迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

紫陽花が咲いています

2023-05-29 23:04:24 | A-mount by KONICAMINOLTA, SONY

西日本では梅雨入りになったようです。梅雨の時期の花といえば紫陽花です。公園でも紫陽花が咲いています。ミノルタのハーフマクロレンズ AF MACRO 50mm F3.5を持って撮影してきました。

水色のグラデーションがきれいです。玉ボケも入れてみました。このレンズはカリカリしていないせいか良い感じでボケてくれます。

ガクアジサイの中心の花をアップで。

まだつぼみですが、形の良い花がありました。


 いずれもSLT-A33+Minolta AF MACRO 50mm F3.5

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APS-C機でも使えるシネレンズ WOLLENSAK CINE VELOSTIGMAT 1inch F2.5

2023-05-27 23:18:02 | Cine lens, TV lens

Cマウントのシネレンズ、WOLLENSAK CINE VELOSTIGMAT 1"(1inch)FOCUS F2.5です。

鏡胴にあるのは絞りリングだけで、距離リングはありません。ピント調整ができない固定焦点のレンズです。

とても小さなレンズで、小型のSONY NEX-3Nに付けても、かなり小型であることが分かるかと思います。

Cマウントの焦点距離1inch(約25mm)のシネレンズの場合、Cine-NIKKOR 1:1.8 f=25mmのように、マイクロフォーサーズをぎりぎりカバーするくらいのイメージサークルであることが多いのですが、本レンズはイメージサークルが大きく、APS-Cサイズをぎりぎりカバーしています。四隅が光量が落ちて黒くなっていますが、ケラれているわけではありません。35mmフィルム判換算で、おおよそ焦点距離38mm程度の画角となります。固定焦点なので遠景のみの撮影ですが、周辺まできれいに解像しています。

明るさを無理していないせいかもしれませんが、中央も周辺も良い感じに解像しています。

色乗りもなかなか良いレンズです。


 SONY NEX-3N+WOLLENSAK CINE VELOSTIGMAT 1inch F2.5


固定焦点なのであまり期待していませんでしたが、撮ってみると、APS-Cサイズまでカバーできる、なかなか優れたレンズでした。

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赤外線カラー写真を撮ってみた OLYMPUS編

2023-05-22 17:25:21 | Infrared Photography

先日ペンタックスK-30を使った赤外線カラー写真が、まあまあ良い感じに仕上がったので、他のカメラではどのような仕上がりになるのか、OLYMPUSミラーレス機で試してみました。オリンパスのミラーレス機は手振れ補正機構が備わっているので手持ちでの赤外線写真には好適と考え、OLYMPUS OM-D E-M1を使用しました。赤外線フィルターはWratten filter No.89Bを使いました。前回のペンタックスK-30と同様にカラースワッピングを行い、赤外カラー画像を得ましたが、仕上がりはかなり違った結果になりました。


 OLYMPUS OM-D E-M1+G 20mm F1.7 ASPH(Wratten filter No.89B使用)

いろいろ補正かけてみましたが、色の分離があまりきれいにできず、全体に単調な画像になってしまいました。OLYMPUSの他の機種でも同様の結果でしたので、センサー前のローパスフィルターの性能による差なのかもしれません。
また、ソニーのミラーレス機(NEX-3N、α33)でも試してみましたが、同様の条件で撮影しようとすると露光時間が秒単位になってしまい、手持ちでの撮影は無理でした。これらのソニー機は赤外域の感度がかなり低く、赤外線写真には向いていないようです。

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APS-Cサイズ一眼の標準レンズに好適 SIGMA HIGH-SPEED WIDE 28mm F1.8II

2023-05-13 15:46:15 | Lens made by SIGMA

今日のレンズは、シグマの明るい広角レンズ、HIGH-SPEED WIDE 28mm F1.8IIです。 

   レンズ構成   8群9枚
   最短撮影距離  0.3m
   フィルター径  58mm
   重量              285g
   発売年     1995年

初代のI型からは光学系の見直しと小型軽量化がはかられています。たしかに絞り開放での四隅の解像性は改善されている感じがします。2割ほど軽くなっているので持ち出しやすくなりました。この後継レンズである28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACROは、フィルター径77mm、重量500gという巨大なレンズになってしまい、簡単に持ち出すことができないレンズに変わってしまったので、このHIGH-SPEED WIDE 28mm F1.8IIは明るい28mmとしては貴重な存在となっています。
このレンズ、ただ一つ残念なのは、レンズ鏡胴の外装が経年劣化でベタつくことです。この個体もベタつきがありましたので、洗剤を含んだ布でふき取ったところ、鏡胴の文字が消えかかっています。

 

APS-Cサイズのカメラでは、35mm判換算で42mm位の画角になるので、古い設計ながら、今でも明るい標準レンズとして使えます。
絞り開放で撮影していますが、遠景では周辺光量落ちはわずかにあるものの、画面四隅まで十分解像しています。

 

絞り開放での近接撮影では、ボケも素直な感じで、好感が持てます。

 

最短撮影距離では、ここまで近づけますので、立体的な絵も撮れます。


 いずれも Pentax K-30+SIGMA HIGH-SPEED WIDE 28mm F1.8II 

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飛行機を背負って飛んでいます

2023-05-11 17:05:29 | A-mount by KONICAMINOLTA, SONY

同じ会社同士で背負っています。

異なる会社でも背負います。


        SONY SLT-A33+Minolta AF APO TELE ZOOM 100-300mm F4.5-5.6

2機同時進入がある羽田空港ならではの景色です。

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日本一忙しい空港

2023-05-09 23:23:12 | Lens made by TAMRON

東京の羽田空港は日本一離着陸の本数が多い空港です。この季節は午後3時を過ぎると南風運用になることが多くなります。B滑走路を南西方向へ離陸する旅客機と、北側からA滑走路とC滑走路への着陸機が次々とやってきます。

しばしば2機の旅客機が同時に進入して着陸していく姿も見ることができます。

 いずれもPentax K-30+Tamron AF18-250mmF3.5-6.3XR Di II

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赤外線カラー写真を撮ってみた

2023-05-06 23:05:45 | Infrared Photography

新緑の季節になると、赤外線写真を撮りたくなります。いつもはモノクロ仕上げが多いのですが、今年は赤外線カラー写真に挑戦しました。

今まで、どうしても思い通りにならなかったので、カメラを変えてみました。ということで、今回の撮影機材は、
 カメラ  :ペンタックスK-30
 レンズ    :smc PENTAX-DA 35mm F2.4 AL
 フィルター :Wratten filter No.89B(PENTAXゼラチンフィルターホルダー使用)

RAWで撮影し、現像ソフトでWBと露出調整したのちに、カラースワッピングで赤を青に、青を赤に入換えして、色調を微調整して出来上がりです。

まあ、なんとか赤外線カラー写真らしくなりました。今度はパノラマ風に仕上げてみました。

けっこう、いい感じです。他のカメラでも試してみようかと思います。

コメント (4)
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