今年はどうもありがとうございました、2012年もよろしくお願いします

２０１１年もあと数時間。
今年も「迷レンズ探訪」を見ていただき、どうもありがとうございました。
　　　　
　　　　　NEX-5＋MD ROKKOR 1:1.4 f=50mm

今年もカメラとレンズの出入りが激しい年でした。
気が付くと、今年はデジタル一眼を１台入手しました。一方で１台手放しています。
そしてマウントアダプターも５種入手しています。
レンズも約２０本増えました。そのうち、まともなレンズは１本、のこりは全てジャンク品でした。
正月に「今年こそ、レンズは増やさずに使うことに専念します」と誓ったのに、やっぱりダメでした。
無理な誓いをたてるのは身体に良くありませんね。

来年もマイペースでゆったりとやっていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

MD ROKKOR 1:1.4 f=50mm （分解掃除編）

今回の紹介するレンズは、MD ROKKOR 1:1.4 f=50mmです。
最初に分解掃除編を、お送りします。

フィルター径55mmのMD初期バージョンです。

この後のバージョンは、フィルター径が49mmになっています。

このレンズは、カビだらけのものをジャンクレンズとして入手しました。
しばらくそのまま放っておいたのですが、デジタルで使ってみたく、カビ除去のお掃除をすることにしました。

カビの位置は前玉の内側のように見えましたので、まずは前から分解していきます。
銘板をゴムを当てて外します。結構苦労しましたが外れました。
あとから良く見るとカニ目があり、そこをオープンナーで開けると簡単だったようです。
銘板を外すと３つ1組のねじが２組見えます。


これを外すのですが、あとで上手く組み立てられるよう、そっとしるしをつけておきます。


ねじを外して、レンズサッカーなどで持ち上げると、前玉群がそっくり外れます。


見ると、絞りの前後がかなりカビが発生していました。
これを、オキシドールでカビ取りして、そのあとクリーニング液できれいにします。
絞りの前後の面はきれいになりましたが、まだレンズ群の中の面の隅に少しカビが残っているようです。
これ以上分解するには、レンズの貼り付け面をバラす必要があり、手に負えそうもないのでこのままにしました。
結局、カニ目回しは不要でした。ゴムとドライバーだけでカビに到達しています。
ひどいカビは治まったので、一応これで撮影ができそうです。

※レンズの分解は自己責任でお願いします。

Coolpix S600

NikonのCoolpix S600です。


キタムラのジャンク棚の中にありました。充電器が付いていないのでジャンク箱行だったようです。
所有しているCoolpix S200と同じ電池が使えるということで入手しました。

28m（35mm判換算）の広角レンズで、かつ光学式手ブレ補正が付いている1000万画素のコンパクトタイプです。
　　広角側の28mmでは、やや樽型の収差があります。
　　

　　写りも決して悪くありません。しかも光学式手ブレ補正がついているので、暗いところでも安心です。
　　

小さくて持ち運びに便利なので、いつも鞄の中に入れておくのに重宝しそうです。


　　

グンヂッロ郊西

建物の名前です。
右から読むのでしたね。
荻窪にある賃貸マンション「西郊ロッヂング」（昭和13年築らしいです）
この日は、建物にかなり影が出ていましたので、NEX-5のHDR（ハイダイナミックレンジ）機能を使ってみました。

　NEX-5＋E16mm/2.8

MD ROKKOR-X 45mm 1:2

今回は、ミノルタのＭＦカメラ用の標準レンズMD ROKKOR-X 45mm 1:2です。
パンケーキレンズと呼ばれる薄型の標準レンズです。


　レンズ構成　５群６枚
　フィルター径　49mm
　最短撮影距離　0.6m
　重量　125g

ロッコールの後にXがついています。これは輸出用のレンズに付けられる名前だそうです。


ずば抜けた性能はないが生真面目な写りをする、なかなか使いやすいレンズです。
ただ最短撮影距離が0.6mなのが残念。


　　発色もなかなか良さそうです。
　　
　　　いずれも　NEX-5＋MD ROKKOR-X 45mm 1:2

青空とイチョウ

　　　空の青とイチョウの黄色を強調してみました。
　　
　　　NEX-5＋E16mm/2.8（色調をPOPにして）　

ROKKOR-TC 1:4 f=135mm

古いロッコールの望遠レンズ　ROKKOR-TC 1:4 f=135mm　です。


　　　レンズ構成　３群３枚
　　　フィルター径　46mm
　　　最短撮影距離　1.5m
　　　重量　　　　　380ｇ

いわゆるトリプレットタイプ。しかもプリセット絞りの円形絞り。


さて写りはというと、
開放Ｆ値でもトリプレット特有のボケは発生せず、比較的素直な描写をします。これも開放Ｆ値が４と暗いレンズ設計だからでしょうか。


多少、二線ボケは目立ちますが


昔のレンズですので淡泊な色調になりますが、順光で撮影すれば比較的きれいな写りをします。


単純なレンズ構成だからでしょうか、解像力もなかなかよさそうです。

名残の紅葉

今年は例年に比べ、紅葉が遅れているようです。
公園の紅葉も色づいています。


　　逆光にすると際だちます。
　　

青空も綺麗でした。

　いずれも　NEX-5＋SNAPSHOT SKOPAR 25mm F4

MD ROKKOR 50mm 1:1.7

前回に続いて、ミノルタのマニュアルフォーカスレンズ。
標準レンズ　MD ROKKOR 50mm 1:1.7です。


　レンズ構成　５群６枚
　フィルター径　49mm
　最短撮影距離　0.45m
　重量　160g

　軽量の標準レンズです
　

　　このレンズも色乗りがよいです
　　

12月になって、町中にはイルミネーションが輝き出しました。
明るいレンズを使うと、どうしてもこんな写真が撮りたくなります。


　　
　　　いずれも　NEX-5＋MD ROKKOR 50mm 1:1.7

MD W.ROKKOR 35mm 1:2.8

今回は、ミノルタのマニュアルフォーカス時代の広角レンズ　MD W.ROKKOR 35mm 1:2.8です。


　レンズ構成　５群５枚
　フィルター径　49mm
　最短撮影距離　0.3m
　重量　165g

　とてもコンパクトなレンズです。
　　　

　発色もなかなか良いレンズです。
　フィルム時代も色乗りの良いレンズでしたが、デジタルになっても良さが失われていません。
　　

0.3mまで近づけます。ボケもけっこう綺麗な気がします。

　いずれも　NEX-5＋MD W.ROKKOR 35mm 1:2.8

スカイツリー オープン半年前

まだ工事中です。

　　NEX-5＋E16mm/2.8（スイングパノラマで）

龍の口 ～浅草寺

久しぶりに持ち出した、Cine-NIKKOR 1:1.8 f=25mm
後ボケが良い具合に、グルグルしています

　Lumix DMC-G1＋Cine-NIKKOR 1:1.8 f=25mm