どんよりした天気が続いています。7月のわずかな晴れ間に撮った写真を載せましょう。緑の中を緑いろの電車が走ります。
OM-D E-M1+G VARIO 45-150mmF4-5.6MEGA O.I.S.
どんよりした天気が続いています。7月のわずかな晴れ間に撮った写真を載せましょう。緑の中を緑いろの電車が走ります。
OM-D E-M1+G VARIO 45-150mmF4-5.6MEGA O.I.S.
ペンタックスのMF時代Mシリーズの標準ズームレンズsmc PENTAX-M 40-80mmF2.8-4です。さすが変な焦点距離が好きなペンタックス、40-80mmという何とも面白い焦点距離のズームレンズを出していました。
レンズ構成 7群7枚
最短撮影距離 1.2m
フィルター径 49mm
重量 395g
焦点距離は回転ズームリングで変更します。80mmのところでマクロ機構が使えるのですが、このマクロ時には直進操作になります。回転と直進が混在する面白い機構になっています。最短撮影距離が1.2mですので、広角側40mmの時は全く寄れずに使いにくいのですが、80mmでは直進マクロで0.37m程度まで寄れるので、面白い使い方ができそうです。
写りのほうはどうでしょうか。まずは遠景、しっかり写ります。(40mm)
広角側40mmの時の絞り開放での最短撮影距離付近です。あまり近づけないのですが、背後の小さいボケがけっこう強く主張しています。
望遠側80mmの時に絞り開放で寄ると、背後のボケが少しずつ主張し始めます。
マクロ機構を使ってさらに寄ると、後ろボケがバブルのような形のボケが出ることがあります。なかなか面白いレンズです。
いずれもSONY α7+smc PENTAX-M 40-80mmF2.8-4
パナソニックのマイクロフォーサーズの広角レンズのLUMIX G 14mm F2.5 ASPH. を取り上げます。35ミリ判換算で28mmの薄型軽量レンズです。
Panasonicのレンズで最薄・最軽量です。現在はII型になってデザインは変更されていますが光学設計上の変更はないそうです。
レンズ構成 5群6枚
最短撮影距離 0.18m
フィルター径 46mm
重量 55g
厚さ20.5mm重さ55gというパンケーキレンズです。35ミリ判用のAi NIKKOR 28mm F3.5(左)と比べてみると、いかに小さいかがわかるかと思います。これでもレンズマウントは金属製なんです。
もちろん現在のレンズですので、写りのほうは申し分ありません。優秀な広角レンズです。
Olympus E-PL3+LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.
OM-D E-M1+LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.
最短撮影距離は18cmと寄れ、それなりに背景をボカすこともできます.
OM-D E-M1+LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.
Olympus E-PL3+LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.
薄型軽量なので、ボディキャップのように常時つけて使っています。
ペンタックスのMF時代のAシリーズの100ミリマクロレンズsmc PENTAX-A MACRO 100mm F2.8です。
ペンタックスの100ミリマクロは、スクリューマウント時代はBellows-takumar100mmF4(3群5枚)、smac Macro-TAKUMAR 100mm F4(3群5枚 最大拡大倍率1:2)などがありました。その後、Kマウントになり、代表的なMF用としては下記のレンズが知られています。
①smc Pentax 100mm F4 Macro(3群5枚 最大拡大倍率1:2)
②smc Pentax-M 100mm F4 Macro(3群5枚 最大拡大倍率1:2)
③smc Pentax-A 100mm F2.8 Macro(7群7枚 最大拡大倍率1:1)
今回取り上げる③は、開放F値が2.8と明るくなって、さらに等倍マクロとなった画期的な高性能レンズでした。ここで紹介しているレンズは某中古販売店でジャンクとして売られていたもので、外観と内部に少し汚れがあります。
このレンズの後はAF用になり、レンズ構成も新たになったsmc Pentax-F 100mm F2.8 Macro(8群9枚 最大拡大倍率1:1)が発売されています。
大ぶりなヘリコイドは滑らかに動きマニュアルでのピントが合わせやすいレンズです。最大に繰り出すとこれだけ伸びます。
レンズ構成 7群7枚
最短撮影距離 0.31m
フィルター径 58mm
重量 470g
さすがに、高性能マクロ、とてもシャープです。
ボケもなかなかきれいです。
いずれもSONY α7+smc PENTAX-A MACRO 100mm F2.8
なかなか写りがよいので、もっと使ってみたいレンズです。
暑くなってきました。公園でも夏の花、橙色のユリが咲いています。
OM-D E-M1+ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro
2020年もあっという間に半年が過ぎました。
新型ウイルスの影響で世の中がずいぶんと息苦しくなりました。こころおきなく撮影に行ける日が待ち遠しいです。
写真の機材は、EXA IIb+Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm F2
2020年 1月から6月までに紹介した「迷レンズ」のリストです。
・コシナ Cosina 24mmF2.8(Kマウント)
・ヘリコイドアダプターOM-NEX
・ミノルタ AF28mm F2.8(Aマウント)
・トプコン UV Topcor 53mm F2(Topcon UVマウント)
・ペンタックス Super-Multi-Coated Takumar 28mm F3.5(M42マウント)
・マミヤ MAMIYA-SEKOR C 55mm F2.8(マミヤM645マウント)
・ペンタックス smc PENTAX-A 28mm F2.8(Kマウント) その1 その2
・ペンタックス smc PENTAX-DAL 55-300mm F4-5.8 ED(Kマウント)
・岡谷光学機械 Highkor 4cm F3.5(M42マウントに改造)
・ニコン Ai NIKKOR 28mm F3.5(ニコンFマウント)
・セコニック Studio S (入射光式露出計)
・コダック Retina II #110 with Ektar 47mm F2(クラシックカメラ)
・ヤシカ Yashicaflex A2(クラシックカメラ)
・オリンパスクロームシックスVA(クラシックカメラ)
・アイレス Airesflex modelⅣ(クラシックカメラ)
・小西六 Konitor 50mm F4.5(M42マウントに改造)
・アルコ CINE-ARCO 1/2inch F1.8(Dマウント)
・コシナ Voigtlander COLOR-SKOPAR 21mm F4(Lマウント)
・シュナイダー Retina-Xenon 50mm F1.9(デッケルマウント)
・ツァイス Carl Zeiss Jena P 1:1.4 f=50mm MC(プラクチカBマウント)
下半期もぼちぼちと迷レンズを紹介していきます。