少し暗めのところを好んで咲くシャガの花が咲いています。
今日は手元にコンデジしかもっていなかったので、マクロモードで撮影です。
コンデジですので、ボケは少ないです。
Pentax Optio V20
対角魚眼は入手しましたが、もうひとつの魚眼である円形魚眼は高価で、
しかも使うシーンが少なそうなので、なかなか手に入れる気がおきませんでした。
先日、ある中古レンズ売り場の片隅に、小さなコンバージョンレンズを見つけました。
ショーケースから出して見せてもらうと、
Kenko Digital Fisheye Converter KD-025
と書いてあるではありませんか。
調べると、コンデジ用の円形魚眼のフロントコンバーターとのこと。
昔、Kenkoが一眼レフのレンズの前に装着する魚眼コンバーターを出していたのを思い出しました。このコンデジ版のようです。
価格も格安でしたので入手して、家に帰って、いくつかの小口径レンズのコンデジをとっかえひっかえして試してみました。
その結果としては、1000万画素以下のコンデジでは中心でも画質が甘く使えそうもないことがわかりました。
所有している中で、まともなのが、Optio RS1000だけです。
レンズの前に手で固定して撮影します。黒のマスキングテープで反射しそうな部分は対応しましたが、
内部での反射が大きく影響します。まあ、お手軽魚眼ですので、仕方ありません。
さて、写りはこんな感じ。
180度は確実に写っているようですが、周辺になるにつれ甘々の画質になってきます。
いろいろ撮ってみました。
いろいろと制約はありますが、これはこれで楽しいおもちゃです。
東独のツァイスで長く生産されていた中望遠レンズ、Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80(M42)です。
中判カメラのペンタコン6の標準レンズとしては比較的近年まで売られていました。ペンタコン6用以外には、M42マウントとエキザクタマウントなどがあったようです。
ご紹介する個体はM42マウントでアルミ製の鏡銅であり、1950年代の製造のもののようです。
レンズ構成:4群5枚
最短撮影距離:0.8m
フィルター径:49mm
レンズ構成は4群5枚で、ローライフレックスにも搭載されていたXenotar 80mmF2.8とかなり近いレンズ構成のようです。
(参考文献:「こだわりのレンズ選び」p.142 写真工業出版 2003.12発行)
私の所有している個体は、内部にけっこうクモリが出ているため、かなりソフトで滲んだ描写をします。
これはこれで面白いのですが、ピントの山が見えず、ピント合わせにかなり苦労しました。
いずれもLumix G2+Carl Zeiss Jena Biometar 2.8/80(M42)
文献によると四隅まで解像力が高いレンズとのことなので、いつか分解清掃をしてきれいな状態で描写を楽しんでみたいと思います。