今日も線路は続く。今日も走ります。
Pentax K-30+Tamron AF18-250mmF3.5-6.3XR Di II(Model A18) 銚子電鉄 犬吠-外川
今日も線路は続く。今日も走ります。
Pentax K-30+Tamron AF18-250mmF3.5-6.3XR Di II(Model A18) 銚子電鉄 犬吠-外川
アエロ・ロジックのB777F、007特別塗装機。ど派手な黄色のDHLカラーに007のロゴが入っています。
OM-D E-M1+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S. 撮影地:成田空港
先日の銀座松屋の中古カメラ市でジャンクとして購入したのですが、会場では慌てていたせいか、レンズ内の汚れを見落としていました。買って帰ってじっくり見ると、カビはないのですが、けっこうクモっていました。斜めに光線入れると前群の内側が汚れているように見えます。購入したレンズには、UNI AUTOシステムのキヤノンFLマウントが付いていました。
このクモリは撮影に影響するので、分解して清掃することにしました。前群が汚れていると考え、前から分解に挑みます。レンズ前面の銘板にゴム管を巻いて、ゴム製のツールで回します。
銘板を外した内側にカニ目があってそこから分解していくレンズが多いのですが、このコムラーのレンズは、銘板とともにレンズ前群がそっくり外れます。
外れた前群を見ると、内側に汚れが見えますので、前群の後ろからまず1枚ずつ外します。指でつまんで捻ったら、なんと後ろのレンズが外れました。前群の凹レンズの凹んだ内側が剥き出しになったので、汚れをクリーナー使って掃除しました。
これでお終いかと思ったら、さらに内側に汚れが残っているのが見えました。今度は前からカニ目を回して前群の最前の凹レンズを外すと、そのレンズの内側の凹んだ面が汚れていました。これもクリーナーで清掃して完了です。ようやくきれいになりました(写真撮るの忘れました)。
コムラーのレンズは、工具無しで分解できる箇所が多くて楽なのですが、それだけに汚れやごみが入りやすいという欠点がありそうです。コムラーのレンズはけっこうカビやクモリが出ているものが多いような気がします。
このレンズと同じものは、以前にも紹介していました。ついに3本目、こうやって増えていくのですね。今度、清掃済みのレンズで撮影してみたいと思います。
カメラ、レンズの分解は自己責任で行ってください。
昔の写真のデジタル化のシリーズ。四十数年前の北海道大沼の夕暮れです。
Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7 Kodachrome64
1986年に発売された、ミノルタのAFマクロレンズ AF MACRO 100mm F2.8(I型)です。
レンズ構成 8群8枚
最短撮影距離 0.35m(等倍)
フィルター径 55mm
重量 520g
初期型は、なかなか武骨なスタイルをしています。無限遠から等倍まで撮影できますが、側面にはフォーカスリミッターが付いていて可動域を切り替えることができます。
写りのほうはどうでしょうか。まずは遠景、かなりシャープです。
中距離ですが、ピント合ったところはシャープでありながら、後ろボケは柔らかさがあります。
マクロ領域では、ピントの合ったところはシャープです。
背後も、滑らかにボケています。極上の写りです。
シャープであると同時にボケがキレイという、さすが定評のある100mmマクロレンズです。
いずれもSLT-A33+Minolta AF MACRO 100mm F2.8
1960年代の初めに発売されたAUTO YASHINON 5cm F2です。
M42マウントの半自動絞りタイプになっています。半自動絞りとは、絞り環を動かすと絞られていくのが、マウント側の銀色のレバーを動かすと絞りが一旦開放になってピント合わせをします。シャッター切るときには元の絞りに絞られるという機構です。初期のM42マウントの一眼レフで採用されていた機構ですね。以前に紹介したPentax Auto-Takumar 35mm F3.5もレバーの形状は異なりますが同じく半自動絞りでした。
レンズ構成 4群6枚
最短撮影距離 0.55m
フィルター径 46mm
重量 227g
絞り開放で撮ると、背景のボケに少し口径食が見られて、ゆるかに廻っています。
至近距離では、少し柔らかい玉ボケが出ています。
ボケはやわらかいようです。心地よい個性というところでしょうか。
いずれもSONY α7+AUTO YASHINON 5cm F2
そろそろ北から紅葉の便りが届き始めました。昔の写真のデジタル化をしている中で、四十数年前の北海道の紅葉の写真が出ました。当時は鉄道とバスを乗り継いで苦労して奥地まで行きました。そんな思い出の景色です。
まずは、大雪山の紅葉。旭岳のロープウエイから見た景色です。
こちらは、知床五胡と夕陽に染まる知床連山。
Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7 Kodachrome64
以前に「撒き餌と呼ばれた可哀そうなレンズ」としてEF50mm F1.8 IIをご紹介しましたが、今回はアダプターを介してソニーのフルサイズで撮影してみました。
まず遠景ですが、ごく普通に写ります。
さて、絞り開放での近接撮影はどうでしょうか。若干の口径食が出ています。後ろボケがわずかにザワザワしているところもありますが、比較的おとなしい方かと思います。
いずれも SONY α7+EF50mm F1.8 II
フルサイズで絞り開放で近接撮影すると、レンズの個性が出てきますね。EF50mm F1.8 IIは撮って楽しいレンズです。