迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

オールドレンズやカメラの参考書(2) カメラレビュー

2023-10-09 23:53:44 | Accessory、 Books

オールドレンズ、カメラの素性を調べるのに有効な参考書として、朝日ソノラマ社が刊行していた「カメラレビュー クラシックカメラ専科」が有名ですが、このクラシックカメラ専科のシリーズの前に朝日ソノラマ社は「季刊カメラレビュー」という雑誌を1977年から1984年まで刊行していました。

内容は、新製品のカメラやレンズの紹介記事、特にメカニズムが詳しく書かれていました。さらに一部のページでクラシックカメラが紹介されていました。例えば、写真のNo.3「特集 レンズ」(1978/5発行)に掲載されている内容は、
 ・レンズのあゆみ、レンズの味、最近のズームレンズ
 ・特殊レンズのすべて(魚眼、アオリ付き、マクロ、ソフトフォーカスレンズなど)
 ・有名レンズ物語
 ・日本で買える35ミリカメラ用レンズ一覧
 ・新鋭カメラ技術公開:ミノルタXG-E
 ・モダンテスト:フジカAZ-1、ミノルタXD
 ・最新カメラ分解:アサヒペンタックスME
 ・メカニズムトピックス:メタルシャッターの歩み
 ・クラシックカメラ:フォス・デルビー、ミカオートマット
 ・幻のカメラを追って:コニカドミレックス
 ・付録ソノシート:モードラ・ワインダー音パレード
最新カメラとして掲載されているカメラ名を見ると、時代がよくわかるかと思います。ソノシートというのが懐かしいですね。
この中のクラシックカメラに関する部分を独立させシリーズ化したのが「カメラレビュー クラシックカメラ専科」になります。
このカメラレビューの刊行時期は、MF一眼レフが、自動露出、プログラム露出、ストロボ自動露出、自動巻き上げ、ズームレンズの台頭、と進化していった時代にあたります。全33号のうち半分程度しか収集できていませんが、この時代のカメラやレンズの情報を得るのに、とても重宝しています。


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2 コメント

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カメラレビュー (ぽせいどん)
2023-10-11 10:00:30
私もカメラレビュー誌それなりの数を所蔵しております。
パソコンと同室の本棚に増刊号のクラシックカメラ専科・明記105の使い方(昭和55年)がありました。
A型Leica・・・それ以前の1800年代の機種までかなりの数が載ってます。
その他の号は離れの段ボール箱の中です。
10年後どうなっているのか???
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コメントありがとうございます (oban3)
2023-10-11 22:52:48
ぽせいどん 様
コメントありがとうございます。
カメラレビュー誌などの書籍は有用なので、つい買い集めてしまうのですが、
増えすぎて保管場所に苦労しています。
あちこちに置いてしまっているので、どこにあるのか、時々わからなくなります。
何とかしたいですね。
今後とも、よろしくお願いします。
返信する

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