迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

前玉外してマクロ専用レンズに変身 ~Minolta AF 35-70mm F3.5-4.5

2013-09-30 23:12:31 | A-mount by KONICAMINOLTA, SONY
 リサイクルショップで汚れたジャンクのレンズを見つけ入手してきました。Minoltaの標準ズーム AF 35-70mm F3.5-4.5です。
後玉が思い切り汚れていてレンズを通してみるとクモリ状態でしたが、クリーニング液でレンズ表面を清掃するときれいになりました。中玉にはクモリはないようです。
 一応使えるようになったのですが、この焦点距離はあまり出番がないので、前からやってみたかった前玉はずしてのマクロレンズへの変身をすることにしました。前からカニ目レンチで回すと1枚目が外れましたが、ついでに2枚目も落ちてきました。2枚目も外すと拡大倍率は上がるのですが使いにくそうなので、2枚目のレンズを落ちないようにマスキングテープで固定して完成です。


 Aは動いていますがピントが浅すぎて安定しませんので、MFで使うことにしました。MFで使うならアダプター介してG2につける方が使いやすそうです。レンズ前10cm位のワーキングディスタンスなので使い方は制限されそうですが、なんとか撮影は出来ました。身近にあった腕時計を撮影してみました。今度は外に持ち出して花でも撮影してみたいと思っています。


いつものことですが、レンズやカメラの改造は自己責任でお願いします。
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激動の時代を乗り越えて

2013-09-29 20:53:11 | Micro Four Thirds
   
     E-PL3+M Zuiko D 14-42mmF3.5-5.6IIR(ドラマチックトーン)
     内子座(愛媛県)
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マウントをつけてみた ~Konitor 50mm F4.5

2013-09-29 16:51:00 | 改造レンズ、マウント改造

コニレットの紹介をしたら、やはりKonitor50mm F4.5がどんな写りをするのだろうか、気になるところです。
先にご紹介したカメラのものではありませんが、同じレンズを10年ほど前にあるカメラ屋のセールで入手しました。
カメラから取り出されてていたレンズだけ販売されていたものです。
よく見るとシャッターがコニックスですので、コニレットI初期型のレンズのようです。


レンズのままではカメラに取り付けできないので、マウントをつけることにしました。
一眼レフ用マウント内径よりも小さいため、マウントにレンズを直接貼り付けはできません。
スプリングカメラ用のレンズですので、ボードとマウントを固定すれば固定できそうです。
次はマウント選び。色々試した結果、比較的フランジバックの短くかつ厚みの薄いマウントを探したらミノルタSRマウントとなりました。
もちろん以前にジャンクレンズを分解した時のパーツです。


無限遠調整もかねて、マウント径と同等の黒紙スペーサーを入れて固定しました。
前述のボードの大きさの制約により、マウント面に接するのは黒紙となります。
紙と金属の接着なので、色々悩んだ末に、両面テープでの接着方法におちつきました。
この方法ですと各パーツは再生可能になります。失敗してもやり直しも出来るという利点もありますので。
先ほどの輪で後からねじ込んで固定することで、改造レンズのできあがりです。
輪をしっかり締めればぐらつくことはありません。強度も大丈夫そうにみえます。


NEXにつけて撮影してみました。


  ちょっとピンとの山が掴みにくい感じがします。
  60年前のレンズですが、けっこうしっかり写ります。
   

   

  若干のオーバーインフィに設定しているため、最短撮影距離は1.2m程度のようです
  開放F値が4.5ですのでボケはさほど期待できませんが、最短撮影距離ではこんな感じのボケになります。
   
    いずれも NEX-5+Konitor 50mm F4.5

また一つおもちゃが増えました。

★ ※いつものことですが、レンズやカメラの分解や改造は自己責任でお願いします ★

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日没前のブルーインパルス

2013-09-28 23:44:54 | Micro Four Thirds
本日9/28の国体開会式でのブルーインパルス

 E-PL3+M Zuiko D 14-42mmF3.5-5.6IIR(ドラマチックトーン)  味の素スタジアム付近
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しっとりとした色調  ~CANON New FD 28mm F2.8

2013-09-25 23:30:18 | FD,FL, EF lens made by CANON
久しぶりに持ちだした軽量小型の広角レンズ、CANON New FD 28mm F2.8
m4/3につけると35ミリ換算で56mmのほぼ標準レンズになります。


 Lumix G2+New FD 28mm F2.8
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新宿は超広角レンズが似合う街  ~CANON WIDE ATTACHMENT WA-30.5

2013-09-23 23:23:37 | フロントコンバージョンレンズ
新宿には超広角レンズが似合います。


   
    IXY 900SI+CANON WIDE ATTACHMENT WA-30.5
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「一家に1台」かわいいファミリーカメラ  ~コニレットII

2013-09-21 23:48:41 | Classic Camera

小西六(その後コニカ→現コニカミノルタ)が1953年に販売開始したファミリーカメラ「コニレットI」、
専用パトローネに入った35mm無孔フィルムを使用するかわいいカメラでした。。
今回ご紹介するコニレットIIは、シャッターがコパル製に、トップカバーを金属製に変更した機種で、1956年に発売されました。


裏蓋は全部が外れます。


誇らしげな「Konilette」の銘板


コニレットII
フィルム 30×36(35m/m孔なしパトローネフィルム使用、樹脂本体)
フィルム給送 手巻
シャッター コパルB・1/25~1/200秒
焦点調節 前玉回転目測式
レンズ Konitor50mm F4.5(3群3枚)
フィルター径 19mm
最短撮影距離 1.0m


あるカメラ屋のジャンク棚にありました。
デジタルに移行してからはクラシックカメラは購入しないようにしていましたが、純正フードとフィルター付だったので
思わず購入してしまいました。もちろんシャッター故障品です。
これが純正フードです。
桜に六のマークが付いています。


フードをつけると、格好良いでしょう。

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雨の錦帯橋

2013-09-15 11:21:00 | Micro Four Thirds

  E-PL3+M Zuiko D 14-42mmF3.5-5.6IIR
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ドラマチックに撮ってみた ~白壁のまち「内子」

2013-09-15 11:14:57 | Micro Four Thirds







  E-PL3+M Zuiko D 14-42mmF3.5-5.6IIR
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白壁の街並み「内子」

2013-09-15 11:00:54 | Micro Four Thirds
愛媛県の内子町は、木蝋で栄えたまちで、白壁が続く静かな古い街並みがとてもよいところです。




古い醸造元の看板


和蝋燭や


こんな風情のある金物屋もあります

  E-PL3+M Zuiko D 14-42mmF3.5-5.6IIR
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桟敷席がある古い芝居小屋 ~内子座(愛媛県)

2013-09-14 23:34:07 | Micro Four Thirds
大正時代に建てられた歌舞伎劇場です。古き良き時代の芝居小屋の風情があります。
内装は旧金毘羅大芝居(金丸座)によく似ています。

   正面入口
   

   屋根の上には、きつねが
   

中は桟敷席になっています

     E-PL3+M Zuiko D 14-42mmF3.5-5.6IIR
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ずっしりしているが軽量な望遠マクロ ~SIGMA MACRO 1:2.8 f=90mm

2013-09-07 23:31:46 | Lens made by SIGMA
久しぶりにSIGMA MACRO 1:2.8 f=90mmを持ち出してみました。
今日は、マイクロフォーサーズ機G2に付けて撮影してみました。

   DMC-G2+SIGMA MACRO 1:2.8 f=90mm
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極小ワイドコンバージョンレンズ ~CANON WIDE ATTACHMENT WA-30.5

2013-09-03 23:01:05 | フロントコンバージョンレンズ
いつものカメラ屋のジャンクコーナーで、小さなフロントコンバージョンレンズを入手してきました。
CANON WIDE ATTACHMENT WA-30.5と書いてあります。調べてみると10年ほど前のデジタルビデオカメラFV40用のワイドアタッチメントレンズとのこと。口径30.5mmなのでPENTAX-110の18mmのフロントにつけてみたが、ピントが合いません。こりゃ失敗したかと焦りましたが、コンデジのレンズの前に押し当ててみると、何とかピントが合いました。いろいろなコンデジで試してみた中で、IXY900ISのレンズにかぶせるとぴったり嵌ることがわかりました。


僅かに周囲がけられ、少し画質低下しますが、その他の部分では画質低下も少なく、何とか使えそうです。


0.6倍なので35ミリフィルム換算で16.8mmの広角となりますが、周囲が歪曲するので擬似魚眼レンズのようです。


   
     IXY 900SI+CANON WIDE ATTACHMENT WA-30.5

またおもちゃが一つ増えました。
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軽くてよく写る標準レンズ ~Minolta AF 50mmF1.7

2013-09-02 23:13:03 | A-mount by KONICAMINOLTA, SONY
ソニーのαシリーズに使える、小型軽量の標準レンズ「ミノルタのAF 50mmF1.7」です。


 レンズ構成 5群6枚
 フィルター径 49mm
 最短撮影距離 0.45m
 重量 170g

今回はαボディーではなく、マウントアダプター介してマイクロフォーサーズ機で撮影してみました。意外でしたが、距離リングでのピンとあわせもやりやすく感じました。G2の小さなボディーとよくマッチングしています。

まずは最短撮影距離で。きれいなボケになりました。


  開放F値では少しハロが目立ちますが、ちょっと絞ると消えてきりっとした絵になります。
  


  標準レンズは、明るい開放F値が使え、色々なシーンでボケを堪能できます。
  

何年かぶりの使用ですが、見直しました。なかなか好きなレンズになりそうです。
久しぶりに明るいF値で撮影を楽しむことができました。
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マウント変更の過渡期に出現したレンズ ~SMC Pentax 1:1.8/55

2013-09-01 21:09:42 | K mount by PENTAX
PENTAXがマウントをM42からKマウントに変更した最初の時期の標準レンズ、SMC Pentax 55mmF1.8です。


  SMC Pentax 1:1.8/55
   レンズ構成 5群6枚
   最短撮影距離 0.45m
   フィルター径 52mm
   重量 221g

焦点距離もM42時代のSMC Takumarと同じf=55mmを踏襲しています。ただしフィルター径はSMC Takumar時代の49mmから52mmにサイズアップして、それに伴い少し胴回りも太くなっているようです。

さて写りのほうはいかがでしょうか。
まずは最短撮影距離から


前ボケと後ボケを入れて
  
    いずれもDMC-G2+SMC Pentax 1:1.8/55

なかなかボケのきれいなレンズです。もう少し使い込んでみたいものです。
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