迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

コクーンが見えるモノクロームな街

2023-09-30 23:26:47 | Micro Four Thirds

素晴らしいモノクロ写真をアップしているブログに触発されて、モノクロでの撮影にトライしてみました。写真家の丹野清志さんの著書「気ままに、デジタルモノクロ写真入門」(※)に、パナソニック機がモノクロには好適と書かれていました。そういえば所有している古いパナソニック製のLumix G2にも、モノクロモードだけでも諧調違いで3種ありことに気が付きました。今までほとんど使ってこなかったので、本格的に使うのは初めてです。今回は諧調が豊かなB&W SMOOTHのモードを使いました。レンズは、故障したオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにRICOHのワイドコンバーター GW-1を付けて撮影しました。35mm判フィルムカメラ換算で21mmの画角になります。モノクロで撮ると、見慣れた新宿の街がとても新鮮に見えました。

数枚の写真をつなげてパノラマ写真にしてみました。

  Lumix G2+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R+RICOH GW-1

※:丹野清志「気ままに、デジタルモノクロ写真入門」ナツメ社、2019年6月4日 初版発行

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公園の芝生で昼休み

2023-09-27 17:50:25 | PENTAX-Q

ペンタックスのデジタルフィルターを使ってミニチュア風に仕上げてみました。

 Pentax Q7+02 STANDARD ZOOM 5-15mm F2.8-4.5 デジタルフィルター:ミニチュア 新宿御苑にて

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便利なペトリマウントのアダプターを作ってみた

2023-09-23 15:43:17 | Lens made by PETRI

先日ご紹介したペトリのEXTENSION TUBE SET、その中のレンズ側マウント部のパーツ(写真の左側)ですが、ペトリレンズをM42マウントカメラに装着することができるマウントアダプターになります。

このパーツを使って、M42ヘリコイドと薄型アダプターを組み合わせると、ペトリマウント/ソニーEのマウントアダプターが作れます。

以前に自作したペトリのマントアダプターに比べ、ヘリコイドを使って最短撮影距離を縮めることができます。ペトリの標準レンズはみな60cmが最短ですから、もっと近づけてなかなか便利です。

 

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ケロちゃんちのレンズ固定式レンズシャッター一眼レフ Kowa SE

2023-09-23 13:46:22 | Classic Camera

薬局のカエルのケロちゃんやフィールドスコープなどでおなじみの興和ですが、1960年代から70年代にかけて35ミリ判レンズシャッター式の一眼レフを販売していました。その中からKowa SE を紹介します。

  型式     :135判(24×36mm)レンズシャッター一眼レフカメラ
  レンズ    :KOWA 50mm F1.9(4群6枚)※1
  焦点調整   :0.7m~無限
  フィルター径 :49mm
  シャッター  :レンズシャッター SEIKOSHA-SLV
  シャッタースピード:B, 1-1/500秒 シンクロM,X,V
  ファインダー :ペンタプリズム式(固定)
  フォーカシングスクリーン:スプリットイメージ、マット
  露出計    :cds外部測光、指針表示
  フィルム送り :レバー巻き上げ、クランク巻戻し
  バッテリー  :1.3V HD水銀電池
  重量     :880g(実測)
  発売日    :1964年

ある中古店のジャンクコーナーにひっそりと置かれていたのを見つけました。てっきりレンズ交換できる機種だと思い込んで購入したところ、店を出て確認すると残念ながらレンズ固定の機種でした。
1960年代には、カメラメーカー各社からレンズシャッター一眼レフが発売されていました。その中でも力を入れていたのが、東京光学(現トプコン)と興和です。トプコンのレンズシャッター一眼レフとしては、レンズ固定式のPRとレンズ交換式のUNIREXを以前に紹介しました。

興和の一眼レフ機は本ブログでは初めての紹介となります。興和の35mmレンズシャッター一眼レフの歴史は、まずはレンズ固定のKowaflex、Kowaflex-E、Kowa SE、Kowa SETと進みました。レンズ交換式一眼レフとしては1965年からKowa SERシリーズが発売されます。 改造レンズとして紹介したSER 50mm F2は、このSERシリーズ用の交換レンズです。(※1)
このKowa SEは、正面から見てペンタプリズムの左側にcds露出計のセンサー窓があります。

軍艦部の上には余計なダイヤルもなく、かなりシンプルな配置になっています。

裏ブタ開けてみると、レンズシャッター一眼レフの特徴である、ミラー裏側に遮光板がついているのが見えます。


入手したKowa SE のシャッターは故障していました。そのうち分解して修理に挑戦してみようかと思っています。

<参考文献>
※1:谷村吉彦「35mmレンズシャッター一眼レフへの道(完結編)」『カメラレビュー クラシックカメラ専科 22』朝日ソノラマ、1992年9月25日発行、pp.117-127

コメント (2)
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ちょっとハレーション出てます SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8(FD)

2023-09-18 13:46:57 | Lens made by SIGMA

今日のレンズは、シグマのコンパクトな広角レンズ MINI-WIDE 28mm F2.8です。マウントはキヤノンFDマウント。

   レンズ構成    6群7枚
   最短撮影距離  0.22m
   フィルター径  52mm
   重量              224g

28㎜ F2.8というスペックのレンズですが、1978年にシグマは当時の最新技術を駆使してコンパクトな広角レンズMINI-WIDE 28mm F2.8を作り上げました。22cmまで寄れてマクロ的な使い方ができること、カメラメーカー製より安価なことも相まって、8年にわたって人気商品となったそうです。その後、レンズ構成が変更になったII型(MINI-WIDE II 28mm F2.8)にバトンタッチされました。(※1)

MINI-WIDE II 28mm F2.8がなかなか良い写りをするレンズでしたので、初代のMINI-WIDEはどんな写りをするのだろうかと、ちょっと期待していました。
入手した個体に若干曇りが出ているせいか、すっきりとした写りにはなりませんでした。光が当たったところはハレーションが出ています。

最短撮影距離付近では、ちょっともやもや感が残ります。

   いずれもSONY α7+SIGMA MINI-WIDE 28mm F2.8

以前に紹介したSIGMA WIDEMAX YS 28mm F2.8に比べると、格段に画質は進歩していますが、さらに改良されたII型に比べると、もう一歩というところでしょうか。

<参考文献>
※1:https://www.sigma-sein.com/jp/ohsone/28mm_1/(2023/09/18アクセス)

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祭りが始まります

2023-09-16 13:15:33 | Software

大神輿と大太鼓がやってきました。さあ、祭りが始まります。

 Pentax K-30+Tamron AF18-250mmF3.5-6.3XR Di II(Model A18) デジタルフィルター:ミニチュア

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便利なペンタックス純正ヘリコイドリング PENTAX Variable Close-up Ring

2023-09-10 11:19:28 | Mount adapter

今日のアイテムは、ペンタックスのSマウント(M42マウント)のヘリコイドリング、Variable Close-up Ringです。

もともとの用途は、SマウントのボディとSマウント(M42マウント)レンズの間に入れる接写用の中間リングで、リングの長さが可変できる便利なアイテムでした。ヘリコイドリングの一番縮めた時がペンタックスの接写用リング2号に相当、

伸ばした時が接写用リング3号に相当するそうです。

本ブログでは、改造レンズやマウント改造の際によくお世話になっているM42マウントヘリコイドリングですが、現在販売されているものではトミーテック社BORG製品中国製(Pixcoなど)のものが知られています。今日のアイテムは、これらの製品よりもかなり前の1970年代に旭光学から販売されていたものです。
50年前の中古品ですが、BORG製や中国製に比べても造りはかなり良い感じで、しっかりしています。ヘリコイドの動きは硬くもなくスカスカでもなく、ちょうどよい塩梅です。さすがは純正品、と思いました。
今後活躍してくれると期待しています。

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鮮やかな夕焼け

2023-09-08 22:53:04 | Lens made by TAMRON

台風で大荒れの日の前日、鮮やかな夕焼けを見ることができました。これは天気の悪化の前兆なんでしょうか。

  Pentax K-30+Tamron AF18-250mmF3.5-6.3XR Di II

 

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空を見上げると

2023-09-03 23:00:49 | Micro Four Thirds

空を見上げると、面白い形の雲が出ていました。そろそろ秋なのでしょうか。

  OLYMPUS E-PL3+BCL-0980(ドラマチックトーン)

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