春になるとMeyer-Optik Goerlitz Trioplan 1:2.8/100が活躍します。
Lumix-G2+Meyer-Optik Goerlitz Trioplan 1:2.8/100(M42)
Dマウントのシネレンズには、なかなか個性が強いモノが多いようです。その中でも飛びぬけてクセが強いレンズを紹介しましょう。8ミリシネカメラ用のCINE YASHINON 13mm F1.4。
昭和30年代のDマウントレンズです。ちょっと奥まった位置にレンズがあります。焦点距離は13mmですので、先に紹介したKino-Sankyo 13mmと同じで、35ミリフィルムカメラ換算で約60mmのほぼ標準のシネレンズになります。今まで紹介してきたシネ用レンズの中では一番明るく、開放F値は1.4です。
さて、写りを見てみましょう。
まずは、これを見てください。開放F値で近接撮影です。
中心は、ややソフトですが十分に解像しています。ところが周辺は見事にグルグル渦を巻いたように写ります。
今度は花壇のチューリップ。
見事に回っています。
さて、このグルグルですが、絞りを絞っていくとどうなるのかを試してみました。
まずは、F2では。まだけっこう回っています。
そしてF4まで絞ると、ずいぶんと感じが変わります。だいぶグルグル感は弱くなったようです。
いずれも、Pentax Q7+CINE YASHINON 13mm F1.4
楽しいですね。こういうレンズ、好物です。
この週末は、東京でも満開。桜のトンネルを抜けて、走ります。
Pentax K-5+Tamron AF18-250mmF3.5-6.3XR Di II(Model A18)
Pentax K-5+Tamron AF18-250mmF3.5-6.3XR Di II(Model A18)