レンズ構成 7群8枚
最短撮影距離 0.2m(広角側)、0.3m(望遠側)
重量 70g
フィルター径 37mm
以前から気になっていたレンズですが、先日ある中古カメラ店で、ズームリングが頻繁に空回りするという理由で安く売られていたものを入手しました。家に持ち帰り何度かいじっているうちに、ついに鏡胴からリングが外れてしまいました。
まずは作業の前にリング内側と鏡胴外周の黒い汚れをティッシュを使って出来る限り落としました。リング内部を観察すると、どうもリングと鏡胴は接着剤で固定されていたようです。外れた原因は、かなり使ってくると、ヘリコイドのグリースがズームリング内に染み出してきて、徐々に接着力が弱くなり、ある時にリングが空回りすると、推定しました。ネットで検索すると、ズームリングの空回り故障の報告が多数出てきます。皆さん苦労されているようです。
修理方法としては、接着剤をもう一度塗って固定するのが早道ですが、変な接着剤使うと別の問題を起こす可能性もありそうです。いろいろ考えて、完治方法ではないのですが、両面テープで固定することを考えました。鏡胴に小面積の両面テープを何か所か貼り、そこにそっとリングをかぶせて固定することができました。
焦点距離は12-32mmで、35mmフィルム判換算で24-64mmの画角になります。24mmから始まるズームレンズなので、なかなか使いやすいレンズと言えます。
小型軽量で使いやすいレンズですので、いろいろ活躍してくれそうです。
※レンズの分解や自己修理や改造は、自己責任でお願いします。
OM-D E-M1+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.
OM-D E-M1+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.
パナソニックのマイクロフォーサーズの望遠ズームG VARIO 100-300mmF4-5.6MEGA O.I.S.です。2023/12月現在発売中の100-300mmはII型ですが、このレンズはI形で同じ光学系のようです。
レンズ構成 12群17枚
最短撮影距離 1.5m
フィルター径 67mm
重量 520g
35ミリ判換算で200-600mmに相当する望遠ズームレンズです。長焦点側が600mm相当ですので、かなりの望遠効果が得られます。飛行機写真やスポーツ写真に重宝するレンズです。これまで何度かこのレンズを使った飛行機写真をあげてきましたが、今回はスポーツ写真で活躍しました。
今シーズンのラグビーリーグワン2023-24の開幕戦、東芝ブレイブルーパス東京 vs 静岡ブルーレヴズの試合で撮影です。
OM-D E-M1+G VARIO 100-300mmF4-5.6 MEGA O.I.S.
さすが600mm相当の望遠ズーム、スポーツ写真にも好適なようです。
いつもの街角、モノクロームで撮ると新鮮に感じます。
いずれもLumix G2+G 20mm F1.7 ASPH.
新宿の新しいランドマーク、東急歌舞伎町タワー。大きな噴水が沸き立つような、斬新なデザインのビルです。新宿だけでなく大久保界隈からもそびえ立っているのが見えます。
Olympus E-PL3+G 14mm F2.5 ASPH.
今日のレンズはPanasonicのマイクロフォーサーズの準標準レンズ、Panasonic G 20mm F1.7 ASPH.です。現在販売中のものは外観デザインが変更になったII型ですが、このレンズとはレンズ構成が同一のようです。
レンズ構成 5群6枚
最短撮影距離 0.2m
フィルター径 46mm
重量 100g
レンズの厚みは少なく、いわばパンケーキレンズです。グリップから若干はみ出るくらいの厚さです。
小型軽量の明るい準標準レンズ、絞り開放から抜群の写りをします。ボケに硬さはなく、素直な感じのボケです。申し分のないレンズですが、唯一の欠点といえば、ピント合わせ時にレンズが前後することだけでしょうか。レスポンスが若干遅くなります。
遠景は絞り開放でも四隅まで完璧に解像しています。
近距離では、これだけボケが出ます。
後ろボケもかなりきれいな感じです。
豊かな諧調再現が得られるレンズですので、モノクロでも活躍してくれます。
いずれもLumix G2+G 20mm F1.7 ASPH.
素晴らしいパンケーキレンズです。おひとついかがですか。持っていて後悔しないレンズですね。
高層ビルが立ち並ぶ新宿ですが、歩いてみるとちょっと昭和を感じるような街並みも残っています。モダンからレトロまで何でもそろっている街をモノクロで撮影しました。それにしてもインバウンドの旅行客が多いですね。
西新宿1丁目交差点(甲州街道)
西口歩行者デッキ(閉鎖中)
西口 二番街通りと国際通りの交差点
思い出横丁
歌舞伎町交差点(青梅街道)
歌舞伎町セントラルロード
いずれもLumix G2+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R+RICOH GW-1
素晴らしいモノクロ写真をアップしているブログに触発されて、モノクロでの撮影にトライしてみました。写真家の丹野清志さんの著書「気ままに、デジタルモノクロ写真入門」(※)に、パナソニック機がモノクロには好適と書かれていました。そういえば所有している古いパナソニック製のLumix G2にも、モノクロモードだけでも諧調違いで3種ありことに気が付きました。今までほとんど使ってこなかったので、本格的に使うのは初めてです。今回は諧調が豊かなB&W SMOOTHのモードを使いました。レンズは、故障したオリンパスのM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RにRICOHのワイドコンバーター GW-1を付けて撮影しました。35mm判フィルムカメラ換算で21mmの画角になります。モノクロで撮ると、見慣れた新宿の街がとても新鮮に見えました。
数枚の写真をつなげてパノラマ写真にしてみました。
Lumix G2+M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R+RICOH GW-1
※:丹野清志「気ままに、デジタルモノクロ写真入門」ナツメ社、2019年6月4日 初版発行