報が正しいとすると5群5枚のようです。
レンズ構成 ?
最短撮影距離 0.3m
フィルター径 52mm
重量 245g(実測)
マウントはコニカARです。最小絞りは16で、絞り表示にEEがあります。
フルサイズのミラーレス機に、マウントアダプターを介して装着し撮影してみました。
遠景では、絞り開放では四隅がわずかに緩くなりますが、ちょっと絞れば周辺まできれいに解像します。
最短撮影距離付近では、けっこう後ろがボケます。
後ろボケは少しかたい感じもしますが、汚いボケではないようです。
SONY α7+Tokina EL 28mm F2.8
特別優れているとは言えませんが、不可なところは見当たりません。まあ、普通の広角レンズという所でしょうか。