YASHICA ML MACRO 55mm F4を持って公園で撮影です。
名残のアゲハ蝶が花に寄ってきました。
花のアップ、背景がきれいにボケてくれます。なかなか良いです。
柔らかい光があふれています。
いずれもLumix DMC-G2+YASHICA ML MACRO 55mm F4
このレンズ、マクロレンズにしては柔らかいように思えます。好きなタイプのレンズです。
YASHICA ML MACRO 55mm F4を持って公園で撮影です。
名残のアゲハ蝶が花に寄ってきました。
花のアップ、背景がきれいにボケてくれます。なかなか良いです。
柔らかい光があふれています。
いずれもLumix DMC-G2+YASHICA ML MACRO 55mm F4
このレンズ、マクロレンズにしては柔らかいように思えます。好きなタイプのレンズです。
今日は、とあるカメラ店で見つけた謎のレンズを紹介します。外観は、フィート表示の距離環がついた古いリングで、「Germany」の表示があります。そして中を見ると、何かレンズらしきものが嵌っています。改めてタグを見ると「自作レンズ」と書かれています。「Germany」の表示に惹かれて、なんだかよく分からないまま持ち帰ることにしました。
家に帰りじっくり見ると、ヘリコイド付きリングの中に、きれいに小さなレンズが嵌っています。市販品と言ってもおかしくないような出来です。
このヘリコイド付きリングですが、調べてみると、ライカのビゾフレックスシステムの「ショートヘリコイドZOOAN 16495」※のようです。カメラ側のマウントはL39になっています。もともとは Hektor 13.5cm F4.5などのヘッドをこのヘリコイドに装着してビゾフレックスに取り付けて使うもののようです。またこのアダプターを経由して一眼レフでも使えたようです。
そして内蔵されているレンズですが、中間リングやM42ヘリコイドリングなどと組み合わせて、撮影することができました。写真の組み合わせは、本レンズ+L39/M42アダプター+M42中間リング+M42ヘリコイドリング+M42/ソニーEアダプターとして、SONY NEX-3Nに装着した写真です。
実際にカメラに付属して撮影した結果から推定すると、焦点距離約70mm F6.3程度のソフトフォーカスレンズであることが分かりました。
光が当たっているところの滲み具合がなかなか素敵です。
近距離撮影時には前ボケがバブルボケ形状になります。
いずれもLumix DMC-G2+ソフトフォーカスレンズ
なかなか面白いレンズが手に入りました。こんなことがたまにあるので、カメラ店巡りは止められませんね。
※参考文献
林輝昭 「ビゾフレックス」を楽しむ 『カメラレビュー クラシックカメラ専科No.37 ライカブック’96』朝日ソノラマ、pp.60-67、1996年3月25日発行
岡谷光学機械のレンジファインダーカメラLord ⅣAから取り出したHighkor 4cm F3.5を持ち出して、公園で撮影をしました。
近距離の撮影では、背後の景色が気持ちよく廻っています。
少し逆光気味のシーンでは、よい具合にフレアが出ます。クラシックレンズの楽しさが味わえるレンズです。
いずれもSONY α7+Highkor 4cm F3.5
小西六(その後コニカ→現コニカミノルタ)のスプリングカメラのコニレット、以前にトップカバーが金属製のコニレットIIをご紹介しましたが、今回は1953年に発売された初代のコニレット「コニレットI」を取りあげます。
コニレットI
フィルム :30×36(35ミリ幅孔なしパトローネフィルム使用)
ファインダーカバー:積水化学製プラスチック素材(*1)
本体カバー :松下電工製ベークライト素材(*1)
フィルム給送 :手巻
シャッター :KONIX B・1/25~1/200秒
焦点調節 :前玉回転目測式
レンズ :Konitor50mm F4.5 (3群3枚)
フィルター径 :19mm
最短撮影距離 :1.0m
何と言っても目につくのが、ファインダーカバーの淡緑色のカラフルさです。ボディの濃茶色に映えて、なかなかお洒落です。なおコニレットIも形態的には5種のタイプが存在するようです。(*2) その分類でいうと、私の所有機はタイプI-2)にあたるようです。
付いているレンズはKonitor50mm F4.5。以前にも紹介しましたが、なかなか良い写りをします。
参考文献
*1:岡野芳太「コニレット同好会」『毎日ムック ’95カメラこだわり読本』毎日新聞社、pp.132-137、1995年8月25日発行
*2:正木正佳「コニレットI型は5種類あるのか?」『カメラコレクターズニュース』カメラコレクターズニュース社、1985年8月号、pp.1-10
世界最小レンズ交換式カメラのPENTAX Qシリーズの標準レンズ01 STANDARD PRIME 8.5mm F1.9です。Q7装着時には35ミリ判換算で焦点距離39mm相当の画角が得られる単焦点レンズで、高性能レンズシリーズでは唯一の単焦点レンズになります。
レンズ構成 5群8枚
最短撮影距離 0.2m
フィルター径 40.5mm
重量 37g
びっくりするほど小さく軽いレンズですが、これでも8枚のレンズが使用されています。
0.2mまで近寄れるので、撮影シーンが広がります。
焦点距離8.5mmですが、絞り開放ではボケが味わえます。
二線ボケは少なく、なかなかきれいなボケですね。
この小さなレンズは、スナップには最適なようです。
いずれも PENTAX Q7+01 STANDARD PRIME 8.5mm F1.9
PENTAX Qシリーズは本当に使いやすいデジタルカメラシステムです。旅行にどんなカメラを持っていこうかと考えますが、悩んで最終的にはPENTAX Q7を持っていくことになります。小さく、軽く、そして写りも抜群、こんなカメラは他にはありません。唯一無二の存在です。ぜひとも継続して販売してほしい限りです。リコーさん、よろしくお願いします。
オリンパスのハーフ判レンズシャッターカメラPEN-EESです。1962年発売開始で、当時の価格は11,800円だったそうです。世界初プログラムEEシャッターを搭載したカメラです(オリンパス株式会社のHP※の記載による)。
※https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/pen/pen-ees/ (2022/09/06アクセス)
型式 :135判(35mmフィルム)レンズシャッターカメラ
レンズ :Dズイコー 30mm F2.8
焦点調整 :ゾーンフォーカス(3点調節式)
ファインダー :ブライトフレームファインダー
シャッター :1/30秒、1/250秒、X接点
フィルム送り :リヤー・ワインディング・システム
セルフコッキング、自動巻止、二重露出防止、二重巻上防止
露出調節 :露出計による自動調節(EE)
フィルム感度:ASA10~ASA200
フラッシュ撮影用手動絞り:F2.8~F22
裏蓋開閉 :裏蓋取外し式
ボディカラーも明るいグレー色で、軽快で華やかな感じがします。
フィルム装填は、底部の大型ノブを立てて回して下に引くと、裏ブタと本体が分離するという、クラシカルなスタイルです。以前に取り上げたPEN-Sと同様の機構です。
なかなか、お洒落なカメラです。「かわいいカメラ」として人気があるのも良くわかります。
リス園の二ホンリスが、柵の上でじっと下を覗いています。
OM-D E-M1+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R