迷レンズ探訪

あまり陽の目を見ないレンズやカメラを取り上げていきます。

四十数年前のカナディアンロッキーの風景

2024-07-07 22:56:54 | フィルム時代
昔の写真のデジタル化を進めています。今回の写真は、カナダ・アルバータ州ジャスパーの周辺で撮影した1980年夏の景色です。MFの一眼レフに28mm,55mm,135mmの3本のレンズを持って行った記憶があります。フィルムは、コダックのリバーサルフィルム、エクタクローム 64(EPR)。現像後はスライド専用のアルバムで保管していましたが、退色はかなり少ないような気がします。そのスライドを、Nikon Slide Copying Adapter ES-1を使ってデジタル化しました。

 Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7  Ektachrome64  撮影地:Peyto Lake

はるか昔の撮影ですので、どこで撮影したのか、だいぶ記憶が曖昧になっています。山の名前、湖の名前などの地名が思い出せません。でも最近は、Google MapとGoogle Earthのおかげで、撮影地がわかるようになりました。地図上をクリックすると、ストリートビューやそこで撮影した写真(動画も)が出てきます。自分が撮影した写真と見比べていると、同じような景色が映っている写真が見つかり、「ここで撮影したんだ」というのガわかり、うれしくなってしまいます。場所が特定されると、その前後の記憶も少し戻ってきました。

 Minolta SRT101+MC W.ROKKOR-SG 28mm F3.5   Ektachrome64  撮影地:Pyramid Mountain at Patricia Lake


 Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7  Ektachrome64  撮影地:Maligne Lake

それにしても、ここ四十数年で、氷河がかなり後退しているのがよく分かります。温暖化は確実に進んでいますね。あらためて実感しました。

 Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7  Ektachrome64  撮影地:Mount Edith Cavell
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霧がやってきた

2020-11-02 23:16:33 | フィルム時代

昔の写真をちょっとずつデジタル化しています。米国西海岸、山の上からサンフランシスコの街を遠望しました。太平洋(右側)からサンフランシスコ湾(左側)に霧が入ってきます。金門橋はすでに霧の中(画面中央より右側)。この後しばらくすると街も霧に覆われます。これが名物「霧のサンフランシスコ」です。

  Minolta SRT101+Soligor 135mm F2.8  Kodachrome64

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北海道大沼の夕暮れ -昔の写真から

2020-10-16 18:26:09 | フィルム時代

昔の写真のデジタル化のシリーズ。四十数年前の北海道大沼の夕暮れです。

  Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7  Kodachrome64

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北海道の紅葉 -昔の写真から

2020-10-04 18:17:13 | フィルム時代

そろそろ北から紅葉の便りが届き始めました。昔の写真のデジタル化をしている中で、四十数年前の北海道の紅葉の写真が出ました。当時は鉄道とバスを乗り継いで苦労して奥地まで行きました。そんな思い出の景色です。

まずは、大雪山の紅葉。旭岳のロープウエイから見た景色です。

 

こちらは、知床五胡と夕陽に染まる知床連山。

  Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7  Kodachrome64

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昔のトドワラの景色

2020-09-26 23:51:46 | フィルム時代

昔の写真のデジタル化をちょっとずつ進めています。その中から、今はもう見ることができない景色を取り上げてみます。北海道の道東の野付半島のトドワラです。トドマツの枯木が立ち並ぶ、地の果てという感じの風景でした。この写真は1977年に撮影したものですが、最近の景色をネットで見ると、どうも立木も枯木もほとんど無くなっているようです。あと数年で消滅するかもしれないとの話も出ていました。

 Minolta SRT101+MC W.ROKKOR-SG 28mm F3.5  Kodachrome64

今は鉄道の空白地帯になっている道東の標津町ですが、当時はまだ国鉄の路線がありました。訪問した時は、根室本線厚床駅から標津線支線に乗り、日本一広い村といわれた別海村の原野の中を通り、中標津駅で乗換えて根室標津駅まで行きました。海の向こうには国後島も見え、最果ての街に来たなという思いがしました。駅前で宿泊して翌朝にバスで野付半島に行ったという記憶があります。街も自然も40年たつとずいぶんと変わってしまうのですね。

   

    Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7  Kodachrome64

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坂道とケーブルカー

2020-09-19 23:47:33 | フィルム時代

昔の写真をちょっとずつデジタル化しています。今から40年以上前のサンフランシスコで撮影した、急坂を行くケーブルカーです。さすがコダクロームは退色性に優れています。いまだにきれいな色を保っています。

  Minolta SRT101+MC Rokkor PF 55mm F1.7  Kodachrome64

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凍てつく駅

2020-09-14 17:59:48 | フィルム時代

昔の写真をちょっとずつデジタル化しています。今から47年前に北海道で撮影したネガが出てきました。凍てつく駅に蒸気機関車が引く旅客列車が入ってきました。機関車のテンダーに動労が書いたスローガンが見えます。そういえばそのころは国鉄のストがよくありました。せっかくの蒸気機関車なのに落書きばかりでがっかりした記憶があります。

  Minolta SR-T101+MC Rokkor PF 55mm F1.7  Kodak TRI-X  撮影年月:1973年3月 撮影地:函館本線 森

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香港が輝いていた頃

2020-09-07 18:29:34 | フィルム時代

ずいぶん前にリバーサルフィルムで撮影した写真を、少しずつデジタル化しています。中国に返還される前1985年頃の香港の写真が出てきました。今、香港はいろいろ大変な時代になってしまいましたが、この頃は世界で最もエネルギッシュな街でした。一番輝いていた頃だったように思います。

 

 Minolta X-7+MD ZOOM 35-105mm F3.5-4.5  Kodachrome64

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北アルプス大パノラマ-1985夏

2016-04-23 22:38:29 | フィルム時代
今から30年ほど前、槍ヶ岳-大天井岳-常念岳と縦走した時に写した写真です。2枚の写真を無理やりつないでパノラマ風にしています。天気に恵まれた縦走でした。

  Minolta X-7+MDRokkor 35-105mmF3.5-4.5 Extachrome64
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これぞサンフランシスコ ー1979年

2015-12-29 17:41:29 | フィルム時代
懐かしい写真シリーズ。
昔のスライドを、Nikon Slide Copying Adapter ES-1を使ってデジタル化しています。
ケーブルカーとサンフランシスコ湾。沖に見える島は監獄として有名だったアルカトラズ島が見えます。これぞサンフランシスコの景色。初めての海外でした。1979年です。フィルムはコダクロームを持って行きました。

  Minolta SRT101+MC Rokkor55mmF1.7 Kodachrome64
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雪晴れの朝-1985冬

2015-12-20 21:07:39 | フィルム時代
懐かしい写真シリーズ。
昔のスライドを、Nikon Slide Copying Adapter ES-1を使ってデジタル化しています。昔住んでいた家のベランダから見た景色。たしか1985年の冬の大雪の翌朝。きれいに晴れて、富士山がきれいに見えます。

  Minolta X-7+MDRokkor 35-105mmF3.5-4.5 Extachrome64
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1986年の三陸鉄道北リアス線島越駅

2015-12-13 21:06:47 | フィルム時代
昔の写真を整理していたら、こんな写真が出てきました。
1986年の三陸鉄道北リアス線島越駅です。青いドームの屋根がお洒落でした。
北リアス線開通から2~3年しか経っていないころです。
この駅舎も、このホームも、先の震災の巨大津波で消失してしまいました。
今は、高台に新駅舎が出来ているとのことです。

  Minolta X-7+MDRokkor 35-105mmF3.5-4.5 Extachrome64
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井の頭公園の茶屋

2008-11-16 21:16:44 | フィルム時代

吉祥寺駅から丸井の横を通って井の頭公園に入ると、七井橋のたもとに茶屋があります。
左側の茶屋は、今はリニューアルされて小ぎれいな店になっていますが、以前は、
いかにも池の畔の茶屋、という風情でした。
先日、掘り出したリバーサルの中に、その茶屋が写っていました。

 Hexar 35mmF2 SRM

この頃は、Hexarをよく使っていました。
よく写るレンズでしたね。
特に絞り開放での描写が、とても素晴らしかった、と記憶しています。

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中野の古い建物

2008-11-10 23:51:12 | フィルム時代

机の中を整理していたら、懐かしい写真が出てきました。
中野駅北口のフジヤカメラから旧日東商事(2021年は栃木県に移転)へ至る裏道、通称ふれあいロードの途中、中野ブロードウェイの裏に、この古いアパートがありました。
中古カメラ中毒の人ならご存知の道です。

アパートの名前は「サキガケ荘」
右からの文字、2階部分のアーチが怪しい魅力を漂わせていました。
    
      2000年8月撮影

戦前の建物でしょうね。
この撮影から2年ほどで取り壊されて、今ではマンションに変わっています。

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